9月18日から10月24日、京都芸術センターで開催される展覧会「panorama」。
この会期中にパフォーマンスを頼まれたのですが、どうも何をやればよいのか、ひらめかない。
迷いながら引き受けてもあまり良い結果にはならないので断わろうかなと思いつつ、展覧会担当、清澤さんの丁寧さと熱心さに、「断るのは簡単だけど...」と思って、もう少し詳しく話を聞くことにする。先日、ウチまで来てくださり、よく聞くと、パフォーマンスは2日間の予定で、一日は豊島由香さんの朗読の会が決まっているとのこと。
ちょっと待てよ、この名前、聞いたことがある...
以前、関西テレビの番組審議委員をしていた時、ドキュメンタリー番組が審議課題になり、番組の内容はまぁまぁだったけれど、その番組のナレーション、「語り」がとてもよく、女優さんなのか、アナウンサーなのか、と名前を検索した、その豊島由香さんだったのでした!
それならば、朗読とマリンバコンサートを分けてやるのではなく、朗読+マリンバにしてしまえないかと提案しました。何か新しいことができそう、とひらめいたので。ほとんど断りモードで聞いていた話が(笑)急に盛り上がりました。
ご縁ですね!
で、豊島さんがいま取り組んでおられるという小川洋子の短編を2つ、読んでみたのですが、う〜ん...
とにかく、お目にかかってお話しすることになりました。
それが、今日。
右が、芸術センターの清澤さん。左が豊島さん。
豊島さんのご自宅が徒歩圏内というのも、偶然!
番組の語りで受けた印象のまま、ノリだけで片付けることなく、物事に正面から向き合うタイプの方に思えました。
実際聴いていただいたマリンバの音色も気に入っていただけたようで、よかったです。いろいろアイディアも出てきたので、2回目の打ち合わせに向けて、もう少し練ってみる。
本番は、10月17日、18時の予定。
小規模なスペースなので、予約制になるのでしょうか...
秋のこと、冬のこと、来年の春のこと...
いろいろ始まっているけど、まだ猛暑日が続いています。あつい。