製作所日誌

メテユンデの帯、それから現場、そして。

今日は、メテユンデの帯を織ってくださっている田中伝さんと、谷本さん、朝9時半にうちに集合。
mete_obi_tanaka.jpg
このあいだ織りあがったサンプル。修正の指示を出していたところが今回うまくあがっているかのチェック。
mete_damedashi.jpg

今日、この時間に最終チェックすれば、6日の撮影に間に合う!
よい感じで仕上がっていました。
mete_obi_ok.jpg
またぎりぎり滑り込む我々でした。

そういえば、以前展覧会の直前。
「ツウザキさん、いくらなんでも、そのスケジュールでは無理です。天皇陛下に頼まれても無理です」と言いながら間に合わせてくれた染め屋さんがあったっけ。
京都の織り屋さん、染めやさん、仕立てやさん....ほんとにすごいです。
まぁ、この地域がそういうスピード感の中心にあるということですが。
うちも家業は風呂敷の縫製をしていますが、子どもの頃から「せきもん」という単語は日常でしたから。「急く(せく)品物」=「せきもん」。「せきもんが入ったし、晩ご飯遅なる」とかそういう風に使われます。(笑)
父はまもなく77才ですが、今でもせきもんがあると、明朝に間に合わせるため、夜中12時くらいまでフツウに仕事しています。
まぁ、このへんのシゴトは、そういうシゴト、ってことです。
娘は人に無理をいい、父は人の無理をきく。因果応報とは言わないね...

帯がなんとかなりそうなことを確認し、田中さんに託して、谷本さんと現場へ。
照明どうする?という話。
tanimoto_light.jpg
そして、この2階の壁、どうする....という話。
nikai_kabe.jpg
LANは、2階の窓際なら、うちの無線LANが使えることが判明。
lan_ok.jpg

で、この忙しいときに...
梅酒を漬ける!
ume_.jpg
柳野さんに黒糖焼酎でつけると美味しいと教えてもらってから、うちは黒糖焼酎で漬けています。
まったりして美味しいです。

この忙しいときに...
昨夜大きな酒屋さんの棚の前で、どの焼酎を買おうか30分くらい悩んでいたこと、大きな声では言えません...



2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

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