製作所日誌

「キモノの文字文様に託された世界」展

昨日は、武庫川女子大でシンポジウム。
着物関係のシンポジウムのパネリストで呼ばれたら、そりゃキモノで出かけるべきでしょ、と思いながら、電車を乗り換え、阪神「鳴尾」って行ったことのないところまで、着物姿で出かけるのも面倒...と着物にするか洋服にするか、朝から逡巡していました。
『天使突抜一丁目』の本でワタシを知ってくださった方は、毎日着物で過ごしているようなイメージのようなのですが、実は、今年着物3回くらいしか着てないし...
あの本は約10年前の本なのです。
と、うじうじ考えていても仕方ないので、ここは立派な社会人的態度で、着物を着て出かけました。(笑)

資料館での展示はコンパクトなものですが、入場無料で図録付きというのはかなりお得感があります。
kimono_moji.jpg
うちの銘仙もこんな風に紹介されると、随分たいしたもの、に見えます。
abc_meisen.jpg


シンポジウム。
近代きもの研究家の磯映美さんなど、他のパネリストの方のお話しも面白かったのですが、せっかくのシンポジウムなので、各人の講演的な発言よりも討論の時間が長い方が楽しかったのになあ、とそこが残念でした。

一つ展覧会情報。
昨日、いただいたチラシ。
この大学の専任講師、井上雅人さんの展覧会。
CENTER EAST(ナカヒガシ・C/E・ユウコさん)とのコラボレーション。
「スティルライフ」
ナカヒガシさんはいつも「いいなぁ」と思ってみせてもらっている作家さんなので、私がこれまで知らなかっただけだと思いますが、思いがけないつながりがうれしかったです。
それにしても、井上さんとお話しさせていただくと、話が早い!という感じでした。
プロフィールを拝見すると、文化服装学院服飾専門課程卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。そっか、そういうことか、と思いました。(笑)

この展覧会、戸矢崎さんと出かけて、戸矢崎さんの感想をききたいなー。


2012年8月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

過去の日誌一覧

2009年9月以前の記事はこちらより閲覧できます。事情により、一部リンク切れや、正常に表示されない箇所があるかもしれません。あらかじめご了承ください。

2009年9月以前の日誌

メテユンデ 通崎睦美プロデュース ゆかたブランド METEYUNDE(メテユンデ)プロモーションサイト