ここのところ、クローズドのコンサートが続きます。
次回、初めて演奏するのが、山田耕筰の「からたちの花」。
平岡養一さんが使っておられた昭和3年発売の、これもレトロな楽譜です。
平岡さんが、アメリカの伴奏者に説明するためでしょうか。
Karatachi no Hanaが説明されています。
この楽譜には「はしがき」というのがあって、そこに山田耕筰自身の言葉で、アレンジのこだわりというか、思いが、つづられています。
「いつの時代もそうだよね」というキブンが読み取れ面白いです。
『「よき趣味に於て」整へるために充分の力をそそいだつもりであります』というこの編曲。大変美しいです。
「はしがき」にご興味のある方は、こちらのPDFでどうぞ。
最後に業務連絡
平林さん、楽譜送ります。遅くなってごめんなさい。