製作所日誌

待ち合わせ。

今日は、ここのお宅の前で待ち合わせ。
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今日からはリノベーション・チームに岩野さんも加わってくださいました!

実は、うちの近くのこの立派なお家が取り壊され新築マンションが建てられるという看板が出ており、「えっ、このお家は全て廃材として捨てちゃうの?」とびっくり。
ほんとにそうなら、あまりに、もったいない!!
思い切って、看板にでていた設計事務所の連絡先に電話して、どうされるのかお尋ねしたところ、なんと、使えそうなものをわけていただけることになりました!
(このへんは話せば長いので、落ち着いてまたの機会に。)

で、今日は、総勢8名で見学。

雨上がりはお庭の緑もきれい。
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本当に立派な作りのお宅で、建具など、どれを見てもため息もの。
そんななかに、こんなにかわいいガラスもありました。
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築大正11年。手入れが行き届いていて、素晴らしいお家です。
屋根裏部屋で見つけた張り紙。「雑然、乱雑に置かぬ様、整然と置いて下さい」先代さんが書かれたそうです。さすが、きっちりしたお家です。
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備え付けのレトロな大型金庫とか、すごかった。
見るモノなんでもめずらしく
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とにかく、こんな感じでもりあがりました。
ueda_bote.jpg
ほんとにすごい、床板や、屋根裏の梁や、大正時代のガラスは、そのうちにあらためて紹介できると思います!

昼には、家に戻って作戦会議。

ところで、昨年末に購入し、東京の斉藤楽器製作所で預かってもらったままになっていたDeaganのヴィンテージザイロフォン(木琴)。斉藤楽器の貝沼さんが昨日届けてくださり、苦労して運び入れてもらったのですが、
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Degan_b.jpgDeagan_c.jpg
家を解体するにはやはり...
で、今度は岩野さんが預かってくださることになりました。
また私の「お世話になります人生」に新たなページが加わってしまいました。これで、岩野さんちのみずきちゃんが木琴奏者にでもなってくれると、ストーリーが展開するんですが(笑)

みなさん、興味津々。
というか...ケースの構造把握中。
この5年間で、特に黄瀬さんは、持ち主の私より木琴に詳しくなられたかもしれません...
Deagan_mina.jpg
展開が早く、毎日いろいろあります。
明日は、解体前の状態を平野さんに撮影していただき、14日には解体がスタートです。
解体は、業者さんではなく、岩野さん・谷本さん・黄瀬さん・川合さんで、やってくださることになっています。

不動産屋さんが「ここを壊すのは、やっかい」とおっしゃっていた部分。岩野さんは「あっ、これは、簡単です」って。
すごすぎる、みんな。

2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

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