製作所日誌

2010年4月アーカイブ

明日はコンサート。

5時から、最後のリハーサルで京都堀川音楽高校に行ってきました。
高校生達、がんばっています!
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明日のコンサートは、チラシを作る前に満席になったとか。
で、今日、いただきました。(笑)
がんばろっと。
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天使突抜367 上田さんへ

月曜日はお昼間に平林さんとリハーサルをして、夜に「天使突抜367」の見積もり検討会。
堀川くんと池上くん、そして谷本さん。
20時に集まって24時まで。
なんかいろいろ頭を抱えることがある...
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今日は一転、楽しい時間。
13時に、上田さん前集合。
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今回のリノベーションの醍醐味のひとつは、この解体される上田さんの建物の木材をいただいて利用すること。
今日は、具体的に、ホントに、どの部分をいただいて利用するかを決める日。決定したモノにマークしていく。
堀川くん、池上くんに谷本さんと川合さん、黄瀬さんは大学の授業があって欠席。いつのまにか、大工の大下さんも仲間入り。古材バンクの瀧澤さんも立ち会いに来てくださいました。
この「とゆ」素敵。
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この「郵便受け」も、かっこいい。
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この「鉄の蓋」も味があります。

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大正時代に建てられたものなので、ガラス類も今では到底作れないモノがたくさんあります。
なんともかわいいガラス。ここにもマークを。

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堀川くんは、畳の下から極上の素材を発見しました!
これでうちの床も安泰です。(笑)

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大下さんはご自身用に神棚も。
ずっと大切にする!そうです。

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週末

土曜日は、鉄斎堂で父と待ち合わせ。
恒例の「近代絵画作品展」をのぞく。
大家の作品もいわば無造作に販売されているのが面白い。
この催しは大好き。
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で、ぎゃらりぃ思文閣「木田安彦の世界」展レセプションへ。
木田さん60年代の作品、おちゃめでかわいらしかった。

帰りに、大和大路古門前の骨董屋さんにぶらっと入る。
初めてのお店。
センスいい。
久々に欲しいと思うモノと出会う。
昭和初めの銅製の花器。
モノが増えすぎて倉庫がわりの家を買うはめになったので、これからは不用意にモノは増やさないと思っていたのだけれど、「コレ新しい家に似合うな...」などと思ってしまうワタシ。
だめだめ。
どうしようもないです。
あっ、まだ買っていません。(笑)




昨夜。

昨夜は、チェンバロ奏者三橋桜子さん、CD「ネオ・バロック」発売記念のコンサートに行く。安定感のある技術で、音楽的にも素晴らしい演奏でした。

それにしても、チラシも見ず「今日、そういうのがあったなぁ」とふらっと出かけたので入場料1500円にはびっくり。安っ。

ご主人のP.エスカンデさんが作曲家で、彼によるチェンバロのための作品も演奏された。どこかピアソラを思わせる響きだなと思ってプロフィールをみると、アルゼンチン生まれだった。(笑)
1部は、チェンバロ・ソロとエスカンデさんとの連弾。
2部は、モダンピアノで、モーツァルトのソナタからスタート。
チェンバロからいきなり時代を超えたその響きに違和感を覚えた自分に、成長を感じた(笑)
メインは、シューベルトのファンタジー。
チラシを見ずに出かけた私にとっては「懐石料理を食べるつもりで出かけたら、メインがステーキでした」みたいなコンサートとなりました。(笑)
それにしても、チェンバロとピアノではタッチが全く異なるはずなのに、一晩で両方。
耳とセンスと運動神経がいいんだろうな、と思う。

アルティからぶらぶら、ではなく、早足で歩いて帰る。
途中で寄り道。ドラッグストアで歯ブラシを買い、大垣書店で本を買い、スーパーでヨーグルトを買う。
こんな本を買ったけれど、何か共感できることはあるのかな...
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高校生と

今日は、京都堀川音楽高校のホールにて、5月1日、移転記念オープニングのコンサートで共演する在校生と初めてのリハーサル。
300席、豊かな残響が印象的なホール。
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私が高校生の頃よりずっと優秀。
さきちゃん・かんなちゃん・あすかちゃん。
娘のような年の、かわいい後輩達です。
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あと2回の練習で、ぐんぐんよくなりそうで、楽しみ。


天使突抜367 設計プレゼン

今日は、13時から堀川くんによる設計のプレゼン。
設計図のみならず、模型も作ってきてくれました!
谷本さんの反応が気になる様子の堀川くん。
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設計図を見ながら、みんなで、ああでもない、こうでもない...
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今日のおやつは、男子向き甘さおさえめ「おぜんざい」。

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現場にうつって、設計図を見ながら、またどうする?って相談。

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堀川くんの設計、よくできてるよね、と話が収まりました。とはいえ、少し、手直ししていただくところもあるので、これから急いで再調整です。
堀川くん、あんまり寝ていないみたい。
おつかれさまでした!
本日、解散したのは18時でした。
ありがとうございました!

この模型がホントの家として完成するのが楽しみです!

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そうだったのか...

○そうだったのか・その1

15日は久しぶりにイシハラホール。
ステージマネージャーの瀬口さんに「94年以来です」と言われ、そうだったのか...
そういえば、大阪はフェニックスホールばかりかな...
覚えていていただいてうれしかったです。
94年のリサイタルで何を弾いたかなど、詳しくは思い出せないけれど、戎洋子さんとの共演。楽屋に運ばれてきた一口サイズのかわいいサンドウィッチが、あまりの緊張で食べられなかったことを覚えています。
今でも、かなり緊張するので、本番前は「早く家に帰りたい...」という気分にもなることもあるのだけれど、まぁ舞台に出てしまえば、なんとかなるようになったかな。

今回のコンサート。
ピアノの平林さんにとっては新しい曲でちょっと大変だったと思うのですが、本番はとってもご機嫌な演奏でした。今回の平林さんは、どこか、試合に合わせて調整してくるスポーツ選手のように見えました。おつかれさまでした!
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ステマネ瀬口さんは、搬入・搬出からセッティングその他いろいろ、さすがな動きでフォローしてくださり気持ちよく演奏できました。帰りには瀬口さんと記念撮影。
こちらもおつかれさまでした。

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○そうだったのか・その2

17日は、松園さんとの共演。
会場に行って、そうだったのか....

今日の仕事はこんなこと、でした。
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「楽しい演奏とおしゃれなトークを楽しみにしています」とお手紙をいただいていたのですが「おしゃれトーク」とは知りませんでした。(笑)
おしゃれについてトークするのか、おしゃれな雰囲気でトークするのか、ちょっとあやしかったですが、無事90分、演奏とお話しをさせていただきました。

おしゃれトーク中。(笑)
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松園さんのピアノは、これまたゴキゲン。きてもらいたいところにぴたっときてくれたり、「そうきたか!」とうれしくなったり、弾きながら惚れてしまいそうになりました。(笑)
この日、弾いたリストのハンガリアンラプソディ。今年、岡山フィルハーモニック管弦楽団と何度かの本番で共演させていただきます。
現在、松園さんにマリンバと2管編成オーケストラ用のアレンジをお願いしています。
こちらも楽しみです。


通崎睦美マリンバリサイタル

家のデザイン。

「天使突抜367」がどんな様子になるか、というかどういう風にするか...
壊してから考えようということで、今考えています...

生まれたときから住んでいる場所は変わっていないのですが、30年ほど前に家を建てなおしています。昔の家がどんな様子だったか、参考までに思い出したくて写真を探していたらようやく一枚見つけました。
考えれば、自宅の玄関で写すことってあんまりないですよね...

むつみ、です。

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毎日いろいろ

昨日は、松園くんと、17日のコンサートのリハーサル。
今日は、平林さんと、15日のコンサートのリハーサル。
練習と本番の日程が逆転すると、曲を仕上げる優先順位がビミョウで、少々混乱。

今日は、大下さんと、古材バンクの瀧澤さんが、「天使突抜367」に立ち寄ってくださいました。
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書ききれないほど、毎日いろいろな展開があります。
「天使突抜367」は18日に設計の堀川くんによるプレゼンがあり、詳細が決まる予定。

ところで、今日、決めたこと一つ。

8月31日京都府立府民ホールアルティでのリサイタル(京都音楽教育の会主催)のサブ・タイトル。
「通崎睦美マリンバコンサート
  〜道がないところにも道がある」

ピアノは平林知子さん。
林光作曲「道がないところにも道がある」という曲を弾くことにした、ということなのだけど...
聴いたことはあるけれど、弾いたことはないので、まずは、林光さんにお願いして、楽譜を送っていただくところからのスタート。
その他も、ちょっと面白いプログラムを考えたいです。



緑の色

末富さんの羊羹「春爛漫」。
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昨日、控え室の窓から見えた東山の緑を思い出しました。

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赤帽の山田さん

今日の本番。
楽器を搬入するのに、会場の扉を開け、ギョッとしました。
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一面、いす!
右上にマリンバ、見えますか〜
「1500人のホール」と思えばそんなに違和感はないはずですが、1500脚のパイプイスというのはやはり圧巻でした。
今日は、この会場で「君が代」他、を弾きました。イデオロギーとかなんとかはさておき、リクエスト曲だったので...
これまで「君が代」は弾いたことがなかったので、ここ2週間ほど毎日朝晩「君が代」弾いてました。私の場合、それがどんな曲であれ、曲と近しくなるには時間がかかる。
ふぅ。
「君が代」間に合いました。
それにしても、ご近所のみなさん、突然、毎日「君が代」が聴こえてきて、さぞかし「?」だったことでしょう。明日からは弾きませんので(笑)

ところで、市内で楽器を運ぶときはたいてい赤帽の山田さんにお願いしています。
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もう15年くらいのおつきあいになるので、マリンバの組み立てもばっちりです。
元呉服屋さんでもあるので、展覧会の搬入の時など、着物のアイロンあてまで手伝ってくださいます!私のまわりでは「スーパー赤帽!」として有名です。
時間のある時は、早く来て本番も聴いてくださるので、私のレパートリーにもかなり詳しいです。今日も「君が代」を弾く、というと「誰のアレンジですか?」って、フツウの赤帽さんの質問とは思えません。(笑)「港さんの半拍ずれた君が代も、おもしろそうですねえ」ってかなり通のことをおっしゃいます。

今日は、助手席にのっけてもらったのですが、こんなものを見つけました。
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明日は、詩吟のコンクールなのだそうです。
なんというか、広く文化に興味や関心があるっていうのは、いいなぁと思います。
山田さん、がんばれ〜。



仲井戸麗市×新谷祥子ライヴ

昨夜は、久しぶりにライヴハウス「磔磔」に行く。
磔磔36周年、8夜連続ギタリスト仲井戸"CHABO"麗市のライブ。
ゲストは、日替わりで、この日のゲストはマリンバ&パーカッションの新谷祥子さん。

新谷さんは、20年ほど前からクラシック畑のプレーヤとして知っていたのですが、ここ数年いろいろな活動をされていて、最近は、マリンバの弾きがたりでライブをやっておられるとか。これがまたとっても評判良くって、一度聴いてみたいと思っていたところでした。京都に来られる、そしてお相手がRCのギタリストCHABOということで、もうそれは楽しみに出かけました。

私は、実は、ロック好き!
中学生の時、ディープ・パープルのコピー・バンドでドラムス叩いてました。
高校生の頃は、RCサクセション、忌野清志郎の大ファンだったのであります。

で、ライヴはとても楽しかった。
私にとって新谷さんは、これまでさらっとかっこいいイメージだったのですが、今回はなんだかとにかく楽しそうな様子で、それを見ているだけでも幸せな気分になれました。
マリンバ関係のコンサートに行くと、どうしても同業者的な耳になってしまい、つい「私ならこう弾くかな」などと思ってしまうことが多いのですが、新谷さんのパフォーマンスはそんなことを思う間もなく、楽しいばっかりでした。
もちろん、CHABOも最高。もうすぐ60才とは思えません。20は若く見えます...
が、たしかにお客さんの年齢層は高かったかな(笑)

ライヴでは、マリンバ、パーカッション、そしてザイロシンセというマリンバの形をしたシンセも登場していました。
いろんな不思議な音がしました。
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新谷さんのライブ、また行こっ!と思いました。

まもなく6月19日コンサート受付スタート

4月12日(月)より6月19日のコンサートの受付がスタートします。
先着80名様です!

今回は、リコーダー奏者の本村睦幸さんをお迎えして、マリンバ×リコーダーデュオを中心に、リコーダーソロ、マリンバソロをお楽しみいただければと思います。
ちなみに、リコーダーとは、みなさんご存じの「たて笛」です。
はい、学校で習った、あの「たて笛」です。
本村さんの音を聴けば、音楽はもとより、あの「たて笛」(もちろん、プラスチック製ではないですが...)からこんなに美しい音がするのか、とまずそのことに驚いていただけるのではないかと思います。私なんて、CDで聴いてあまりに驚いて、思わず横浜のご自宅まで押しかけたくらいです...(笑)
で、押しかけた結果、このようなコンサートが実現しました!

是非、6月19日(土)ちおん舎へ、お出かけ下さい!

通崎好み製作所展 関連企画
本村睦幸(リコーダー)×通崎睦美(マリンバ)
18時半開場 19時開演
ちおん舎
前売 3000円 当日3500円

お名前・ご住所・電話番号・チケット枚数をご明記の上、メールにてお申し込みください。
info@j-spirit.com
問い合わせ電話番号 075−255−4743(ジェイ・スピリット)

以下、本村さんのプロフィールです。

本村睦幸(リコーダー)

中学生の頃よりリコーダー奏者となることを志し、高校進学後には演奏活動を開始する。東京大学工学部在学中、花岡和生、有田正広らのレッスンを受講しながら研鑽を積み、卒業後、コンサートシリーズ「愉・BAROQUE」を企画する等の演奏活動を経て、1987年に渡欧。アムステルダム・スウェーリンク音楽院でワルター・ファン・ハウエに師事。1992年、同音楽院を卒業し、さらにアムステルダム古楽アカデミーでジャネット・ファン・ウィンゲルデンに師事。1994年同アカデミーを修了後、ウィンゲルデン主宰のスタジオ「黄色い蛇口」のコンサートに出演する等、アムステルダムを拠点とした演奏活動を続け、2001年より日本に拠点を戻した。

帰国後は、リコーダーの様々なレパートリーを網羅的に取り上げる〈本村睦幸リコーダーシリーズ〉をはじめ、上尾直毅、櫻田亨とともに結成したアンサンブル〈ルストホッファース〉や、太田光子、村田佳生と結成したリコーダーコンソート〈SWEET FLUTES〉、山岡重治、平尾雅子らと企画する〈田園バロックコンサート〉などのコンサート活動に加え、リコーダーの指導にも力を注いでいる。また、近年では、「東京リコーダー音楽祭 2009」(読売新聞社主催)をディレクターとして成功に導くなど、リコーダー音楽のヴィジョナリーとしても注目されている。

今年の「メテユンデ」

まだまだ肌寒いですが、もうそろそろ「ゆかたの話題」のシーズンです。
川島織物さんと仕事させていただいていた頃は、クリスマス頃が製作の佳境でしたっけ。
業界的に言えば、本当は、お正月頃にはできていないといけないのですが...

形態が変わり、ここ数年は、デパートでの全国展開をしていないので、かなりのんびりです。通崎好み製作所的には、いろんなミラクルが重なり、今からでも見事に間に合う予定です...。(笑)今年のメテユンデ新作を楽しみにしてくださっているみなさん、もう少々お待ち下さい。

今年は「注染」(ちゅうせん)という技法で作ります。
堺市にある「ナカニ」さんという会社でお世話になります。
「ナカニ」といってもピンとこないかもしれませんが、「にじゆら」というブランド名でかわいいてぬぐいをだしておられるので、そちらの方だと、聞いたことがある、という方がいらっしゃるかもしれません。

戸矢崎さん、谷本さん、それぞれ2柄ずつという展開になっています。
戸矢崎さんは、金魚柄!
仕上がりが楽しみです。


天使突抜367 大下さん

今日は、柱などの構造部分をみていただくということで、堀川くんが大工さんを連れてきてくれました。大工さんというから、おじさんのイメージがありましたが、実際はかっこいいお兄さんでした。(笑)
「京町屋作事組」の理事も務めておられる大下さん。
堀川くんと一緒に、床下は?
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屋根は?
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かなり怪しいお隣との壁は?
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レーザー測定の器械を持ち込んで、水平は?
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結果「想定内」という様子でした。
いくらデザインが格好良くても構造がしっかりしていないと、危ないですから、大下さんにみていただいて安心です。

おまけ「井戸を掘る男・堀川勝史」
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367へお客さま

3階でマリンバを弾いていると、玄関から父の呼ぶ声が。
「ムツミ、お客さん!」
ん?...

「珍客」でした。
みなさんブログを見てくださっているようで、通りがかりに立ち寄ってくださいます。
はい「天使突抜367」へ、ご案内。

「いいですね〜」を連発してくださり、嬉しい限り。
誰かわかるかなあ。
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はい、わかる人にはわかりましたか。
内輪ネタ。(笑)
デザイナーの西岡勉さんでした。
「解体の血が騒ぐ」とおっしゃってました。
学生の頃、解体のバイトをされていたそうです。
作ると壊すはセットなのか...
どうやら、解体は「男の子の夢」らしいです。障子破りの延長のスゴイの、みたいな感じ。そう言えば大変そうだけど、みんな、家をぶっ壊すの、どこか楽しそうだった。

現在、京都国立近代美術館で開催中の展覧会のポスターも西岡さんのデザインです。
これは図録。
西岡さんは、やっぱりかっこいいなあ、と思います。
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バッハのインヴェンションなど。

今日は、平林さんと15日の本番のリハーサル。
今回は、ちょっとやっかいな曲(笑)があるので早めから計画的に練習。
やっかいな曲をプログラムに組み込むのはワタシであり、ピアノの平林さんにはゴメンナサイなのだけれど、今日は「楽しくなってきた」と言ってもらえて、よかった!

港大尋編曲、モーツァルトのピアノ・ソナタ。
港さんの曲は超絶技巧を鼻歌みたいに弾く、というような要素が随所に出てくるので、超絶技巧がばれたらかっこわるい...みたいな。それから、リズムのマジック。弾いている方がだまされそうになりながら、聴いている人を気持ちよくする。
考えれば港大尋歴10年以上、なので、ほんの少しはそういうこともわかってきて、フツウに楽譜を読んだだけではわかりにくい部分を、平林さんに口伝する。こういう曲を、楽しんでやってもらえるのは、ホントに有り難い。

この日は、林光さんがなんと全15曲を完成させておくってくださったバッハ「3声のインヴェンション〜マリンバとピアノのための」から4曲、も弾く。
これは2声のインヴェンションというバッハの完成された作品に1声加えるという、まさに「冒険」の編曲作品。
光さんと同時代に生きていてよかったなぁとしみじみ思う。

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よかったら15日、聴きにいらしてください。


春の味


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静岡の仕事から帰ってこられた黄瀬さんの、おみやげ。
美味しいっ!



天使突抜367 第3期解体終了

午後の部も順調。
またトラック1台の廃材を運び出しました。

これで、大きな部分の解体は終了のようです。
家、というか、土地って感じになってきました。
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井戸のありかもわかりました。
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家の中の井戸で夏には野菜を冷やしたりって、素敵ですが、そんなこと言い出すと、またさらに設計が大変になるでしょうね(笑)
といいつつ、一応、言っておこう!

続きは、7日に大工さんに見てもらって、細かい部分を検討することになっています。

ところで、桜、です。
円山公園のしだれ桜。
数年前から具合が悪く、痛々しくて、見るのもかわいそうな様子だったのですが、素人目には随分元気になったように見えます。
まだ妖艶な姿とまではいきませんが、この調子でよくなるといいなあ、と思います。
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天使突抜367 第3期解体 お昼

お昼休み。
「汚いので外でいいです」と言ってくれるので、外に机を持ち出してお昼ご飯。
ヤカンとか鍋とか、そのまま持ち出し好きなだけ食べてもらいました。

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前々回の解体で、30ー40代オトコ4名の食欲をおおよそ学習したので、それをふまえて今回、20代オトコ5名の食欲を考える。
カレー20人分・ご飯1升+ロールケーキとコーヒー。
完食でした。

ちなみに20人分というのは、6〜8皿用のカレー粉を3袋使ったという計算です。

おにいちゃん達2人は、休憩中もどうやら別進行のシゴトの相談です。

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天使突抜367 第3期解体 お昼

今日、堀川くんは8時に到着。
あいにくの雨模様でしたが、上村組のトラック到着と共に晴れました!
まずは、廃材の運び出し作業。
若者のマスク姿も、働くぞ〜という感じ。
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若手3人がくると、堀川くんと池上くんがおにいちゃんに見えるから不思議です。

運ぶと載せるの繰り返し。
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積んだ建具のガラスをトラックの中でばりばり割るのは豪快でした。

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9時半にはトラック満杯。

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堀川くん、お掃除も、ご苦労さまです。
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作業は続き、夕方にまたトラックが来るみたいです。

ところで、彼らの「破れたらガムテープで貼る」スタイルは、クラシック演奏家には決してみかけないタイプのファッションで(笑)なかなかよいです。

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カレー。

明日は、「天使突抜367」第3回目の作業。
廃材の運び出しと、たぶん最後、の解体です。
堀川くんと池上くんと、成蹊大の鯖チーム(月末、美山に鯖のモニュメント、無事納品とのこと)20代男子5名、が来てくれるので、今、カレーを作っています。
この間のカレー、岩野さんが30回くらい「美味しい」と言ってくださったので...
黄瀬さんと川合さんが来てくださるときは「麻婆丼」と決まっていたのですが、今回は不参加なので、やっぱりカレーです。

実は、あまりに岩野さんに「美味しい!」と言われ、フツウにフレスコ(近所のスーパー)で売っているカレー粉です、とは言いにくくなった...
隠し味...と尋ねられ、そういうのも特にないのですが...
考えれば、お肉は細切れでもよいので、ちょっとよいお肉を買う、というのはポイントかも。
それを姿がなくなるくらいまで煮込んで、肉の存在をなくし、最後に実は油揚げを入れています。精進風をよそおう。
あと「愛」の表現に、さといもをいれています。(笑)
なんというか、とろっとした感じに「愛」を感じていただきたい、という気分。
さといもをむきながら、手がかゆい〜と思ってもがんばってむく、あたりも「愛」です。
結構「いい味」がでるのです。

あと、根菜好きなので、ゴボウなんかも入れます。
アクに気をつけ、下ゆでしてから放り込むなど、少しの工夫はあるかも。

と、書きながら、自分がとってもどうでもいいことを書いているような気分になってきたので、このヘンで。

今日は、初めてマリンバを弾かれる生徒さんが来られ『マリンバ練習帖』を使って初レッスン。この本は、初めてバチを持つ人が使えるように考えたものなので、感慨深いものがありました。

夜は、夏のコンサートの打ち合わせ。
いつの間にか「お宅拝見」みたいになっていた。
詳細は、また追って。


2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

過去の日誌一覧

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2009年9月以前の日誌

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