昨日の朝日新聞夕刊には、ニューヨークを拠点に活動しておられるマリンバのヴィルトゥオーゾ名倉誠人さん、とセットでコンサートが紹介されました。
取材中に、記者の星野さんが「名倉さんとは正反対でおもしろい」とおっしゃっていたので、どんな記事になるのか、楽しみにしていました。
「一線級のマリンバ奏者が、相次いでリサイタルを開く。片や古典回帰、片や新作と手段は違うが、楽器の可能性を開拓する点では共通している(星野学)」
ということで、
ほら、セット。
名倉さんは「作品の委嘱費を後援会員がお金を出しあった基金から出す」ということが話題の一つになっていました。わたしは...「こつこつためた貯金から出します」(笑)でも、初演した後は、オープンです。「私も弾きたい!」と問い合わせがあれば、どんどん弾いてもらっています。その方が「作品が育つ」から。個人で委嘱するのは、大変ですが、大作曲家から思わぬ「おまけ」がついてきたり、という醍醐味もあります。(笑)
ところで、この、記者の星野さんと会う度になぜか「もし私が星野さんと小学校で同じクラスだったら、絶対、学級委員長に推薦する!」と思います。
優秀な頭脳で問題を解決し、クラスを楽しくしてくれそうな感じ、なのです。「星野学」というお名前も学級委員長、っぽくて好きです。
今回の記事も、楽しく締めてくださいました。
「シンプルで威圧感を与えない曲ばかりなので、にっこり笑って聴いてほしい」