製作所日誌

2010年12月アーカイブ

天使突抜367 雪化粧

新聞やテレビでは、金閣寺の雪化粧の様子がとりあげられていますが、天使突抜367も、雪化粧しました。(笑)
今日の谷本さんはカメラマン。
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私は、昨日からおせち料理を作ったり。
幼なじみの春美ちゃんと2人で2軒のおせち料理を作るようになって、今年でなんと20年。昨年の暮れには、「来年は、特別豪華メニューにしようか」と話していたのですが、そんなことを考える暇もなく当日を迎え、いつものようにいつものメニューを作りました。
私としては、作っただけでも奇跡?!(笑)
春美ちゃんに感謝です。
仲良く半分に分けて、お重に詰めます。
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このところ、野田さんにおせち料理のお裾分けしています。ペコちゃんの三段重で。
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367は、細かいところ、ほんのもう少しもう一息!なのですが、ほぼ仕上がっています。
お正月を迎える準備も出来ました。
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今年特に後半の一年、このブログはほとんど天使突抜367リノベーションの話題でした。
おつきあいくださったみなさんありがとうございました。

2011年、よい年になるといいなと思います。

楽器の修理

29日は、今年最後の現場シゴト。

367とは、関係ないけど、
ぼきっと折れてしまったチェロも、谷本さんの手で見事になおりました。
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そして、かつくんが見事な音色を奏でてくれました!
えっ?!(笑)
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天使突抜367 鍵穴 お昼ご飯51

今日は、朝から谷本さんが出勤。
玄関扉の鍵穴のまわりが削られました。
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だんだん整っていって
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お昼ご飯の「にしんそば定食」
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を出した後に見ると、鍵穴カバーが付いていました!
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壊れました。

先日、Macが音をたてて壊れました。
どんな音かというと「ジジジジ、ジリジリ」というイヤな音です....

困った時はタカセさん!ということで、高瀬さんに連絡すると(高瀬さんについての紹介は省略(笑)とにかく頼れるんです)すぐに来てくださり、診断。その後すぐに、ソフマップに行って交換のパーツを購入。さくっとなおしてくださいました。
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今、修理にだせば、年末年始で2週間以上はかかりそうなのに、1日でなおりました。ありがたい。
取り出せなかったデータもありますが、今一番大事なものの一つ「工事関係の写真」を整理して谷本さんに渡した後だったので、大きな迷惑をかけずにすみました。
こんな状況で、よかったーと思えることがあるのは、幸せです。

高瀬さんは、この後、クリスマスパーティーに行かれる予定があったりで、ご主人と息子さんにもつきあわせてしまいました。ほんとに、お騒がせしました...
でも、待っている間に、マリンバ弾いたもんねー
拓海くんは、ピアノを習っているというだけあって、鍵盤感覚があり、なかなかのもん、でした。
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飽きずにかなり長時間弾いていたので、音楽が好きなんだと思います。おかげさまで、和みましたよー。

昨日は、レッスンに来たヤスコちゃんのかばんから、英語のペーパーバックがのぞいていて「英語得意なん?」と聞くと元気よく「はい!」と言うので、今読んでいる資料の中のちょっと困っている英語部分を見せると「訳してきます!」と持って帰って、すぐに日本語訳を送ってくれました。

デジカメ、プリンター、そしてパソコンと壊れ続けていますが「人間関係が壊れるよりいいわー」と思える日々です。みなさんありがとうございます。

終い天神では、こんなものを購入。最近、367を思い浮かべての買い物です。
北欧っぽい、と思ったら、昭和時代、日本で作って北欧に輸出していたモノらしいです。
デッドストックが出ていました。
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終い弘法、終い天神で、道義さんから頼まれていたオペラの衣装、女性25人分を無事調達。梱包して発送完了しました。
こんな役柄の着物も。
「やり手ばばあ」。
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天使突抜367 大詰めです

昨日は、玄関に、あれ?
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まーくんが埋木をしに、来てくれていました。
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今日は、谷本さんが現場に。
21日の終い弘法でみつけた、玄関用の灯具。探しに探していたもの、ぎりぎりのタイミングで手に入れられました。
谷本さんにチェックしてもらい、合格点!
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大正時代の灯具です。25日終い天神で、コレに合う電気の傘が見つけられるかどうか...

夜、のぞくと、もう一つの灯具と共に、分解されていました。
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各パーツのつくりが、すごくよくできているそうです。

あと、上田さんのところでいただいたもの2つが今日取り付けられたのですが、やはりこれは、ブログで紹介する前に、やはり上田さんご本人に一番に見ていただきたいので...。
年明けにでも正式にご招待しようと思っていたのですが、明日、来ていただこうかな。(笑)

今日は、椅子の欠けたところもボンドでつけてもらいました。
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このボンドは、楽器のリペアに使う、強力な木工用ボンドなのだそうです。
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今、谷本さん、こんなこと請け負っているんで。
ぼきっ。
えっ?!(笑)
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ところで、今日は本の方の打ち合わせで、淡交社の神野さんが来られました。
谷本さんは、私の本と同時期に刊行される淡交社の別の本のデザインも請け負っておられるので、年明けからは大忙しの予定です。
私の原稿が予定通りに進んでいたら、谷本さんにお正月がなかったのですが、私が遅れているので...
谷本家のみなさん、ご安心下さい。
ただ、今日の打ち合わせは、打ち合わせというの名の催促だということがわかりました...
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こういう打ち合わせをしようと思うと、367の2階にそこそこの机がいることもわかりました。
でも、決して机を買いに行かず、先に原稿を書けと言われました。
机を買いに行きたいです...


今年も顔見世

今日はおよばれ!
顔見世に行ってきました。
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ベタな感想ですが「阿国歌舞伎夢華」での玉三郎がきれいでした。
肩や肘の関節のしなやかさが、なんともいえません。でも、身体的なことだけではなく、音楽と微妙にずれる、同じ振り付けをしている人とも動きが微妙にずれる。その「ずれ感」がより一層動きをしなやかに見せているように思いました。
音楽でもそうですが「ずれ」は奥が深い、と思いながら見ました。
「伊賀越道中双六・沼津」の仁左衛門と我當のお芝居もよかったけど、このお話、長い...
10時半から3時半の観劇は、なかなか気合いがいります。

夕方は、367に、道義さんと谷本さん、京響の白方さんが来てくださり、オペラ「イリス」の衣装の打ち合わせ。
もしかして....「一応完成」後、最初のお客さまが道義さんでした!
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オペラでは、谷本さんデザインの衣装もありますが、私がお手伝いしているのは、道義さんのイメージを谷本さんが絵にして、私が実際のものを探す、という作業。
今日は「紫の羽織」を選びました。菅野さんからもお借りしてきて、たくさんの中から1枚を選んでもらいました。





天使突抜367 引き渡し!

今日は、朝から谷本さんと、谷本さんの大学の女子2名、現在は大学助手でゆかたモデルもしてくれている山地さん、そして岩野さんのところの学生さん武田さんが来てくれました。
今日は、天使突抜367の引き渡しということで、細かいところの補修や掃除が行われました。
現場には絵の具が持ち込まれていました。
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漆壁も、気をつけているつもりなのに、白くこすれた跡があったり。
そういうところは谷本さんが絵の具を合わせ
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山地さんが壁に塗ってくれていました。
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もちろん、きわどいラインは谷本先生。
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武田さんも、寒い中がんばってくれました。

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私は、朝から原稿を書いていて、気がついたらお昼。うなぎを買ってきてご飯にのせました。(笑)
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今日は、工事が始まって初めての「女子投入」。ということで、記念に?!お正月に向けて、着物をプレゼントしました。どれにする?と迷うのは楽しい時間。
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仮に羽織ってみて、帯まで選びました。


こういうお嬢さん的なもの、いくらなんでも似合わないから、ほんもののお嬢さん、山地さんが着てくれるとうれしいです。(笑)
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最後は、谷本先生による着物たたみ方教室。
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最後の最後には、上田さんのところにあったかわいらしいガラスの棚が取り付けられました。
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まだ、やり残している細かい造作があり、工事関連の記事は続きますが、一応これで367は完成です!

この物件を見つけ、谷本さんに見に来てもらったのが去年の12月18日だから、ほんとに丸一年。
2月に購入して、3月半ばに解体、5月17日から本格的工事が始まり、丸7ヶ月でした。
工事スタッフのみなさん、何かとご迷惑をおかけしたご近所のみなさん、応援してくださったみなさん、ありがとうございました。
宝物ができました!

年が明けて、細かいところが整えば、オープンハウスをしたいと思います。




天使突抜367 追い込みです

今日は、谷本さんと、久しぶりにかつくんが来てくれました。
かつくん、と聞くと、カレーと思うのはなぜでしょう...
となりのおっちゃんが畑で作ったにんじんと、エチエ農産から送ってきた里芋をフィーチャーしたカレーを作りました。ご飯は、この間黄瀬さんにいただいた小粒黒豆を入れました。
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となりのおっちゃんのにんじんは、にんじんらしい香りがして、とても美味しいです。
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今日谷本さんには、細かい作業をしてもらいました。
トイレットペーパーのホルダーやリモコンの台も谷本さんの手作りで、とてもすっきりです。まだカメラがうまく使えなくて...とりあえずの写真。
カウンターの下にさりげなく収まっています。
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谷本さんは、火袋壁の掃除や、玄関壁の板の釘穴パテ埋めなども。
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シェードも取り付けられ、灯りがともると、きれいです。
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天使突抜367 シェードもうひといき

キッチンのシェードが見つかりました。
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お手洗いにつけるのは、こちら。
共に、フランスの4〜50年代のものです。
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あと灯り関係は、外灯、表の分と裏の分、そしてデスクライトを残すのみ。

昨日は、367で、ちょっと仕事のふりをしてみました。
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寒くて、だめでした。(笑)
ここは書斎ではなく、倉庫として作ったので、まぁ想定内といえば想定内。2階はエアコンがよく効くけど1階はちょっと無理みたい。冬は遠赤外線ヒーターとかいるかな。また性能とデザインのいいのを探すのはむずかしそう。

ところで、昨今「鉄オタ」というと、鉄道オタクをさしますが、今私は鉄道ではなく「鉄オタク」になっています。
367にはいろんなポイントで鉄が使われています。鉄が好きになってきました(笑)。鉄は本当に奥が深いです。
昨夜は『ミルスケールの酸洗法と黒皮材の赤さび発生防止法』(高木甲子雄・東大工学部)日本鉄鋼協会で講演された古い論文を読んでいたのですが、何が可笑しいって、ふむふむ、と思いながら読んでいる自分が可笑しいです。


天使突抜367 机と椅子

柱と柱の間に、上田さんのところからいただいた黒柿の板を設置し、机にすることにしていました。しかし、椅子を買わないことには、その高さを決められず、まずは、この部屋の雰囲気にぴったりの椅子を探していました。

谷本さんのイメージは「工業系」。谷本さんも、初めて知ったそうなんですが、鉄と木を組み合わせた家具類を「インダストリアル系」とか「工業系」と呼び、最近、流行っているそうです。
この手の流行に疎いので、知りませんでしたが、その気で探すといろいろありました。ただ、状態のいいものは高い!
そんな中、がんばって探して手に入れたのは、おそらく1930年代のものであろう、イギリスのシンガー社の椅子。自画自賛ですが、いいかんじ、です(笑)

オーダーの段ボールも次々仕上がってきて「倉庫感」も出てきました。
机と椅子がそろうと、原稿もすすみそう(かな?)。
あとは、デスクライトです。
しっかり明るくできる、雰囲気のあるアンティークがみつかるといいのですが。

ところで、買いたてのカメラ、初めて使ってみました。何を隠そう「機械音痴」なので、慣れるまで大変そうですが、使いこなせば楽しくなりそうなカメラです。
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壊れた...

MP810の電源が入らなくなってから、このところ、プリンターなしでシゴトしていました。
そのことについて考える時間もなかったので...
で、ようやくCanonに尋ねたら、修理は発送料込みでたぶん13125円、とのこと。
「フツウこの手のプリンターの寿命ってどうなんですか」と尋ねたら4〜6年。
もう3年以上使っているから、買い換えた方がよさそうです...

で、買い換えるぞ〜!と思ったら、今度はデジカメが壊れました。
勘弁してほしいです...
これは迷わず買い換え。
谷本さんのアドヴァイスも聞き、リコーのCX4にしました。ネットで最安値を検索してさくっと購入。まもなく到着予定。

昨夜、プリンターをどうしようかな、と最近オープンした10時まで開いているヨドバシカメラにふらっと出かける。店内は、目が痛くなるくらい、明るかったです。店員さんが勧めてくれた「Brother」は、なるほど性能がよさそうで本体価格もインクも安いけれど、デザインどうだろ。「HP」は結構安くてかっこいいけど迷っている機種は、ん?うちはまだOS.10.4.11なので、無理かぁ。
これにしようかな、と思うcanonの型番がぴったり私の誕生日の数字なので、これにしようと思います。こだわっているのか、いないのか...






週末は

この週末。
杉本家住宅にて、京都女子高校と京都女子大学の学生さんへ着物に関する授業を担当。
朝起きて、そのまま着物に着替えて「出勤」するのは、違う職業の人になったようで、なんだか可笑しい。
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最初に、杉本家のお嬢さんによるお話しがありました。電気がないところでみる壁の陰影や、床のお軸の見方。また、障子一枚で仕切られる庭と座敷で感じる「気配」。受動的に見ること、見せられることではなく、能動的に見て感じ、慮ることの大切さ。このお宅での一見不便が生み出す、豊かな暮らしについてのお話しは大変興味深いものでした。「この家が建った時代は、電気が通っていませんでした。今日通崎さんがお持ちになっている着物は、大正、昭和になって電気が通ってからの色彩豊かな着物です」とご紹介下さいました。あ〜この言い回し、京都らしくって、しびれます。(笑)
こういう言い方は、やはり江戸時代から脈々と続いたお家に育たないと、できません。

367の方も、地道にこつこつ仕上がっています。
マリンバの鍵盤で出来た黄瀬さんのスイッチプレートも、コンセントプレートと共に、設置が完了しました。少しへこんでいるのは、この前(上)を引き戸が通るからです。これから隙間を着色して壁に馴染ませる作業を経て、この部分も完成です。
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お昼は、黄瀬さんを誘って近所の気軽なレストランで食事。
たまには、ね。
原稿のために、いろいろお話しをうかがいました。
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強風が吹くと、天井から謎の土が吹き込んでくることがわかったので、谷本さんに、家の隙間を埋めてもらいました。
養生中。
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夕方、西邑さんがやってる「手芸部」の展示会をのぞく。
「忙しいのに、何やってんねんなー」とつっこむ。(笑)
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価格の安さに、西邑さんの「人柄」が出ていた。(笑)

西邑さんには、ちょうど6月の仕事のために、新しいアレンジを頼んだところ。
この日は、ビートルズのメドレーをやることになっていて、どの曲が良いか、選ばないといけません。
367で、片付けをしながらCDを聴いていたけど、本来こういうのは、机に向かって鉛筆を持って、真剣に聴かないと選べません。いい曲とマリンバでやって効果的なものは違うので、いろいろを想像しつつ。
これから、全54曲を聴きます。


アゼリア推薦新人演奏会

アゼリア推薦新人演奏会の出演者オーディションが下記の通り開催されます。

2011年3月18日 声楽の部
23日 器楽の部
24日 ピアノの部

オーディションで選考され、演奏会に出演された中で最も優秀な奏者には、賞金50万円ですって。
私は、器楽の部の選考委員をします。
定員25名、ということは、25名の演奏を聴くというわけなので...
是非ともたくさんの優秀な方にご参加いただきたいです。
受付は1月6日より。



さみしいけれど...

9日、10日。
カトリック教会でのお通夜、そして告別式でマリンバを弾きました。
普段なら、誰から頼まれても「そんな洒落くさいこと、まっぴらごめん」なのですが、清らかな24才の教え子の旅立ちは、私を自然にマリンバへと向かわせました。
小学校3年生の時初めてうちにきて、マリンバのバチの持ち方から教えたこと。もう、ほんとに思い出は数え切れないのですが「原発不明癌」というむずかしい病気を患った、この2年の闘病期間、毎日毎日気がかりだったので、なんだか、ふぅっと力が抜けた感じです。

子どもの頃からいつも発表会で伴奏してくれたピアノの平林さん。
レッスンの度に練習曲を作曲してくださった土肥さん。
西邑さんアレンジのディズニーシリーズ、気に入って弾いていたっけ。
谷本さんデザインの別冊太陽で初めて着物モデルをしてくれたのは高校生の時、たしか2002年のことでした。
カメラマンの平野さんとは特別に仲良しになったし、野田さんも仲間でした。
裕子ちゃん、香織ちゃん他マリンバ仲間のお姉さん達は、みんな「妹」のように思っていました。
みなさん、おまいりして下さりありがとうございました。

かわいらしくて聡明で控えめで、非の打ち所がない小百合ちゃんでした。
「天使」のイメージがぴったりで、それがなんともせつないです。

お母さまは「先生には、なんでも相談して、頼りにしていました」とおっしゃったけれど、彼女のそれは、私が谷本さんになんでも相談して頼りにしていることからすれば、その100分の1にもなりませんでした。遠慮していたのか、いまいち頼りにならん、とわかっていたのか、単に私が厚かましすぎるだけか.... 今となってはよくわからないけれど、特にこの2年は、もっとわがままを聞かせてもらいたかったと、それが残念です。
小百合ちゃん、どうか安らかに眠ってください。

天使突抜367の完成も楽しみにしてくれていたので、あと一息、こちらいつも通りがんばっています!

自転車の顛末

私の自転車、なんとかなりそうです。
『華麗なる双輪主義』
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の著者小池一介さんにまでアドヴァイスいただいたり、有り難いです。
取り替えられたブレーキは「Vブレーキ」でマニアの間では「あれは利きすぎる」とか「外観がイヤ」という人が結構いるそうです。弱いフレームだと、補強をいれないと、フレームが広がってしまうくらい強力なブレーキなのだそうです。いまどき、なブレーキです。

Vブレーキではなく、カンチブレーキにすれば、かなり復元できそうです。
私のGary Fisherは、現在、自転車屋のお兄さんからすれば、時代遅れっぽい感じでしょうけれど、ヴィンテージと言われるまで?!大切に乗るつもりです。
自転車は、奥が深いです。

それにしても、谷本さんも詳しいです。



自転車の悲劇。

20年近く前に買った自転車「Gary Fisher」をメンテナンスに出した。
このところ全く乗っていなかったのだけれど、367が完成したら、そこに置きたいし、きちんと使えるようにしておこうと。
近所に、そんなにマニアックではないけれど若い人がきちんと対応してくれそうな自転車屋さんが出来たので初めてそこに持って行った。
なんだか、楽しくなって、ペダルを取り替えようかとか、いろいろ考えたけれど、やり出すとかなり大変そうなので「デザイン的なことにはこだわりがあるので、とにかく今回は安全に関わることだけ」とお願いした。コレが大好きで乗っていただけで、自転車については詳しくないので、修理や交換するのにデザインが変わってしまう個所については、勉強してからにします、とにかく今回は機能面だけ、と念を押して。

そうすると、少しして電話がかかってきて「ブレーキも取り替えていいですか」とのこと。「取り替えないと、危ないんですよね」と聞くと「取り替えないと乗れません」と言われ「では、お願いします」と答える。

で、修理完了の連絡をもらい、取りに行くと「えっ?!」
自転車の顔がかわっているではありませんか。
尋ねると、私の自転車は古いスタイルのブレーキなので、そっくり別の物に取り替えるしかないとのこと。ブレーキを取り替えて「デザインが変わった」と言われるとは、夢にも思っておられなかったらしく、私のがっくりした様子に、店員さんはきょとんとした様子。
ブレーキを全然違う意匠のものにすると、デザインが変わるんですよー!
少なくとも、オリジナルのブレーキを返却してもらえればよく似たものやデッドストックを探せるかと思って「壊れていてもいいので元のものを返却してください。」と言うと「捨ててしまった」とのことなのです。え〜っ。
元のものさえ返してもらえれば黙って帰ろうかと思ったのですが、捨てられたと聞き、思考が停止してしまい「自転車に詳しい友達に尋ねてからもう一度来ます。」と自転車を引き取らずに帰ってきました。

この正面のシルバーの部分、いかつくないですか?
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以前は、細いワイヤーが走っていたのに、このシステムでは、輪っかで吊るしかないって。黒いのいやなら、シルバーもありますって。
ヤダ。
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そんなに手入れして使っていたわけでもないけれど、少なくともオリジナルの状態を気に入っていたので、好きじゃない方向に、思いがけず変わってしまうのは、かなしいばっかりです。

ブレーキを取り替えるとはどういうことか、きちんと説明してくれれば、確認しに行ったのに... まぁ、今考えれば、ワイヤーを代えたりするだけにしては見積もりが高かった。こちらの無知も大きな原因ですが、専門店と素人なのですから、もう少し気遣いがあってもよいのでは。あれだけ「デザイン」と叫んでいたんだから。
とにかく、壊れていたとはいえ、オリジナルの部品を捨ててしまう、というのは何よりひどい、と思います。

自転車屋のお兄さんは、誠実な態度でしたが、私が何を言っているのか根本的には全く理解していない様子でした。
今時、小さな自転車屋さんで働くなんて、自転車が大好きな人に違いない、と思い込み、信用した私も悪いのですが、どうすればいいんでしょうね...
これは、自転車を愛しているとは言えない修理だと思うのです。
もうほんとに、がっくりです。




高槻の演奏会。

2日間の練習、そしてゲネプロ、本番。
演奏会の「格」みたいなことではなく「きちんと本番をやる」ということにおいて、もしかして、今年一番大変な演奏会だったかも、でした。
なんとかクリア、かな。

絢ちゃんが撮ってくれたゲネプロの写真。
なんだか、番長みたい。
takatsuki_gp.jpg
我が道を行くヴァイオリンの金関環さんとその女房役チェロの安野英之さんのコンビが印象的なラ・ストラーダ弦楽アンサンブルでした。

今回は、木琴とマリンバ、練習場所も違うところだったので、大移動。
絢ちゃん、またまたお疲れさまでした。


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tana_tsuke.jpgちょっと留守の間に、棚が取り付けられたりと、367は、すっかり倉庫っぽく仕上がってきました。
キッチンの棚にどれくらいはいるか、試しに引っ越しをしてみたり、いろいろ自分が動ける、動かないといけない、ことがでてきました。大変ですけれど、楽しいです。
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ところで、日曜、東寺のがらくた市。
倉庫って札あったけど...買いませんでした。(笑)
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お問い合せ 高槻現代劇場 072-671-9999

天使突抜367 完成?! お昼ご飯48

先日本村さんにヴィヴァルディのコンチェルトで「これをやると、バロックの人にもすげーって思われる」(←音楽的に、という意味です)ということを教えてもらったのですが、ハードルが高いので、やるかやるまいか、と迷っていました。
でも「誰にでも最初ってことはあるさ」と思い挑戦してみることにしました。
フツウに聴けば、特にどこがどうってことはわからないと思います。(笑)

今日は一日中家で練習しながら、現場をちょこちょこのぞく。
谷本さんが細部をコツコツしあげてくださっています。
キッチンには、かわいい棚が付きました。
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そこに入る扉も、上田さんのオリジナルと継ぎ接ぎ、まーくんの力作が上手くわかるような感じで塗装されています。
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お手洗いの鍵も、マリンバの鍵盤の端材、ローズウッドを使った、谷本さんの手作りです。
美しく、上品です!

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お昼間には、階段途中の壁につける電気の傘の器具「ウォール・ランプ・ブランケット」が届きました。ネットの画像で見て注文したので、少々不安でしたが、イメージぴったりでした!フランスのアンティーク。
白い陶器製のところを壁に付けて、右のところに傘をとりつけます。
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お昼ご飯は、「別々か、丼か、どっちがいいですか」と尋ねると「丼」ということだったので、麻婆丼になりました。
☆お昼ご飯シリーズ47は「和風カレー」でした。
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そうそう、まーくんがつけてくれた引き手も、ひとつ紹介しておきます。
これは、天神さんで買ってきたもの。
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それから、昨日は、近所の段ボール屋さんに行って、角をホッチキスでとめず糊づけで仕上げた段ボールを、お願いしてきました。
森又商店さん。
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367は「倉庫」ですから、段ボールは重要です。(笑)
早速届けてくださいました。
ご近所にいろいろあるので、有り難いです。
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そして、日が暮れる頃、顔を出すと作業も終わり、いよいよ一階の養生を取るタイミングでした。
養生をとり、掃除をしたら、ほとんど完成!でした。

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あと、この床にオイルを塗ったり、細かい作業。
今、最も谷本さんの頭を悩ませているのは...
全くおしゃれじゃない「お手洗いのリモコン」をどこに取り付けるか。わかりにくいところだと、お客さんが探せない。かといって、わかりやすいところだと、無粋に目立ちすぎる。難しいところです。さぁ、どうなるでしょう。

私は、明日、明後日リハーサルで、明明後日本番。
初めてご一緒する「金関環とラ・ストラーダ弦楽アンサンブル」のみなさん。どんな音がするか、楽しみです。


2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

過去の日誌一覧

2009年9月以前の記事はこちらより閲覧できます。事情により、一部リンク切れや、正常に表示されない箇所があるかもしれません。あらかじめご了承ください。

2009年9月以前の日誌

メテユンデ 通崎睦美プロデュース ゆかたブランド METEYUNDE(メテユンデ)プロモーションサイト