製作所日誌

長崎 その2

朝からめずらしく、ホテルのバイキングをがっつり食べる。
だって、あじの干物とか、めちゃくちゃ美味しい。

で、元気に、朝からリハーサル。
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主催者側で本番どうしても聴けない、というみなさんがリハーサル見学、ということで客席におられ、なんだか一所懸命弾いてしまう。
そういう習性...。

昼食用意しますとおっしゃるのを、適当に食べますので、とお断りし、会場のビル地下の「このあたりで一番新鮮」という市場にいって食べ物を仕入れる。こういうことには、かなりこだわる。(笑)

ビルの入り口にたっている看板がよかった。(笑)
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美味しそうだけど、さすがにイカは諦める。
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ちぎり天。
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とれたて魚のすり身のレンコンはさみ揚げ。
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お寿司など。
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楽しく買って、楽屋で食べる。

本番。
実は前日「保育園児が40名ほど来ます」と聞き、えっ!と絶句した。
それならそれなりのプログラムがあるわけで...
ちゃんと聴いてくれるかなと心配でしたが、全く問題なし。
長崎のこどもがイイ子ばっかりなのか、「つばさ保育園」の教育がとりわけ素晴らしいのか?!
途中でうれしくなって、予定になかった子ども達のための「体験コーナー」を入れることにしました。

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突然赤ちゃんが這い上がろうとして、お母さんが引きづりおろすのに、必死だったので、舞台に上げて弾かせてあげた。
赤ちゃんも客席もゴキゲンになりました。(笑)
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一言で言えば「むずかしい曲」もあったと思うのですが、終わった後、保育園児のみんなにも「また聴きたいー」と言ってもらってうれしかったです。
長崎音楽教育の会のみなさん、ありがとうございました。
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終演後、絢ちゃんも平林さんも帰ってしまい一人。
食事に誘ってもらったけれど、とりあえずホテルに帰って何がしたいか考える。

お昼が軽かったので、ホテルの近くの中華料理店「康楽」で、鶏ガラスープのさっぱり系ちゃんぽんを食べる。
さっぱりといっても、結構ボリュームがありました。
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で、一息ついて、8時までやっている長崎県美術館へ。
企画展は、日本画「松尾敏夫展」。
うち(の家業)で縫製している松尾敏夫の風呂敷がミュージアムショップで売っていました。(笑)
それは、スルーして、東松照明の写真や、スペインの近・現代絵画が中心に展示されている常設展へ。
その後、屋上庭園へ行く。
途中、建物に「これでいいのかな」という部分があった。「これは施工の問題か、隈研吾の設計の問題か」と考えてしまう、最近のワタシです。
しかし、そんなことはどーでもよいくらい、出島の夜景がきれいでした。
それにしても、こんな気持ちのいい場所に、誰もいない!週末なのに!!
長崎の人はこういうところでデートしないのかなー
出島の夜景を独り占め。
風がとても心地よく、守衛のおじさんに「閉めます」と言われるまでぼーっとして過ごしました。贅沢な時間でした。
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で、また歩いて街へ。
こういうの、太るよなーと思いながら、一人で打ち上げ!をしました。
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つづく。

2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

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