昨夜は、チェンバロ奏者三橋桜子さん、CD「ネオ・バロック」発売記念のコンサートに行く。安定感のある技術で、音楽的にも素晴らしい演奏でした。
それにしても、チラシも見ず「今日、そういうのがあったなぁ」とふらっと出かけたので入場料1500円にはびっくり。安っ。
ご主人のP.エスカンデさんが作曲家で、彼によるチェンバロのための作品も演奏された。どこかピアソラを思わせる響きだなと思ってプロフィールをみると、アルゼンチン生まれだった。(笑)
1部は、チェンバロ・ソロとエスカンデさんとの連弾。
2部は、モダンピアノで、モーツァルトのソナタからスタート。
チェンバロからいきなり時代を超えたその響きに違和感を覚えた自分に、成長を感じた(笑)
メインは、シューベルトのファンタジー。
チラシを見ずに出かけた私にとっては「懐石料理を食べるつもりで出かけたら、メインがステーキでした」みたいなコンサートとなりました。(笑)
それにしても、チェンバロとピアノではタッチが全く異なるはずなのに、一晩で両方。
耳とセンスと運動神経がいいんだろうな、と思う。
アルティからぶらぶら、ではなく、早足で歩いて帰る。
途中で寄り道。ドラッグストアで歯ブラシを買い、大垣書店で本を買い、スーパーでヨーグルトを買う。
こんな本を買ったけれど、何か共感できることはあるのかな...