製作所日誌

2010年7月アーカイブ

清水ミチコ!

今日は、清水ミチコのコンサート「清水ミチコのお楽しみ会 TOUR 2010」に行った。
2時間半休憩なしで、たっぷり。
楽しかった。
いろいろ感想はあるけれど、それはさておき、才能ある人が一所懸命やっている姿は美しかった、というのが一番の印象。
たった一人で舞台を仕切って「楽しませる」という芸はすごい。
まぁ、それを言えば、ピアニストのリサイタルでも同じ事だけど...
それにしても、チケット代4800円分、絶対損はさせません、というような心意気がよかった。(笑)

帰りにゴハンを食べて、自転車での帰り道、初めてのカフェに入る。
寺町御池のJAPONICA
このHPの印象より随分居心地良い感じがするけど。
こんな時間にこんなもの食べたらダメ!と思いながら食べた...
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明日から、岡山。
初めての指揮者。
どんな感じかな。
いってきます。




床の下張りができました。
この上に、古材をはります。
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鉄骨の柱も、家の梁としっかり固定されました。
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これで、前期工事終了です。

今日は、かつくんと、黄瀬さん二人。
その上両親も出かけていなかったので、お昼ご飯は3人前。
せっかくなので、「脱・現場メシ!」と思ったけど、急に上品にしてもお腹すくよな〜と思い、「ちょっとかわいめ現場メシ」にしました。
これは、ポークチャップというかな。
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ピリ辛きゅうりの冷や奴。
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お菓子もね。
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今日は、かつくん、まーくん、元樹くん、そして鉄骨取り付けもあったので黄瀬さんも来てくださり、版築の仕上げ作業。
この間は暑すぎて声も出なかったけれど、今日は楽しそうでした。
となりのおっちゃんに「今日は賑やかやなあ」と言われました。
京都弁に訳すると「うるさいで」という解釈が妥当なところなので「すんません」と応えました。
これが子どもの頃から親しんだ自然な「京都の会話」です。(笑)

無事、上まで土がはいりました。
どんな壁が出来上がっているのか、1週間後、ベニヤをはずすのが楽しみです。

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今日のお昼ご飯。
メニューは、たいていスーパーにいって特売品を見てから決める(笑)
今日は、1玉138円、北海道のキャベツを連れて帰りたくなって決めました。
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キャベツを使った「現場メシ」ということで、はい、焼きそば!

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普段は、両親の分と3人前の料理を作りますが、そこに4人プラスで7人前、でも男の子達なので1.5倍の計算で、計9人前。
一度に作るには、未知の量になりました(笑)

レタスとパプリカで夏色スープ
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そしてご飯もつけて
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「焼きそば定食」です。
気持ちよく完食、いつもありがとう。

今日は、なんと植木の剪定までお世話になりました。
向かいの普段使っておられないお宅の前のスペースを駐車場兼資材置き場にお借りしているのですが、そこの植木がすごいことになっていて...
快く貸してくださっているので「刈っておきます!」...と約束したのは...誰だ?!
黄瀬さんは、植木剪定の本まで購入、岩野さんから高枝切りバサミをかりてきて、剪定してくださいました。
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まーくんと本をみながら相談中。
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あ〜、さっぱりしました。
ホントに何から何までありがとうございます。
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明日、鉄骨組みのためにあけてあった床をはると、前期工事が終了です。
ここからは、いよいよ古材の利用など、「見えるところ」の工事がはじまります。

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そうそう、現場に届ける氷に浸した冷たいタオル。
どろどろになるので「現場専用」に。
他のものと見分けがつくよう、端っこにミシンで3本のステッチをいれました。
こういうの、うちでは父のシゴトです。(笑)

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天使突抜367 版築

版築(はんちく)って何?
とおっしゃる方が多いと思います。
今回行われた版築、がどういうことかというと。

従来のぼろぼろの壁にラス(建築用の金網)をはり、その手前にベニヤで壁を作る。
その従来の壁(ラス)とベニヤの壁の間を土で埋めていき、その土の層が新たな壁になるというわけです。
すなわち、約1週間後、このベニヤを外すと、新たな壁が出来上がっている!という仕組み。

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土を流し込んだら、 ひたすらそれを突き固める。
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突き固まったかどうかは手応えで。
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この突くための棒も手作りです。
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突き固まっていくにしたがって、ベニヤの壁も高く設置していきます。
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なんとなく、和やかに見えますが、実際はこんな感じ。

狭くて、暑い空間で、土をこねる方も、突く方も、重労働です。

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壁が高くなっていくと、見ているだけの者にでも達成感が感じられます。
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でも、高くなるにつれ、作業はどんどん大変になっていきます。

土を渡すバケツリレーも大変。

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突くのも大変。
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あとほんの少しのところまできました。
残りの仕上げのあと、1週間後、ベニヤを外すとどんな壁が出来上がっているでしょう。

堀川くんの計算では、こんな感じの層?
出来上がってのお楽しみ!です。
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天使突抜367 工事中の昼ご飯 10

昨日、今日、と炎天下の中、版築という工法で壁を作ってくださってます。
かつくん、まーくん、川合さん、黄瀬さん、谷本さん。
今日は、川合さん欠席のかわりに?!セメントをこねる「マゼラー」が投入されました。
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これが、もうほんとに手伝ったら確実3キロは痩せそう?!いやその前に倒れるか...というような過酷な作業になっています。

天使突抜367は、路地の奥にあるため車が横付けできないので、借りているガレージに土を降ろしてそこから一輪車で運ばなければなりません。
土をこねる、突き固める、その作業だけでも重労働なのにそこにこれがプラスされるので...ほんとにみなさんおつかれさまです。

恒例のお昼ご飯。
昨日は、麻婆豆腐を作りました。
以前、川合さんらと四川料理店でご飯を食べたとき、今度現場ではコレと話していたのですが、ビールが飲めない昼ご飯にあまり辛いのもどうかということで、やさしいめの味で作りました。
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待っている間にかき混ぜて豆腐が崩れた...

これだけ、というのもさみしいので「とりあえず盛っておくので食べてね!サラダ」
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昨日かつくんが暑くて疲れすぎて食欲がないと言っていたので、夜の間に野菜をトマト風味で煮込んで冷やしておきました。
やさしい味で、さらさらっと食べられるかな、ということで。

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で、冷たい物ばかり飲んでいるので、じゃがいも、トマト、ベーコンの入った、温かいしょうがのスープを。
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そして、熱中症対策には、谷本さんちの梅干し、です。
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デザートには、絢子ちゃんのお母さんからの差し入れ、手作りのお菓子。
現場で食べるには上品な味なので(笑)食後にいただきました。
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私は特に何もしていないのですが、みんな暑くて大変そうなので「冷凍タオル」を差し入れしたり、クーラーボックスの中身をチェックしたり。
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これってなんだろ...
と考えていてふと思い出しました。
中学校に入学したとき「管弦楽部」か「ラグビー部のマネージャー」かどちらにしようかとちょっと迷って、管弦楽部にはいったのでした。
30年遅れでラグビー部のマネージャーになったみたいで、結構楽しかったです。
が、3年間続けるのは、絶対無理ですわ...

肝心の版築の様子は追って。


天使突抜367 鉄骨柱と工事中の昼ご飯9

昨日は、かつくんが一人でこつこつ。
昼は牛丼を作りました。
かつくんのコメント。
「肉、多いっすね!」

夜8時半から谷本さんも来てくれて打ち合わせというので、
「晩ご飯もうちで食べる?」
「まじっすか!」
ということで、夜は野菜の天ぷら。
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前回の版築のサンプル、色がどうかな、と言っていたら、かつくんが新たなのを作っておいてくれました。
今度は、色粉を入れて。
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今回のサンプルには、谷本さんもにっこり。

これらの組み合わせが裏の小さな庭の壁になります。
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黄色っぽいの茶色っぽいの、グレーっぽいの、砂利がまざったのとかまざってないのとか、が層になっていきます。

というわけで、今日は、版築に使われる土が運び込まれました。

うちの向かいにお借りしているガレージ兼資材置き場がみるみるうちに「砂場」に。
この4種とセメントをいろんな比率での組み合わせることによって、壁の層の表情が変わるというわけです。
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と、説明してもわかりにくいと思いますが、そのうち「あぁ、そういうことだったのか」とわかっていただけると思います。

今日は、昨日説明不足だった、鉄骨柱と箪笥との関係を写真で説明できるところまで完成しました!
この一つのマスに箪笥が一棹はいるということです。
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そして鉄骨と梁とがしっかり留められることによって、構造的な補強にもなります。

明日は、砂を一輪車で現場に運び込んでの作業ということで、また体育会系です。
熱中症に注意しなければいけません。
お昼ご飯は、以前なにげなくリクエストされたような... 四川風麻婆丼かな。
ちなみに今日は、じゃがいもと牛肉のバター醤油炒め、みょうがのせ。
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久しぶりの弘法さん

天使突抜367には、箪笥を12棹を入れる予定なのですが、かなりボロいものなどはこの機会に買い換えたい、ということで、今日は早起きして弘法さんの市に行ってきました。
何年ぶりだろう。
以前は、毎月必ず、台風の日でも!夜明けと同時くらいに出かけていたのですが...
露店商のおじさん達に「久しぶり!どうしてたん」と声をかけられ、懐かしくて、ちょっと嬉しかったです。
「5年ぶりくらいで来ましたよ」というと「いや、もっと来てない」と断言されました(笑)
そうかもしれないです。
6時台に行ったのですが、顔見知りのお姉ちゃんに「もう暑くなってきたし、気をつけや」と言われました。7時過ぎには、充分猛暑状態でした。

よく行っていた頃とは違い、全体的に店の数は減り、そしてほんとの骨董屋は少なくなり、手作り市風の店が増えていました。と言いつつ、私もフツウのお箸やさんで、きれいな形の竹のお箸を見つけ買い物しました。かつくん達に使ってもらおうと、一膳300円のところ、あるだけ四膳1000円、で購入。

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ぶらぶら歩いていると、やはり家に関係あるものに、目がいきます。
電気の傘とか。
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この犬、番犬がわりに買おうかと思ったけど、みんなに叱られそうなので、やめました。(笑)
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箪笥は、見つけられなかったのですが、がらくたを少々購入。9時には帰宅、でした。

今日一番きれいだったもの。
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岡山日記

岡山日記を書き忘れてました。
なぜ思い出したかというと、月末また岡山なので練習しなきゃということで。(笑)

今回は岡山で岡山フィルとリハーサル、翌日に矢掛まで移動して、やかげ文化センターでこどものためのコンサートです。
オケとの演奏の他に6分間ソロをと言われているのですが、オーケストラの人たちの前で6分ソロを弾くというのは、結構イヤなものです。前におられるお客さんへの緊張とは違い、同じ舞台上後ろにある同業者の耳...これってビミョーなんです。
まあ、そういう仕事もあります。(笑)

前回の岡山。シンフォニーホールのそばで、よいお店を3軒発見。
まずカフェ「CoMA」。
入り口がわかりにくく、ちょっと勇気がいるけど、入ってみると快適です。
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コーヒーをとても丁寧に入れてくれる。シフォンケーキも同様で美味しかった。
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次は、Bar「Pablo」。
とてもよいバーでした。
ふらっと入ってくる人はほとんどいないそうです。で、たまに一人でふらっと入ってくる勇気ある人は、ほぼ女性なのだそうです。(笑)

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実は、お昼間に見つけて、夜には絶対行こう!と決めていたのでした。

最後はパン屋さん。
本番の後時間があったので、「三岸節子展」を見て帰ろうと美術館に立ち寄った道で見つけたお店。
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この看板に誘われて入るには、これもちょっと勇気が...
でも、入ってみるとこの看板の雰囲気とは違うお店でした。
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「National Department store」

風味のよいカンパーニュ。欲しいだけカットしてもらえます。
近くにこんなパン屋さんがあったらなぁ...

ということで、岡山日記を終わります!


まずは、柱がしっかりセットされました。
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1階の柱の元は全てあるべきところにセット完了。
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これらの柱はちょうど箪笥がはいるような間隔があけられています。なので、二階にはこれらの柱の間に12棹の箪笥を2段に積み重ねて設置予定。
箪笥を置くことになる土台、桁は、こんな感じで黄瀬さんが作ってくださってました。アトリエで塗装中の写真。
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これらが柱と柱をつないで固定する役目も担います。
といっても、まだよくわかりませんね...
とにかく、黄瀬さんが乗っても大丈夫、ということがわかりました。(笑)
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今日のお昼は、昨日のカレーの残りを出汁でのばして和風味付けにして「カレーうどん」にしようかと「家族ノリのメニュー」を考えていたのですが、まーくんが「昨日と一緒のカレーライスがいい」というので、急遽たまねぎとかぼちゃを煮込んでベースを増量。
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その後、残りもののカレーと合体させて、和風味にして油揚げ。
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それから、昨日とは違う雰囲気にするのに、最後にジャガイモを入れました。
カレーにおいて、じゃがいもを入れるか入れないか、その煮え具合、はかなり味のポイントになると思います。
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今日も豆腐。
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最近「現場のメシ」感覚にとらわれすぎているのではないか、と思うのだけれど(笑)「ちょっと無骨」を楽しんでやっています。


天使突抜367 柱搬入と工事中の昼ご飯7

今日は、黄瀬さん製の柱が搬入されるということで、黄瀬さん、川合さん、かつくんまーくんと4人が揃うので、久しぶりにカレーを作りました。というのも、ちょうど無農薬の美味しい野菜が届いたので。
カレーの具に季節を感じます。
茄子と挽肉をメインに、京野菜「万願寺とうがらし」などもいれて「夏カレー」。
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サラダがわりのお豆腐も夏の色に。
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黄瀬さん製、鉄の柱は、黄瀬さんの車の上に載せられ到着しました。
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載せられる量に制限があるので、今日は2往復、お疲れさまでした。
柱は、一本ずつ運び込む。

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一本ずつ、仮に立てかけていきます。
かつくんと黄瀬さんが下から立てかけた柱を

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2階でまーくんと川合さんが受け取る。
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無事搬入が終わり、明日の固定の相談。1階から2階にのびる柱はかっこいいです。
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夏スタート!

祇園祭のおよばれ。
祇園祭といえば鱧!
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鱧!!
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鮎もね。
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なんでもないように見えるずいきも美味でした。

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夜はじぶんがごちそうを食べると思うと、かつくんとまーくんにもいつもよりごちそうにしないと悪いような気がするワタシです。
で、お昼彼らには分厚めのトンカツ。

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梅雨も明けて、お天気続き。
これから工事も一気に進む?のでしょうか...







パクられました!

今年も祇園祭でメテユンデのゆかたを着てくださっている方を見つけました。
赤の「キュービックライン」(銘仙柄)に、帯は谷本さんデザインの黒の「バレリーナ」、というコーディネイトの方が、とりわけメテユンデっぽく着こなしてくださってました。
この帯「バレリーナ」は初年度から継続して販売している物で、もう8年目になるのですが、見事なロングセラー商品となっています。

ところで、谷本さんの2007年度のデザイン「ひまわり」が、この度、パクられました。
パクった方、メテユンデ特派員からちゃんと情報入ってくるんで...
これがオリジナル。
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モデル着用写真はコチラ。

で、パクられたのは、これ。
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柄を小さくしただけですね...
大胆な筆致のひまわりを小さくすることで、
夏の喜び!みたいなのが、なくなる。
ひまわりの図柄はもとより、白地の涼やかさが魅力の一つでもあるのですが、妙に柄がつまっていて暑苦しい...。

谷本さんデザインのゆかたを自分の所でもやりたいのであれば一言メテユンデ宛に連絡してくれれば、それなりに対応してあげるのに、と思います。
実は、うめだ阪急の広告に出ていたゆかたも、同様のもので、唖然としました。
こちらと見比べてください。

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パクられるくらい注目されていると笑い飛ばしてもいいのですが、少なくとも、伸びやかで美しい谷本さんのデザインを「安易」に変更するのはやめてほしいです。
別の要素が加わりアレンジされて素敵に生まれ変わっているなら「やられた...」とも思いますが、こういうパクりは哀しいです。

「メテユンデ」では、当初アンティーク銘仙柄の復刻ゆかたをやっていましたが、これは「オリジナル」ではなく「復刻」であることを明確にし、また最初に作られた方に敬意を表する意味を込め、忠実に再現するよう心がけていました。
そして、その商品群の対極として完全にオリジナル、現代美術家の新作を制作していたのです。
適当に真似する、ってどうなんでしょう。
ファッション業界ではめずらしいことではないのかもしれませんが、純粋に「やっている人は気持ち悪くないのかなぁ...」と思います。

こういう話題は、推敲を重ね、言いたいことをきちんと述べるべきだと思いますが、じっくり書こうとすればするほど、ブログに書くということについて、どっちでもいいような気分になってくるので、このへんでアップしてしまいます。
実際、これをステキだと思って結構な金額を出して購入された方もあるだろうし、そんな方がもしこれをご覧になったら、あまり気分良くないだろうな、とか考えてしまうのです。でも、とにかく、パクられた!!!!ということは言いたいです。
すみません...たまには熱くなったままで。





天使突抜367 柱の塗装・版築

補強も兼ねて、建物の北側に鉄の柱が建ちます。
その間に箪笥を積み上げることになっています。
柱は、鉄製の黄瀬製!
現場で作業ができないので、別のところで進めてくださっています。
こんな感じに並べて塗装。
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塗装後の柱はこちら。
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お天気になるのを待って持ち込む予定。

でも、まだしばらく雨が続きそうです。
今日夜に祇園祭のゾーンを通ったら、お囃子もやっていて、屋台もたくさんでていたけれど、人はまだまばら。
鉾にビニールのかかっているのがちょっとさみしいです。
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歩行者天国に人が歩いていないので、何も考えず自転車に乗っていたら、おまわりさんに「そこの、自転車、降りなさい!」とメガホンで叫ばれ恥ずかしかった。

うちの裏の壁。
「版築」というちがった素材を幾層にも積み上げ、突き固めて作る工法で仕上げる計画になっています。かつくんがいくつかのサンプルを完成させてくれたけれど、まだ版築についての勉強が追いついてなくて、何もいえない。かつくんごめんという気分。
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素材の比率を変えて積み重ねることにより、層を模様に見せる。
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どうなることでしょう...
楽しみです。
版築はとにかく突き固めるので体力も必要です。また大盛りカレーかなあ。




ゆかたでいこう!焼津 その2

コンサートは、マリンバではなく木琴のみ。お話しをはさみながらの2時間でした。
客席には浴衣姿のお孫さんとおじいちゃま、という組み合わせも見られほのぼのとしていました。前から3列目には着物や浴衣姿の方がずらっと並んでくださり舞台上から見ると、なかなかに壮観でした。

ピアノの西脇さんとはブライトンに続いて2回めの共演で、よりお互いの息がわかってきた感じ。合わないところはなんとなく合わないのではなく「思っていることが違う」から、合わないわけで、もう一度楽譜を見て自分の解釈を確認する。こういう風にアンサンブルできるピアニストはとても少ないので、西脇さんとの出会いはうれしいです。
西脇さんには、9月、サントリーホールでのコンサートもお願いしています。また新鮮な気分で演奏できることと思います。
西脇さんのソロのCD(スカルラッティの16のソナタ)もでています。是非聴いてみてください!
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本番、西脇さんの譜めくりには、前回コンサートの担当だった栗田さんが来てくださいました。栗田さんは、焼津市の中で文化センターから異動され、現在は下水道課におられるのですが、ピアノが弾けて楽譜が読めるということで(笑)
栗田さんのお母さまには前回と同様別府先生と一緒に着付けを担当していただきました。
ほんとに、いろいろとありがとうございました!

そんなこんなで、コンサートも無事終了。

楽器や展示の撤収も、かなりすばやくパーフェクトな感じ、でした。

後列左端が、館長さんらしくない、館長さん、です。
写真を撮ってくださったので写っていませんが、今回の担当太田大介さんも段取りばっちり。焼津名物?!「魚河岸シャツ」の似合う素敵な方でした!
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打ち上げは、焼津のレトロな割烹旅館「三幅」で、おいしいいろいろいただきました。
生しらす、忘れられません!

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ところで、館長さんのご子息が京都精華大学の有名な!マンガ学科に入学されたそうです。館長さんのケイタイに送られてきたスケッチなど見せていただきましたが、真剣に絵を描くことに取り組んでおられる様子が伝わってきました。
きっと好青年。
せっかく京都なので、時間があれば、天使突抜367の工事に加わっていただくのはいかがでしょうか。(笑)

こんなところで、焼津の報告終わり。
お世話になったみなさん、聴きに来てくださったみなさん、ありがとうございました。

京都に戻ると、町の中には祇園祭の鉾がたっていました。
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天使突抜367には階段ができつつありました。
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ゆかたでいこう!焼津 その1

焼津市文化センターで開催された
ゆかたでいこう!
通崎睦美木琴コンサート

一昨年に続いての焼津でのリサイタル。今回も楽しくよい気分!で終えることができました。
前回に続いて演奏はもちろんのこと、着物・ゆかたの展示、さらに販売もお引き受けしたので忘れ物がないよう準備に気を遣いましたが、前回お世話になった現地の着付けの先生がとっても頼れる素敵な方だったのと、文化センターの館長さんはじめスタッフのみなさんが気持ちよく動いてくださる方だということがわかっていたので、実は「忘れ物もこわくない!」くらいな、気持ちでした。(笑)

実際、展示に関するものの多くを谷本さんにお願いしてあり、これはもうばっちり準備してくださっていたのですが、現場で気付くこともあり、そこは現地で用意していただきました。
例えば、メテユンデの「カード」は持って行っていたのですが、現地で置いてみると「自由にとりにくいかなあ...」。そんな風につぶやくと、館長さんが気を利かせて、こんな風に設置してくださっていました。
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着物も、ばっちり着付けてくださいました。
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当日は昼頃到着したのですが、すでに朝から着付けの準備をしてくださっており、途中まで仕上がっていました。
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帯結びはどうしましょう、と尋ねてくださったので「おまかせします!」と応えると、見たこともないような凝った結び方で仕上げてくださいました。
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恐るべし「別府着付け教室」!

当初は壁際にゆかたを並べるつもりだったのですが、せっかくなので前からも後ろからも見られるロビー中央の位置に展示台を動かすことにしました。
そういう、面倒な注文にも気持ちよく対応してくださる焼津のスタッフの方は素晴らしいです!
演奏会の日に演奏以外のことをやるのは(普通の演奏家はやりません...笑)正直疲れるのですが、みなさんがよりよくしようと動いてくださっているのを感じると、疲れもいつの間にか忘れます。

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戸矢崎さんのゆかたもシャツと一緒に展示したいというと、ある什器を使ってなんとかしてくださる、その心意気がうれしいです。

ホールの女性スタッフ陣もばっちり手伝ってくださいました。

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彼女らには私の展示以外にも仕事があります。
はい、これらです。
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ゆかたなので、夏祭りを演出するということで(笑)
ヨーヨーの空気入れも手作業です。

実際、小さなお子さんも浴衣姿で聴きにきてくださっており、かなり喜ばれたようです!

つづく。

通崎睦美木琴コンサート

お問い合せ 焼津市文化センター 054-627-3111
一般2500円 友の会会員2000円

天使突抜367 工事中のお昼ご飯 6

のせるほどの話題もないお昼ご飯を作りました。
そろそろ飽きてきましたか(笑)

甘辛い味付け好きそうなので。
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あと、もやしと卵のスープ、など。
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ご飯は、おかわりが面倒なので丼鉢。
お客さんにはおつけものや塩昆布など別のお皿で出すのが普通ですが、ご飯の横にのっけて「現場メシ感」を演出します。
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このところ、真夏のような暑さだったので、おやつには、氷とアイスクリームが続いたのですが、今日は雨が降って少し涼しかったので、京都の人ならみんな知ってる志津屋のあんぱん、です。

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あっ、階段。
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立てかけると階段っぽい。

工事も着々と進んでいます。
明日は焼津市文化センターでコンサート。
「ゆかたでいこう」とタイトルがついているのでお天気を心配していたのですが、予報通りでいけば、明日は晴れそうです!
楽しい木琴の音楽をたくさん聴いていただきたいと思っていますので、ゆかたで、もちろんお洋服で、是非ご来聴下さい!


10日は焼津でコンサート

10日は、焼津市文化センターでコンサート。
余裕を見て荷物は前日着、ということで今日発送しました。
今回は、木琴一台なので宅急便を利用して運搬します。分解した楽器が6つのケースにわかれ、それからロビーに展示するゆかたや販売物など、あわせて11個の荷物になりました。
梅雨時だし、最近よく発生するゲリラ豪雨にもそなえて、ケースはすべてエアキャップで保護しました。これがかなり疲れました...
でも、なんだか嬉しかったこと。
集配にきてくれた、顔見知りのクロネコヤマトのお兄さん。
突然「あの、昨日ぼく...」
何を言い出すのかと思ったら
「結婚しました!」
わぁ〜い。おめでとうございます。
幸せオーラいっぱいで運ばれていった楽器と展示物。いいコンサートになりそうな気がします(笑)

コンサートのロビーではメテユンデの新作とアンティークの夏着物を展示します。
夏はやっぱり百合かな。
百合の着物
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百合の帯

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帯留めも百合にしましょう。
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コーディネイトに梱包に練習に。
かなりのフル回転状態です。
よって、本日、工事現場のメシはナシ!

現場では三角がカクカクした、かわいい材が置いてありました。
これなに?
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階段です!

天使突抜367 工事中のお昼ご飯 5

基本的に、工事中のお昼ご飯は「ほったらかし」で「気が向いたら作る」というお約束。
おやつも「気まぐれでごめん」というお約束。

月曜日は、水なすのおつけものをたくさんいただいたので、「ごはんとおつけものとスープだけ用意するから、好きなお総菜を買ってきてね」と。
みずなすに、うちで漬けた大根と、きゅうりとキャベツ、をあわせて漬け物、特盛り!
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そして、野菜スープ。
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3時のおやつは「劇的においしくなった」と書かれたアイスクリーム「サンデーカップ」。どれだけ美味しくなったのかな〜
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玄関先でサンデーカップを食べる3人のオトコ。
この間まで壁もなかったので「玄関」を感じるのは感激です。
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今日は、みなさん他の現場だったので、かつくん一人での作業。
うちと一緒のご飯でよかったら、食べる?ということで。
わかりやすく、愛を表現してみました。(笑)
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今年のリレー音楽祭

ブライトンでのコンサートは、なんというか「ゴキゲン!」という感じで終わりました。
この日初めて弾く曲が2曲あったので、ちょっとドキドキだったのですが、細かいことはさておき、全体的には「ゴキゲン!」でした。

ゴキゲンその1は、初めて共演、というか本番2日前に初めてちゃんとしゃべった西脇さん、のピアノがやっぱり素晴らしく楽しかったこと。
その2は、アンコールの「ラ・クンパルシータ」で指揮者の井上道義さんが前に出てきて赤いバラを片手に踊ってくださったこと。リハーサル中に顔を出してくださり「今日は聴かせてもらうね」とおっしゃった時ひらめいて、ブライトン担当の林さんにバラの調達をお願いしておいたのでした。リハーサルどころか、何の打ち合わせもなしに呼び込んだのですが、道義さんのパフォーマンスは、もうほんとに最高!でした。
拍手喝采で大盛り上がり。そりゃ、盛り上がりますよね。
マエストロに向かって失礼ですが「道義さんは永遠の友達だ!」と思いました。(笑)

ゴキゲンその3は、お菓子の評判がよかったこと。
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一番奥に見えるお菓子がシロフォンになっています。
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ゴキゲン番外編は、終演後西脇さんを紹介してもらった西邑さんと西脇さんと3人で飲みに行ってまさにゴキゲンだったこと。
西脇さんともすっかり仲良しになりました。
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次は10日の焼津公演よろしくお願いします。

西邑さんとはその後「柳野」へ。
西邑さんのブログが面白いという話とか、音楽の「こういうの、困るよねえ」とかいう話で盛り上がる。
ワタシもだけど、いつもカメラ持ってるね。

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というわけで、15回目の音楽祭が終わりました。
私の出番は終わりましたが、コンサートは7月いっぱい毎日続きます!

あっ、おまけ。
西脇さん御用達の「キンカン」。
虫に刺されやすい体質?!なんですって。
それにしても、キンカンが「虫さされと肩こり」に効くとは知りませんでした。
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リレー音楽祭inアトリウム

無料
木琴:通崎睦美 ピアノ:西脇千花

7月4日 リレー音楽祭inアトリウム

毎年出演してなんと今年で15回目になる、京都ブライトンホテルでのコンサート。

今日は、ピアニストの西脇千花さんが東京から来てくださいました。
今日、明日、練習して明後日本番です。
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作曲の西邑さんのご主人、ヴァイオリンの山本裕樹さんのリサイタルでピアノを弾いておられるのを聴き、とても素晴らしかったので、今回私も伴奏をお願いしました。
今日はじめて合わせましたが、なんとも楽しかった。
裕樹さんのベートーヴェンやショーソンの伴奏も素晴らしかったけれど、今回の山田耕筰「かっぽれ」もいいですよ(笑)
是非、ご来聴ください。

このコンサートは無料で好きなところで聴けるのですが、カフェやレストランの予約席(有料)もあります。
カフェでは、コンサートの内容にあわせたお菓子を作ってくださることになっています。

今回は木琴(=シロフォン)での演奏なので「シロフォン」にひっかけて「シフォン・ケーキ」はどうでしょう、とお願いしたのですが、シフォン・ケーキは乾きやすいから、準備時間との関係でむずかしいのだそうです。シフォン(=素材が絹)の衣裳を着て弾くシロフォンを聴きながらシフォンケーキを召し上がっていただく!これは名案と思ったのですが、残念でした。
じゃあ、ソルベボール(丸い玉状のシャーベット)をマレットに見立てて散らすのは?「それは、溶けます...」そりゃそうだ。
そんな数々の問題をクリアして、美味しく楽しいデザートを考案してくださったようです。
私も当日のお楽しみ!ということになっています。

もう、ほんの数席、座れるそうです。
ご希望の方は、御予約が安全です!とのこと。
ご予約はこちら

ところで、今日の夕食は昨日の「現場のメシ」とは、ちょっと違うでしょ(笑)
こんなところからスタートしました。
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天使突抜367 工事中のお昼ご飯 4

普段、スーパーの折り込みチラシに反応することは少ないのですが「アイスクリーム半額」の広告を見て「フレスコ」に出かけました。
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ほんとに、ほとんどが半額になっていたので、現場のおやつ用に、たくさん買い込みました。
今日はお昼ご飯をつくるつもりはなかったのですが、なんとなく特売品を見ていると作りたくなってしまいました。
趣味「料理」というわけではなく、趣味「胃袋を満たす」という感じかなあ。
男の子の兄弟を子育て中のお母さんはこんな感じなのかなと想像しつつ特売品に手を伸ばす。

安い豚。
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安い厚揚げ。
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ごま油をきかせて、生姜をいれて、醤油味にしました。
汗もかいているし、そして、ごはんをがっつり食べられるように、私の普段より濃いめの味に、と思うのですが、そのへんの味付けはまだ研究中。

こんな「特売品炒め」になりました。
tokubaiitame.jpg

ご飯はさておき、工事もそこそこ順調です。
川合さんは、壁に和紙を貼る前に、パテ埋めの個所がフラットになっているか、手で触って入念にチェック。微調整も大変そうです。
よろしくお願いします!

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

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