製作所日誌

2010年10月アーカイブ

毎日新聞。

先日、部分だけ、それも「ご自身で90度回転して見てください」な、PDFを載せていたところ「紙面データ」を送ってくださいました。
まいにちしんぶんさん、失礼いたしました。ありがとうございます。
これで、作品のカラー写真もきれいに見られます。

麦僊の『髪』は、麦僊芸大の卒業作品。
とても若者の絵、とは思えません。
最初から、おとな。
麦僊は49才で病気で亡くなっています。
濃密な人生です。

天使突抜367 建具搬入 昼ご飯37

朝、家の前で音がしたので、前をのぞくと、谷本さんとまーくんが建具を運び入れてくれてました。
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とりあえずコンパネでふせてあった階段上にも、建具が入り、日が差し込む。
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ブルーシートでおおわれていた玄関もようやく扉が。
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現場で取り付け作業。
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寸法を測って別の場所で作ってきてもらったので、ぴったりと合うかドキドキ。
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見事ばっちりつきました!

うれしくて、おひるごはんは、ヒレカツ3つ。
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その上に、卵×2をとろーり。
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お肉やさんのおねえさんがオマケでくれた、フライドポテト。

うれしさを大盛りで表現したのですが、食後のコーヒーを持って行ったら、まーくんは苦しそうでした。(笑)

では、扉をお披露目します。

正面から。
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荷物を入れるような時はこの扉全体が開きます。
そして、普段出入りするときは、右下の引き戸を開けて、かがんで出入りします。

扉と漆和紙の壁の相性もばっちりです。
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この扉は、上田さんのお宅で使われていた床材を使用しており真ん中のラインは敷居です。郵便受けも上田さんのところのものですから、大正時代のもの、かな。
アップでお見せします。
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なにはともあれ、この扉はまーくんの力作!です。

家の中から見るとこんな感じ。
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夕方には、この全体に荏胡麻油ベースの塗装がなされ、もう少し茶色が濃くなって重厚な扉になりました。
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今日は、お手洗いにカウンターも取り付けられ、近藤さん作の洗面鉢を取り付ける準備。
お手洗いにするにはもったいなく「勉強部屋」にしたいような空間です。

今日一日で、ぐっと家っぽくなりました。

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おやつは、柿。
秋も深まってきました!
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池田遊子の熱い時代展

古門前のギャラリー「SHINYA Japanese Art & Design」から届いたDMを見て、初めて知った作家の名前。
池田遊子(1909-2006)
カードの写真を見て、これは!と思い、出かけました。
明日30日17時までですが、お薦めです。
こちらから情報、そして写真ではなかなかよさが伝わりにくいけど、作品も見られます。

すぐ隣の古美術「柳」では、細川護煕の作陶展が開かれていました。
なんだか、ものものしい感じで、到底足を踏み入れられるような雰囲気じゃなかったです。

その隣の骨董屋で、引き手を見る。
うちの長屋の建具はまだ引き手を付けてなくて。
ちょうどいいものって探すとなかなかないです。
これ、形もよく、いい味なんですが、ちょっとこってりしすぎるかな。
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こういうのも、かわいいけど、中途半端だよね、と思う。
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長崎 その3

長崎でゆっくり、と滞在を1日延ばすも、大雨の予報。
でも、まだ雨が落ちていなかったので「オトナの修学旅行」大浦天主堂に行ってみる。
着いたら身動きできないほどの大雨が。
観光バスの観光客が2組、入ってはあわただしく出て行く。びしょぬれで気の毒。
そんな中、しばし大浦天主堂を独り占め。
中学校の「聖書」の時間に暗唱した主の祈りを思い出したりする。
といっても「Our father who art in heaven,hallowed be thy name」という最初のところと「Give us this day our daily bread」そして最後の「アーメン」くらい。(笑)
聖書の時間、主の祈りを英語で最初に暗唱できた人には、革張りの聖書が与えられるということだったんだけど、燃えなかったなー。ぎりぎりなんとか合格したのではなかったか。たしか、一番に暗唱したのはサカイマリコちゃんではなかったかな。どうしてるのかなー。
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この大浦天主堂、入り口のマリアさま後ろ姿が印象的でした。残念だったのは、スピーカーから自動的に流される説明の音声。戦災にあった後、修復された個所。いずれも寂しいものでした。

過激な雨が上がらず移動できないので、となりのキリシタン資料室に行き時間をつぶす。
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すっかりキリシタン迫害の歴史等に詳しくなりました。
16ー7世紀、ヨーロッパ文化が入ってきた頃若い武士の間で流行したという十字架をあしらった刀の鍔や、マリアさまの観音さん?!など、地味な展示ながら、よく見ると面白かった。
キリスト教関係の書籍を扱う売店の女性と仲良くなり「どうぞ、思う存分立ち読みしてください」と言ってもらったので『遠藤周作と歩く長崎巡礼』など、遠慮なく、読破。
ずっと立ち読みも申し訳ないので、隣のグラバー園のカフェで本でも読んで時間をつぶそうかと、曾野綾子の自選短編集を購入。小雨を見計らって移動。
そしたら、見事に雨があがりました!!!!
普段そんなに良い行いはしていないけれど、とちょっと照れくさく思う。
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実は、このあたり高校の修学旅行で来ていました。クラスメイトだった平林さんはバスガイドの名前や泊まったホテルまで覚えているのですが、私は全く覚えていないので新鮮に楽しめました(笑)

その後雨は降ったりやんだり。でもなんとなくうまくいったので、黄檗宗の唐寺なども見てみたく「寺町」界隈に行く。
京都の黄檗の万福寺からすると、随分かわいらしいけれど、そこがまた大らか過ぎずよい雰囲気。端正に整っているなぁ、などとえらそうなことを思う。しかし、元を正せば黄檗宗の開祖は中国から長崎に渡来しその後京都で万福寺を開山したわけなので、こちらの方が歴史があるということでした。失礼しました、という感じ。
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お寺に行っても細かい細工が気になるワタシでした。
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とまぁ、いろいろあるのですが、これ以上書くと呆れられそうなので、このへんで終了。
ワタシが歩いた長崎の街は、本屋さんが少なく、お花屋さんが多い、という印象でした。

長崎、また行きたいです。

おわり。



「キモノの文字文様に託された世界」展

昨日は、武庫川女子大でシンポジウム。
着物関係のシンポジウムのパネリストで呼ばれたら、そりゃキモノで出かけるべきでしょ、と思いながら、電車を乗り換え、阪神「鳴尾」って行ったことのないところまで、着物姿で出かけるのも面倒...と着物にするか洋服にするか、朝から逡巡していました。
『天使突抜一丁目』の本でワタシを知ってくださった方は、毎日着物で過ごしているようなイメージのようなのですが、実は、今年着物3回くらいしか着てないし...
あの本は約10年前の本なのです。
と、うじうじ考えていても仕方ないので、ここは立派な社会人的態度で、着物を着て出かけました。(笑)

資料館での展示はコンパクトなものですが、入場無料で図録付きというのはかなりお得感があります。
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うちの銘仙もこんな風に紹介されると、随分たいしたもの、に見えます。
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シンポジウム。
近代きもの研究家の磯映美さんなど、他のパネリストの方のお話しも面白かったのですが、せっかくのシンポジウムなので、各人の講演的な発言よりも討論の時間が長い方が楽しかったのになあ、とそこが残念でした。

一つ展覧会情報。
昨日、いただいたチラシ。
この大学の専任講師、井上雅人さんの展覧会。
CENTER EAST(ナカヒガシ・C/E・ユウコさん)とのコラボレーション。
「スティルライフ」
ナカヒガシさんはいつも「いいなぁ」と思ってみせてもらっている作家さんなので、私がこれまで知らなかっただけだと思いますが、思いがけないつながりがうれしかったです。
それにしても、井上さんとお話しさせていただくと、話が早い!という感じでした。
プロフィールを拝見すると、文化服装学院服飾専門課程卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。そっか、そういうことか、と思いました。(笑)

この展覧会、戸矢崎さんと出かけて、戸矢崎さんの感想をききたいなー。


長崎 その2

朝からめずらしく、ホテルのバイキングをがっつり食べる。
だって、あじの干物とか、めちゃくちゃ美味しい。

で、元気に、朝からリハーサル。
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主催者側で本番どうしても聴けない、というみなさんがリハーサル見学、ということで客席におられ、なんだか一所懸命弾いてしまう。
そういう習性...。

昼食用意しますとおっしゃるのを、適当に食べますので、とお断りし、会場のビル地下の「このあたりで一番新鮮」という市場にいって食べ物を仕入れる。こういうことには、かなりこだわる。(笑)

ビルの入り口にたっている看板がよかった。(笑)
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美味しそうだけど、さすがにイカは諦める。
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ちぎり天。
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とれたて魚のすり身のレンコンはさみ揚げ。
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お寿司など。
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楽しく買って、楽屋で食べる。

本番。
実は前日「保育園児が40名ほど来ます」と聞き、えっ!と絶句した。
それならそれなりのプログラムがあるわけで...
ちゃんと聴いてくれるかなと心配でしたが、全く問題なし。
長崎のこどもがイイ子ばっかりなのか、「つばさ保育園」の教育がとりわけ素晴らしいのか?!
途中でうれしくなって、予定になかった子ども達のための「体験コーナー」を入れることにしました。

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突然赤ちゃんが這い上がろうとして、お母さんが引きづりおろすのに、必死だったので、舞台に上げて弾かせてあげた。
赤ちゃんも客席もゴキゲンになりました。(笑)
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一言で言えば「むずかしい曲」もあったと思うのですが、終わった後、保育園児のみんなにも「また聴きたいー」と言ってもらってうれしかったです。
長崎音楽教育の会のみなさん、ありがとうございました。
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終演後、絢ちゃんも平林さんも帰ってしまい一人。
食事に誘ってもらったけれど、とりあえずホテルに帰って何がしたいか考える。

お昼が軽かったので、ホテルの近くの中華料理店「康楽」で、鶏ガラスープのさっぱり系ちゃんぽんを食べる。
さっぱりといっても、結構ボリュームがありました。
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で、一息ついて、8時までやっている長崎県美術館へ。
企画展は、日本画「松尾敏夫展」。
うち(の家業)で縫製している松尾敏夫の風呂敷がミュージアムショップで売っていました。(笑)
それは、スルーして、東松照明の写真や、スペインの近・現代絵画が中心に展示されている常設展へ。
その後、屋上庭園へ行く。
途中、建物に「これでいいのかな」という部分があった。「これは施工の問題か、隈研吾の設計の問題か」と考えてしまう、最近のワタシです。
しかし、そんなことはどーでもよいくらい、出島の夜景がきれいでした。
それにしても、こんな気持ちのいい場所に、誰もいない!週末なのに!!
長崎の人はこういうところでデートしないのかなー
出島の夜景を独り占め。
風がとても心地よく、守衛のおじさんに「閉めます」と言われるまでぼーっとして過ごしました。贅沢な時間でした。
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で、また歩いて街へ。
こういうの、太るよなーと思いながら、一人で打ち上げ!をしました。
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つづく。

いろいろと。

急に寒くなりました。
昨日は、長崎で見つけてマリンバと一緒に積んで帰ってもらった、美味しそうな具材でおでんを作りました。
現場に誰もはいっていなかったので、まーくんに連絡したら、夕飯前に、小鍋を持ってもらいに来てくれました。
はい、配給(笑)
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片手に鍋を持って自転車片手運転で帰っていきました。
大丈夫だったかな。

天使突抜の方は、現場以外での作業が進んでいますが、またそろそろ...というところ。
月曜は、谷本さんと照明計画のための下調べ。
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電気の傘は買うだけでなく、取り付け、接続のこと等、かっこよくしようと思うと、何かとむずかしい問題が山積み。
アンティークショップ「Pro Antiques COM」でいろいろと教えていただきました。
あらためて古い物を利用するのはむずかしい、ということがよくわかりました。

話題はとびますが...
23日毎日新聞朝刊で、現在京都市美術館で開催中の展覧会「京都日本画の誕生〜巨匠たちの挑戦」について、通崎睦美さんが魅力を語っています。(笑)
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大きな紙面なので、
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テキスト部分だけPDFにしました。
「音楽家が日本画を語って大丈夫でしょうか」と思いましたが、大丈夫かどうかは依頼される側がお決めになること、ということだったので、遠慮なく語らせていただきました。(笑)

今日の午後は、武庫川女子大資料館で行われる展覧会オープニングセレモニー。シンポジウムのパネリスト。テーマは「きものと生活文化」ということで、行ってきます。

あっ、もひとつそれから。
平佐さんから「良い話と悪い話」という件名でメールあり。
悪い話は、突然主催者の都合で10月31日の仕事がキャンセルになりました。
唖然、です。
ご予定してくださっていた方申し訳ありません。
良い話は、来年10月13日京都府民ホールアルティでのリサイタル決定。
別途、再来年1月のブッキング。
ほんとにいろいろあります.....

長崎 その1

長崎に行ってきました。
みなさんにご心配いただいていた楽器運搬の絢ちゃん。
前夜に楽器積み込み。第1日目、高速道路夜間割引を利用するため、朝4時前に家を出て長崎に午後2時頃着。
その後はしっかり観光などして、翌日朝8時半には会場入り、さわやかに通常のアシスタント業務をこなす。
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コンサート終了後は即車に乗って京都へ向かい、午前4時頃京都着。その後楽器返却。
と、無事しっかりとシゴトをこなしてくれました。
決して「経費節約のため過酷な労働を強いた」というわけではなく、これが自分としては一番諸々の段取りがよい、ということだったので(笑)
ほんとに、お疲れさまでした。
そうそう、長崎で「満永行き」のバスとすれ違いました。
満永という地名があるんですね。

で、私は。
平林さんと飛行機で長崎へ。
機内では普段ほとんど聴かないiPod。今、聴いていて一番ご機嫌!な音楽は、めずらしく同業者(笑)吉田ミカさんのCD「Mikarimba」。
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ミカさんの真摯な情熱がひしひしと伝わってきて、聴いていると元気になります。
スティーヴ・ガッド(ドラムス)をはじめとする共演陣のプレイも、アレンジも、選曲も。暖かな手触りがあるのにしっかりとした「商品」として成り立っている、という希有な「作品」です。

と、いうCDを聴いている間に長崎着。
空港までは主催者の方が迎えに来てくださっていて、そのまま夜の町へ!
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ん?着物姿。
長崎音楽教育の会の山口さん。楽器柄の着物姿で熱烈歓迎してくださいました。

「銀鍋」というお店でみなさんと一緒にお食事をいただく。
新鮮なお刺身
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鯨など。
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長崎なら魚はどこでも美味しい、というのは少々乱暴で、やはりきちんと選ばれきちんと調理されたものを美味しいというのだろうな、と感じる。魚はもとより、付け合わせの栗や、ご飯とでてきたおつけものなど、脇役も気が利いた感じでした。林光さんも絶賛、らしい。(笑)

主催「長崎音楽教育の会」の方は、以前私が林光さんの伴奏で弾いた演奏を聴いて、今回のコンサートを企画してくださいました。演奏後その場で「長崎に来てください!」と情熱的にプロポーズされ、この日に至ったわけです。
実際に聴いてくださり「もう一度聴きたい」と言ってくださるのは、本当にうれしいことです。
そんなわけで、楽しみに出かけました。

楽しいみなさんとのお食事の後、平林さんとコーヒーでも飲んで帰ろうかと少しぶらぶら歩く。

長崎の思案橋で「スナック京都」を見つけました。
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「睦美ビル」もありました。
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つづく。

通崎睦美マリンバコンサート

マリンバ 通崎睦美  ピアノ 平林知子

黄瀬さんに「マリンバの音が聴こえてびっくりした」と言われました。
はい、午前中、しぶとく練習して、現場メシを用意してから出かけます!

今日は、黄瀬さんと池上くんで鴨居レールのカヴァーを取り付けてくれてました。
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現場メシは
春菊たっぷり梅昆布うどん。
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買ってきたいなりずし。
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お寿司やのおばちゃんに「時代祭、お天気でよかったですね」と話しかけられた。
そうか、今日はすぐそこで、歴史絵巻が繰り広げられているのでした。

新潟から「現場メシに」と届けてくださった新米。
今日炊けなかった...
少しでも早く食べた方が美味しいかと、まずはちょっとずつ配給。
米の配給って戦時中みたいですね。
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ところで!
谷本さん作「猫よけ柵」が完成しています。
おとなりさんが猫が入ってくるからととりつけられていた柵が「とりあえず」な感じだったので、取り替えさせていただきました。
風格のあるかわいい「猫よけ柵」に、猫もびっくりです。
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長崎へ。

今日は、19時から平林さんとリハーサル。
その後楽器を積み込み、ただいま完了。
絢ちゃんは、明朝4時に家を出て、高速で長崎へ向かってくれます。
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コンサートは23日。絢ちゃんは、朝8時半にホールに入って楽器を組み立て、本番中はピアニストの譜めくりなど...。演奏会が終わったら、楽器を片付け車に積み込んでそのまま京都へ、です。ほんとに大活躍です。ありがとうね。

平林さんも忙しく、コンサート後すぐ帰る、というのですが、私は一人でのんびり、もう一泊してきます。
ほんとにのんびりしていてよいのか、は聞かないでください...

落ち穂拾い!

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ミレーの「落ち穂拾い」。
ではなくて...

着物の柄です!
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今日は、東寺の弘法さんで「玄関につけるいい鍵がないかなー」と探しにいったのですが、こんなレアものを手に入れました。
たぶん売っていたおばさんがミレーを知らなかったのかな。
もともと安いところを、まだ半額近くにしてくれました。

それにしても、ミレーのオリジナルと同じ「3人の女性」。構図のみならず着ている物や帽子も似ています。背景の馬車などは、たぶんオリジナルで、絵も結構うまい。
着物の職人さんがミレー気分で書いたのでしょう。
染めの調子などからみて1930年前後のものではないかと思われます。
オルセー美術館に売り込みましょうか!(笑)

肝心の鍵ですが、こんな感じの蔵の鍵だと、良い感じのものがあるのですが、玄関にはむりですよねぇ。
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鍵付きで、ドアノブもあったけど、引き戸だし、だめですよねぇ。
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今日の弘法さんは時々雨が落ちる、曇り空。
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こんな日は、業者さんが、早く売って、早く帰りたいので、安くしてくれるのです。
起きるの遅れたけれど、目が覚めてから20分で家を飛び出し自転車とばして、起床30分後には東寺にいました。
低血圧なんですけど...やれば出来る!

あっ、番犬?!増えてました。
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天使突抜367 瞬間湯沸かし器など。

「お家、もうすぐ完成ですね」と声をかけてもらいます。
それはそうなんですが、まだまだ細かいところがこれからです。

とはいえ、そろそろキッチン回りのものなど「選んで、買う」という作業が増えてきました。
かつくんと谷本さんがカタログやネットでいろいろ探してくれています。ほんとにありがとうございます!
これまでは「かっこいいの、ないねー」という話になると「作ろうか」ということになっていたのですが、さすがに、冷蔵庫とか換気扇などは作れないので...いや作ろうと思えば作れるかなぁ...(笑)せっせとネットで購入しています。
今日も、瞬間湯沸かし器が届きました。
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「安くてかっこよくない」か「ぼちぼちかっこいいっていう程度なのに、結構高い」のどちらを選ぶかってむずかしい。

「かなり高いけど、めちゃくちゃかっこいい」という選択肢があれば、また違うのですが...まぁ、そんな瞬間湯沸かし器があったとしても、誰も買わないかなー。

「まぁまぁかっこよくて、そこそこ安い」なんていうものが、意外とないので困ります。

エアコンなどは、かっこいいデザインはあきらめて、本体をうまく隠す工夫をすることになっています。こういうのは、ほとんど黄瀬さんの仕事です。ここから、黄瀬さん、また忙しくなりそうです。

ところで、今日の夕方は、やすこちゃんとみかちゃんのレッスン。
やすこちゃんに「低音用のお薦めマレットありますか」と尋ねられたけれど、私はほとんど市販の物を改造して使っているので、これ!というのがなかなか、ない。
やはり気に入った市販の物ってなかなかないなぁ、と思う。
ちなみに、今かなり気に入って本番でもよく使っている硬いマレットは、5才の時に買ってもらったもの。楽譜を読みながらマレットの柄の部分をなめたりかじったりしていたので、歯型が付いています。(笑)


来年5月

来年5月18日、大阪新音主催、フェニックスホール(大阪)でのリサイタル。
プログラムは年明けで充分かと思っていたら、急ぎだった...
木琴で、と思ったけれど、すでにマリンバで広報がでているとのことで、マリンバで考える。
ピアノ伴奏ではなく、マリンバのみ。
一晩で「ソロ・デュオ・トリオ」を聴いていただくことにしました。

昨日のマリンバ×朗読の会。
演奏後のトーク。
質問コーナーなどあり、和やかな雰囲気。
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この後、朗読の豊島さんはご予定があるということだったので、その場でさくっと解散。

「今井」で、お鮨を食べる。
なごむ。
最後の楽しみ、太巻き!
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panoramaを聴く〜橋をわたって

マリンバ 通崎睦美
朗読 豊島由香

天使突抜367 電気の傘とか、いろいろ

昨日、自転車で出かけた時、一度しかはいったことのない骨董屋に吸い寄せられ、中を見ると、探していた雰囲気のガラス製電気の傘が。
思っていた数分の一のお値段だったので、迷わず購入!
たぶん、アメリカの古いもの。
かつくんにも、谷本さんにも合格点をもらいました。
よかったー。
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一部ダウンライトの個所もありますが、あと気に入った、場所にあった、電気の傘を8つ!手に入れなければならず、大変ですが、こういうのはとても楽しみです!

今朝は、このところ続いている瓦の作業。
やはりもう少し古い色の瓦の方がいいかと...
そう思って歩いていると、屋根を葺き替えておられるお家があり、屋根やさんに声をかける。
かつくんも呼んで、上に上がらせてもらいよい感じの物を見つける。
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「捨てる物だから、よかったら持って行って」と言ってもらったのですが、古くてめずらしいものは、うちには大きすぎたり、
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さりげなく良い感じのは、数が足りなかったり...
残念でした。
でも、とても感じのいいお兄さん達が親切にしてくださり、嬉しかったです。(笑)

今日の作業。
うちは、黒い!
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ので、こういう樋は取り外して、黒い樋をつけ直しています。
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あと、玄関の天井を西岡さんにいただいたアドヴァイスを取り入れ、和紙や左官ではなく杉板をはる。
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4軒長屋なので、おとなりとの境がいろいろとむずかしい。お隣さんがとりつけられていた「猫よけ」をとりはずさせてもらって、かっこいい「猫よけ」をつけるべく、谷本さん、採寸。
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で、10時半には、来週末長崎でのコンサートの合わせに平林さんが来てくれる。
「現場の方にも」と岐阜の梨「新高」をいただく。
えっ、大きい!
みかんと比べてみましょう。
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ほんとは、平林さんにも「現場メシ」をと思っていたのですが、余裕なく、お菓子でしのいで、時間ぎりぎりまで練習。
こんな時に限って、お菓子のストック、少...。
でも、コレ平林さんが気に入ってくれた(笑)
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これから、明日、マリンバ×朗読の会のリハーサル。
今、玄米ご飯の火の番をしながらブログを更新。

天使突抜367 瓦 お昼ご飯35

今日も、版築の上に瓦をのせる作業。
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瓦がのると、かっこよくなります。
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お昼前。
「かつくん、お昼食べる?」と聞きに行ったら「ちょっと、今、いいっすか?」と言われ、全然よくないのに何も考えず「いいよー」と言ってしまう。
「ここのところの瓦、どうしましょう」というような話。
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瓦に夢中になって、こがしました、ご飯...

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おいしいを通り越したコゲになりました。
みなさん、ちょっとした気のゆるみで事故はおこります。
気をつけましょう!!!
で、かつくんには、だまってコゲじゃないところをすくってよそった。(笑)
でも、おかずを作る気力がなく、コロッケなどを買って、近所のおばちゃんにもらったかまぼことかのせておいた。
かつくんは「ごちそうっすね」と言ってくれた。
あっ、最近かつくんにカノジョができた。
おめでとー!
新車も買った。
おめでとー!
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午後は、京都芸術センターで17日の打ち合わせ。展覧会も見る。
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夕方は、定期的に通う漢方の病院。
今日、上野先生は、中国語のなぞの書物?!を参考に、処方してくださった。効きそう。
今回の煎じ薬には「蒲公英(たんぽぽ)」が入っているらしい。
それにしても漢方薬の味はマズイ(笑)
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ところで、昨日の京都市教育委員会の会議の後、「平安京創生館」の見学がありました。
平安時代から現代までの「土層のはぎ取りパネル」というのが興味深い。
赤茶けた層は「蛤御門の変」(1864)など、かなりリアルです。
自然の版築、という感じ。
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天使突抜367 瓦・昼ご飯34 など。

今日は、瓦やさんの西出さんと、かつくんが作業に入ってくれることになっていたので、久しぶりに朝9時前から現場。
谷本さんも一緒に、版築上にのせる瓦のチェック。
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小さいのをのせるとかわいいね、ということだったのですが、古い物で揃えるには数が足りないことが判明し、果たして大きい物でよいのかなど、4人で悩む。
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午前中はその後、ひとりレッスン。
お昼は、久しぶりにかつくんに「現場メシ」。
炊き込みご飯。
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ずっと「夏の現場メシ」だったので、スーパーで白菜を見て感慨深く...
白菜と豚ミンチの炒め物、生姜醤油風味。
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卵としいたけのスープ。
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万願寺とうがらしの炊いたん。
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午後からは、毎日新聞の取材。
カメラマン同行ということだったので、取材の前に掃除。(笑)

夕方家を出て、京都市社会教育委員の会議に出席。
京大工学研究科教授、前副学長、VBL施設長の松重和美先生の御発表「学生、児童を対象とした京大・京都でのベンチャー精神涵養の取り組み」の後、委員長から「どなたかご発言は」と言われるも、挙手なく。
で、「通崎委員何かございませんか。」と当てられた...
松重先生の発表の中には、興味深い取り組みがいろいろあったのだが「京都風電気自動車」→先端技術と伝統文化の融合、京都の町に合う電気自動車ということで、漆を使ったボディの自動車とか、京友禅の柄を転写したものとか、西陣織の外装....
このあたりはちょっとひっかかりがあり。
議題にそって発言するならば「漆を例にとって、教育、という観点から見た伝統文化の継承についての普遍的なこと」かと思い話し始めたが「ひっかかり」を失礼のない言葉で話そうと思うと、かえってしどろもどろになった。結果、委員長には「通崎委員らしいご意見をありがとうございました」と言われてしまう。(苦笑)
常に状況をわきまえつつ理路整然と持論を述べられるような人間になりたい、と切に思いました。ふぅ。この件は、そのうち、落ち着いてきちんと文章化したい。


狭間の楽しみ。

世間でいうところの「連休」は東京→神戸。
所用の狭間に、いろいろ楽しむ。

一度客席側で聴いてみたいと思っていた、田口ランディさんの朗読。
以前「アングリマーラ」(釈迦の弟子の一人)の現代語訳を書き下ろして一緒にやりたい、とおっしゃっていたこともあり、ちょうど仏教つながり「般若心経」の語り、ということで、新宿区の経王寺へ足を運びました。
京都駅構内の書店でこんな本をみつけ、行きの新幹線では、にわか勉強。
般若心経を読みながら。(笑)
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ランディさんは、全体のコーディネイトではなく、出演者の一人として「語り」をされました。自分の言いたいことを「自分の声」で語る、というのはやはり迫力があります。
全体を言えば、共感できる部分と、そうでない部分がありましたが、実際その場に居合わせるというのは、大きなことだと思いました。行ってよかった催し、でした。

その後、代々木上原に移動。時間があったので、駅近くの人気のドーナツ屋さんへ。
特にドーナツ好きというわけではないのですが、一所懸命手作りで美味しい物を作っていると評判の所へは、行きたくなります。
こんなところであっているのかな、とiPhoneのマップを頼りに進む。
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普通のおうちを改装した小さなお店。
毎日数種類のドーナツがあるそうですが、私が行った時にはプレーンのみ。
で、私の次の方で売り切れ、閉店、でした。ふぅ。
きれいな味のするドーナツでした。
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神戸では、下町の商店街の鉄板焼「大榮」というお店で、お肉!を食べた。
鉄板焼きというか、お好み焼き屋さん風情なんですが、仕入れから吟味した美味しいお肉。店主の肉へのこだわりがほとばしる!というお肉でした。かなり栄養補給したので、しばらく粗食で過ごします。
肉のたたき。
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ステーキ。
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昨日は、ギャラリー島田で「林哲夫新作油画・ちくま表紙原画展」を観る。
林哲夫さんのブログ。

これも「印刷物や写真では知り得ないことがたくさんある」と思わされる展覧会でした。コンサートも展覧会も、当たり前なのですが、時々深くそう思います。
いい展覧会でした。
明日まで!




木田安彦の世界「三十三間堂」展

このところ、大丸の裏の木田さん宅には何度も行っているのですが、今日の夕方ようやく大丸ミュージアムで開催中の「木田安彦の世界「三十三間堂」展に行きました。
板絵やお軸もたくさんでていたけど、わたしはガラス絵や木版の緻密な作品が好きでした。
ところで、木田さん。
展覧会前に人手が足りないということで「君のところの気の利く弟子、一人紹介して」と電話があり、しかたないなぁー(笑)と満永あやちゃんを紹介。
仕事のあいている時に、バイトに入ってくれることになりました。
アシスタントの佐竹さんから説明を聞くあやちゃん。
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ばっちり務まっているようです!

その後、また木田さんから「エアコンのトラブルで箪笥が一棹水浸しになったので、中に入っていた着物のシミ落とし屋紹介してほしい」と連絡あり。
それが一段落したら、今度はその箪笥の修理。水浸しで木がふくらんで中の物が出ないので、一部をたたき割った!らしい。それも、あせってかなりバラバラに...
その修理。
「君のところの誰か、直してくれへんか」と言われてもですねえ...。
困りましたね...黄瀬さんですか....。
というわけで、先日黄瀬さんを紹介し、箪笥は黄瀬さんちへ。
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その後、無事修理が完了し木田さん宅に運び込まれました。
黄瀬さんの敏速な対応と、ありあわせの釘やボンドを使わない丁寧な修理に木田さんはとっても満足の様子でした。
黄瀬さんには、ご苦労をかけてしまいましたが、ありがとうございました!

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天使突抜367 相談事  お昼ご飯33

大きな工事は終わっているのですが、細かいところで「ここはどうする?」ということが出てきます。
天井とか、壁とか、既存の部分と新規の部分とのかねあいがむずかしい。
そこで、谷本さんと「西岡さんに相談しよう!」ということになり、今日「とりあえず、見学」ということで、見に来ていただきました。
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壁をはじめ、たくさん褒めていただき、うれしかった(笑)
私が留守中に付いていた、鉄製鴨居のカヴァーもかっこいい、と。
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諸々、さすがなアドヴァイスをいただき、感謝でした。

11時の約束だったのですが、午後はご予定がおありとのことだったので、急ぐかな、とおにぎりを作っておきました。
黒豆ご飯に3種の具。
「梅」「かつお」「うりのしょうゆ漬け」
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現代玩具博物館(美作市湯郷)

20代後半、とてもお世話になったピアニスト戎洋子さん。そのパートナーの、加藤裕三さん。
加藤さんは「グリコのおまけ」のおもちゃなどもデザインされていたおもちゃデザイナーだったのですが...10年ほど前に亡くなられました。その加藤さんが敬愛されていた仕事仲間でもある玩具作家の西田明夫さん、が館長をつとめられていたのが「現代玩具博物館」。
そんなつながりで、以前、現代玩具博物館が岡山県東粟倉村にあった頃、演奏をさせていただいたことがありました。とても星空のきれいなところで、お隣に西田さんが経営されている素敵なペンション。西田さんもとても素敵な方で、機会があればもう一度行きたい、と思っていたのですが、西田さんもお亡くなりになり...
今年になって大人も楽しめるこの博物館は、湯郷に移転。
そんなこともあり、一度湯郷に訪れてみたいと思っていたのでした。

西田さんデザインのからくりオルゴール。
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この箱を開けると!
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メルヘン調は苦手な私ですが、これはかわいい!
加藤さんのことは、ここに詳しいです。
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ピアニストの戎さんとのご縁から始まった数珠つなぎはいろいろを経て「加藤さんのお嬢さんが大学で谷本さんの教え子だった!」というところまで、つながります!

湯郷では、しみじみ加藤さんや西田さんのことを思い出したりして、いい時間でした。


岡フィル美作公演

実は、オーケストラとのバス移動、今回の岡フィルとが初めてでした。
いつもはクールなヴィオラの杉山さんによる「点呼」は、遠足気分。
気分が盛り上がりました。(笑)
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総社での公演後、バスで一度岡山に戻った後、単独で美作入り。
翌日は、美作第一小学校での公演。この小学校は「湯郷温泉」の地域にあるので、温泉に宿泊。露天風呂で和んで、翌日にそなえる。(笑)

朝早く起きて、山沿いの遊歩道を散歩。
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のつもりが、どんどん山を登っていき、
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気持ちいいので、またどんどん行くと、木がうっそうとしてきて、
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誰ともすれ違わないので、さすがに一人では危ないような気がしてきて、途中で断念しました。
緑いっぱいで、リフレッシュ。
緑はないけど、この木の風情も気に入りました。

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この日は、学校の講堂での演奏。
楽屋は図書室、でした。
オケの事務局のみなさん、ステマネさん達は講堂の片隅でお弁当を。こういうシーンがなんだか楽しそう、というのは演奏する方にとっても、気分がいいなぁと思います。
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図書室には、児童がそれぞれ推薦する図書のコーナーがあり、いろんな新刊もならんでいました。
気になったのは、宿野さんの推薦。
『ラブ♡偏差値 もしかして初恋?!』
「昭和時代」の小学校の図書館にはなかったなあ。
推薦文によると、主人公の春野れんげが、中学受験を決意しある塾に入会します。その塾には秘密の模擬テストがあり、恋のレポートを提出すれば「ラブ♡偏差値」がでてくるという物語だそうです。
他には、お笑い本なんかもあったりして、時代を感じました。

あと、新刊のところに、こんな渋い本もありました。
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『建具職人の千太郎』。
今、うちの長屋の建具を作ってくれているまーくんに借りて帰ろうかと思いましたが、返しに行くのが大変なので、やめました。(笑)

肝心の本番は...この後ろ姿を見ると、みんなしっかり聴いてくれたように思います!
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恒例のマリンバ体験コーナーも楽しかったです。

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というわけで、今シーズン、岡フィルとの共演計6回の本番が無事終了しました。
オーケストラのみなさん、事務局のみなさん、ありがとうございました!



金木犀

昨日は、午後から練習。
一人で後楽園を散歩したり、午前中はのんびり。
金木犀の香りに季節を感じました。
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岡山のこのあたりは、京都とはひと味違う、ちょっとした古い建物がたくさん残っているような気がします。本格的なものもあるけれど、なんでもない、こういう瓦と窓の配置も、かわいい。
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夜は里香ちゃん先輩他打楽器メンバーにヴィオラのとしちゃん先輩と韓国料理で盛り上がる。
その後は、雰囲気一転、paganiniという名のbarへ。
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今からオーケストラのみなさんとバスで総社に移動です。

岡山フィルハーモニック管弦楽団 中井章徳指揮 
マリンバ・ソロ 通崎睦美

お問い合せ 岡山シンフォニーホールチケットセンター 086-234-2010

panoramaを聴く〜橋をわたって

10月17日の公演、定員に達しました。
お知らせまで!


岡山フィル 親子deクラシック

昨日から岡山に来ています。
昨日は、リハーサルの時平佐さんが現れて「倉敷にいこう」と。
倉敷の大原美術館で同じヒラサオフィス所属のチェリスト、ヨハネス・モーザーさんのリサイタルがあるとのことで、リハ終了後、電車で15分ほど、倉敷まで出かけました。
モーザーさんは「チェロの貴公子!」です。
ベートーヴェン、ブリテン、バッハ、ブラームスと硬派なプログラムを大熱演でした。

それはそうと、大原美術館といえば。
最近見つけた小学校低学年の頃の日記に、家族で大原美術館に行った時のこと、「フーシャ」の絵の技法が印象に残ったという内容が書いてあり「それって何?」と思っていたのでした。
今回その疑問が解けました!
ポール・シニャックの「オーヴェルシーの運河」のことです。きっと。
結構、感激、でした。
このブログも含め、日記って面白い、と思いました。

今日は、11時からの本番なので、9時にホールへ。
早起きしました。
0歳児から入れるコンサートということで、ホールのディスプレイもかわいい!
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リハーサルの後、お弁当が出たけどちょっと食べたいものと違うかなーとふらっと町にでる。
なんとなくよさげな雰囲気の店
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を見つけ近づこうとすると、後ろかチェロのお兄さんに「そこ、おいしいですよ」と声をかけられ、入る。
ベンガル地方の家庭料理を基に、良質なスパイスを使用し、小麦粉、化学調味料、ラードを使用していないカレー。
ベジタリアンメニューです。
野菜の茹で具合、歯ごたえも絶妙。
丁寧に作られた「美味しい味」でした。
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本番前には、芸大打楽器、3年後輩の旧姓北條さんが、赤ちゃんを連れて、楽屋訪ねてきてくれました。岡山に住んでいるとも知らなかったので、ほんとにびっくり。うれしかった!
孔悌くんというんだって。立派な、いい名前だねー。
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本番では、子ども達にもマリンバを体験してもらいました。
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今日のチャールダシュはハープも入ってゴージャス。
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岡山フィルとは、指揮者がかわって、明日練習、そして総社、美作、と移動してのコンサートです。
またチャールダシュ、弾きます。
指揮者の中井章徳さんとも息が合い、なんだか今日は気分良く豪快に弾き終えたみたい。(笑)
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あっ、今日の他の出演者を紹介します。
岡山のキャラクター。
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司会と歌の四宮貴久さん。今月出演されるミュージカル「王様と私」の衣装で。
「王様とワタシ」。
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天使突抜367 天井の和紙

谷本さん!谷本さん!業務連絡です。

グレーの和紙を探しに行ってきました。
柿本までは時間切れで行けず、
今日は、楽紙舘。

「あっ、きれい」と思ったら他のは数百円なのに、これは3990円もします...
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竹炭入り、 というのもグレー系でした。
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あと、サイズが1470×320ミリになりますが、100パーセント地元産の楮(こうぞ)草木染め吉野和紙
というのもありました。いずれも私の写真では色目がわかりづらいですが、グレーのトーンです。
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それから、さすがに五線はなかったですが、ストライプはありました。
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以上です。
ご確認下さい!


メテユンデ!

「昨日の朝日新聞夕刊みた?」と久しぶりに山崎暢子さんからメール。
見ていないというと、記事をPDFで送ってくれました。
その後、数人からメール。
気付いた方は「わけもなく、なんだかうれしかった」とのことで、ありがとうございます!

この記事に登場する三橋順子さんがお召しになっているのは、メテユンデのゆかたです!
着物的に着こなしておられます。
80年ほど前の着物の柄を復刻したものなので、この期に及んでデザインが廃れることはないと思いますが、この商品自体はメテユンデ初年度に発売されたものなので、もう8年も大切にしてくださっていることになります。
そういう風に着てもらいたいなと思って作ったブランドなので、とてもうれしいです。
三橋さま、ありがとうございます!
インパクトありました。
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2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

過去の日誌一覧

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2009年9月以前の日誌

メテユンデ 通崎睦美プロデュース ゆかたブランド METEYUNDE(メテユンデ)プロモーションサイト