鶴見俊輔・加藤典洋・黒川創『日米交換船』(新潮社)を読んだ。
買った時に、パラパラと見た後、いずれゆっくり読もうと思いながら、4年間書棚に飾ったままになっていたもの。
私の木琴(=平岡養一の木琴)も、戦時中この「日米交換船」に乗って帰ってきたはずなのだから「日米交換船」には大変ご縁があるわけで。
それにしても、約500ページ。黒川創の参考資料のページだけで10ページ。読む方にも気合いのいる本でした。
船が赤道を通る日、船内では「赤道祭」と称したコンサートが開かれ、平岡養一もそこで木琴を演奏したそうです。
ところで、この本の装丁は一目見て、平野甲賀ですが、『マリンバ練習帖』の装丁はもちろん谷本さんです!
はい!見本が出来上がりました。
(見本ですので、現物とは少々異なります。)
2月4日発売開始予定です!
マリンバをやっておられる方は少ないと思いますが、マリンバの楽譜はご覧の通り五線譜に書かれていますので、ピアノで弾いてみることも可能です。
挿絵がとってもかわいいので、楽譜が読めない方にもお薦めです!(笑)