今日は、平林さんと15日の本番のリハーサル。
今回は、ちょっとやっかいな曲(笑)があるので早めから計画的に練習。
やっかいな曲をプログラムに組み込むのはワタシであり、ピアノの平林さんにはゴメンナサイなのだけれど、今日は「楽しくなってきた」と言ってもらえて、よかった!
港大尋編曲、モーツァルトのピアノ・ソナタ。
港さんの曲は超絶技巧を鼻歌みたいに弾く、というような要素が随所に出てくるので、超絶技巧がばれたらかっこわるい...みたいな。それから、リズムのマジック。弾いている方がだまされそうになりながら、聴いている人を気持ちよくする。
考えれば港大尋歴10年以上、なので、ほんの少しはそういうこともわかってきて、フツウに楽譜を読んだだけではわかりにくい部分を、平林さんに口伝する。こういう曲を、楽しんでやってもらえるのは、ホントに有り難い。
この日は、林光さんがなんと全15曲を完成させておくってくださったバッハ「3声のインヴェンション〜マリンバとピアノのための」から4曲、も弾く。
これは2声のインヴェンションというバッハの完成された作品に1声加えるという、まさに「冒険」の編曲作品。
光さんと同時代に生きていてよかったなぁとしみじみ思う。
よかったら15日、聴きにいらしてください。