版築(はんちく)って何?
とおっしゃる方が多いと思います。
今回行われた版築、がどういうことかというと。
従来のぼろぼろの壁にラス(建築用の金網)をはり、その手前にベニヤで壁を作る。
その従来の壁(ラス)とベニヤの壁の間を土で埋めていき、その土の層が新たな壁になるというわけです。
すなわち、約1週間後、このベニヤを外すと、新たな壁が出来上がっている!という仕組み。
土を流し込んだら、 ひたすらそれを突き固める。
突き固まったかどうかは手応えで。
この突くための棒も手作りです。
突き固まっていくにしたがって、ベニヤの壁も高く設置していきます。
なんとなく、和やかに見えますが、実際はこんな感じ。
狭くて、暑い空間で、土をこねる方も、突く方も、重労働です。
壁が高くなっていくと、見ているだけの者にでも達成感が感じられます。
でも、高くなるにつれ、作業はどんどん大変になっていきます。
土を渡すバケツリレーも大変。
突くのも大変。
あとほんの少しのところまできました。
残りの仕上げのあと、1週間後、ベニヤを外すとどんな壁が出来上がっているでしょう。
堀川くんの計算では、こんな感じの層?
出来上がってのお楽しみ!です。