製作所日誌

2011年4月アーカイブ

ああ無情。

この人は誰でしょう?
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学校教育に疑問を抱いていた通崎睦美さん(小学校6年生)です。(笑)

母が引き出しを整理していると、いろいろな可笑しいものが出てきます。

一年三組の時の「かんじちょう」。
斬新です(笑)
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読書日記もおもしろい。
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姉が「ああ無情」を読んだと言っているのを聞き、てっきり「アーム城」だと思っていたので本を手に取った時は、ほんとにびっくりしました。
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マス目のあるノートは子どもっぽいと思っていた小学2年生、でした。

リアル京都

昨日、産経新聞朝刊。
ライターの高橋マキさんの連載「高橋マキのリアル京都」の中で、先日のコンサートを取り上げてくださいました。人物紹介に、さりげなく367も紹介してくださっているのが、うれしいです(笑)
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今日も、読者の方からお葉書が届きました。本のタイトルがそのまま住所なので、出版社宛ではなく、直接来ます。(笑)
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「若者」はこのブログの問い合わせからメッセージを送ってくださる方が多いので、葉書は平均的に年齢層が高いです。
先日は、一句、添えられていました。
「平岡の 愛弟子木琴奏でしは
地名通りの 天使突抜」
愛弟子じゃないけど、うれしいですね。(笑)

買い物、など。

367で使うモノ、どんどん買い物しているように見えるかもしれませんが、実はなかなか買えないモノがいくつかあります。
その中の一つが、ちりとり、でした。
なんでもないブリキのちりとりを探していたのですが、なかなかこれといったものがなく、ようやく「まぁ、とりあえずこれでいいかな」というものを選んで、買いました。
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もうひといき上等で、さらにそっけないものがあればよかったのですが、まぁ、とりあえず、ということで。
525円(笑)

今日は、パウル・クレー展を観に行く。
新緑が美しい岡崎周辺。
一般客はそんなに多くなかったけれど、どこかの美術大学の学生さんが授業で来られていたようで、ノートと鉛筆を持った若者でいっぱいでした。
40代前後の大学教員と見られる男性が、学生の質問に自信に満ちあふれた大きな声で答えていて、うるさかった。貸し切りじゃないんですからねー。クレーについての理解以前に「鑑賞態度」という点で、この大学は教員が小学生以下だな、と思った。

ところで、帰り道でみつけた、こんなボード。
普通のおうちの前に立てかけられていました。
「く」がいいね。(笑)
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天神さんでスクープ?!

今日は、25日、天神さんの市の日です。
何年も骨董市とはご無沙汰していましたが367の工事を機に、市通いが復活しています。
今日は、露店のおばちゃんに「あんた、日本に帰ってきたん?」と声をかけられました。ずっと日本にいますけど(笑)
天神さんと弘法さんとは、同じ業者も多いですが、ちょっと味わいも違うので、気分が向けば両方出かけます。でも、弘法さんの方が家から近いのでメインは弘法さん、かな。
天神さんは、業者の車出入りの規制があって、スタートが遅い。なので、私としては、7時過ぎに現地にいれば余裕、です。

今日の買い物。
夏、風格のある葛のお菓子をのせると似合うと思う、ガラスのお皿。
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かわいい盃。
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ホーロー製のちりれんげ。
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1つ100円は安い!
「10買ったらいくら?」と尋ねると「1000円」。
「はい、わかりました」(笑)

今日の買い物のメインは、5センチにも満たない壺。
たぶん江戸初期の美濃(のはず)。
自信はないけど、惚れたので、買ってみた。
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367が出来てから、こういうものに目がいくようになりました。

ところで、今日は天神さんでスクープ映像を撮りました!
全国のまーくんファンのみなさん、ごめんなさい。(笑)
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偶然に。

367のちょっとした補修に来てもらう約束の谷本さんから「10分ほどで行きます」と電話があったので自宅を出たら「ツウザキさん!」と呼び止められる。
先日、尋ねてきてくださった「赤帽に華麗なる変身をとげられた元校長先生」が昨年度まで勤務されていた境島小学校の先生でした。会議に出席するため、群馬から京都に来られた帰り道に、天使突抜に立ち寄られたらしく、367の前で記念撮影され、帰途につかれるところだったとか。(笑)
それにしても、すっごい、タイミングでした。
(隣のおばちゃんによると、よく367の前で記念撮影しておられる方があるそうです)

早速、367へご案内。
このブログもみてくださっているようで...番犬もご存じでした。
改めて、先生方、それぞれのケイタイで記念撮影。
生タニモトさんにも会えて、ラッキーでしたね。(笑)
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ところで、元校長の新井さんとは、軽井沢で知り合ったのですが、その時の演奏会の写真がヒラサ・オフィスに眠っていることがわかり、ちょうど一昨日、送ってもらったのでした。
だって、撮影は、十文字美信。
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話題は飛びますが...
東日本大震災がおこって、比較的すぐ、一冊の本をamazonで購入しました。が、かなり注文が殺到していたようで、先日やっと届きました。
やっぱり「緊急重版出来!!」の帯が付いていました。
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義援金のご報告

4月23日の京都新聞朝刊に義援金の振り込みが掲載されましたので、ご報告いたします。
ご協力くださったみなさま、ありがとうございました。
今回に限らず、また出来ることを考えてやっていきたいと思います。
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番犬

「番犬が心細そう...」というお声を受けて、仲間を増やしました!
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これは、アンチモニーという素材にブロンズメッキされた、たぶん昭和初期のものです。
ということは、老犬...
ですが、がんばってもらいたいと思います。
ちなみに、手のひらにのるほどのサイズです。

今日は、弘法さん。
こんなものも見つけました。
「ヴァイオリンを弾く少年」
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これはmade in Japanで、輸出用の陶器製人形。
露店ならでは、間違ったような値段が付けられていました。私が「業者さん」だったら、箱ごと買い占めて10倍の値段で販売すると思います。←それでも安い!(笑)
そんなわけで「マンドリン五重奏?!」
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着物選び

今、多くの時間を過ごしている自宅三階の部屋は、楽譜や書類のこんなカタマリがいくつかあって、動かすとわからなくなる...
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という理由で、お客さんがあるからといってすぐには片付かない状態なのですが、367は、さすがにまだ整っています。(笑)

この間は、母のお友達がお孫さんを連れて来られ、367へご案内。
「どれ着る?」と好きな着物を選んで羽織ってみました。
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かわいいっ。

この間は、従姉妹がやってきました。
随分前のメテユンデの撮影で、モデルを頼んだ順子。
5月に結婚するということで「私の嫁入り道具」のはずの着物を「嫁入り道具」としてあげることにしました。ん?
お姉ちゃんの由利子(左)は『天使突抜一丁目』成人式の振り袖選びの場面で登場しています。もう、三十才。時の経つのは早いです。
両親が、私と姉のために買っていた着物、袖を通していないものを、この姉妹に、というわけです。
どちらがどちらを着るか、試着中。
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婚約者のタカノくんも無理矢理同行させられ、撮影係になってました。
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披露宴の時、由利子が着る着物も物色。姉だけど独身という立ち位置がむずかしいなー、などと言いながら、結局私のアンティークに決定。タカノくんは博報堂勤務なので、博報堂を意識して選びました。(笑)

『京の美 都の響』

「中川一政展」を見て、その後「ギャラリー鉄斎堂」に立ち寄る。
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どこから見ても「竹久夢二」な軸。
特に好きというわけでもないけれど、なんかちゃんと成り立っている感が、やっぱりスゴイなあと思う。
すみません、えらそうに...。(笑)
でも、いつも弾き慣れた曲を弾くむずかしさを感じているので、描き慣れたものを描き続けるむずかしさというのもあるのだろうな、と思う。
だから、描き慣れた感と緊張感のバランスにひしひしとプロを感じる、というわけです。

今、鉄斎堂では、近代絵画作品展という展示販売会をやっていて、いろんな掘り出し物の絵が見られます。
これは、何かの下絵らしいけれど、鏑木清方、ええなぁー、と思う。
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ところで、とある、どうみても5万円クラスの絵に9万円の値札。鉄斎堂の川崎さんに「どうしてこれが9万円?」と尋ねると、地方出身画家の作品は、その地方の方に「郷里の画家」として買ってもらえる事が多いので、値段が高く付けられるのだそうです。リアルな話です。そういう意味では「京都画壇」が一番損?!らしい。そう言われれば、そうですね。京都出身の日本画家なんて、すばらしい先人が多すぎる...。


そんなこんなやりとりをした後、コレを読み始めました。
毎日新聞大阪本社版の文化面に連載されていた「都の美〜京都芸大百三十年」が、澤木政輝著『京の美 都の響』(求龍堂)として刊行されました。
絵に対する批評的なものではなく、丹念に取材されたエピソードが満載なので、読みながら「へぇ〜、そうやったんやー」と連発してしまいます。(笑)
ご興味のある方は是非。
やはり表紙は麦僊ですね。


コンサート情報など、いくつか。

先日のコンサートは、会場の設営から募金の集計まで自分でやりましたが、5月18日ザ・フェニックスホール(大阪)での演奏会は通常に戻って、当日行って弾くだけ、です。(笑)
このように、鑑賞団体や公共のホール主催の演奏会はいろいろさせていただきますが、このたぐいの演奏会は、たいてい主催さんの方でチラシを制作されます。でも、焼津市文化センターなど「谷本さん指名」があったり、また三鷹市芸術文化センターのように専属のデザイナーさんがおられて、相談しながら作るということもあります。
今回は、途中、校正も届かず出来上がっていました。
数年前、大阪新音主催の演奏会があったので、写真などたぶん事務所にあったものを使われたのですね。たしか5年くらいほどのもので、ちょっと懐かしいです。プログラムも野田雅巳作曲「天水スイープ」が「天水スープ」と美味しそうな名前になってました。(笑)
たしかに副題「ソロ・デュオ・トリオ!」と付けたのはワタシですが、共演者の名前に楽器名が書かれていないので、何のデュオとトリオかわかりませんね。
「作り直しましょうか...」とおっしゃったのですが、経費もかかるし「ワタシはかまいません」と言いました。作り直すならデザインから、なんて思うとややこしいことになってしまうので。演奏に専念します!

そんなわけありチラシの演奏会ですが(笑)内容は盛りだくさんです。
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一部は、400年前と現代の曲をソロで。そして、マリンバとバラフォンも交えたデュオで野田雅巳「紫檀の夢・瓢箪の記憶」これは、初めてのCD「MUTSUMI~Songs from Asia」に収録されている作品で、たぶん10年ぶりくらいではないかと思います。
第二部はトリオ。モーツァルトや日本のうたから、徳島で初演した阿波踊りをテーマにした作品「天水スイープ」までを演奏します。
お申し込み・お問い合わせは、大阪新音06-6341-0547まで。

6月24日は、2月にもありました茶道資料館での演奏会、今年二回目があります。
この日は、西邑由記子さんアレンジの「ビートルズ・メドレー」も演奏します。(→たぶん、ただいま編曲中)

それから、長崎の方から「長崎へ来られると聞いたのですが」とメールをいただきました。
はい、行きます、6月14日。
この日は、弾きません。しゃべります(笑)
アルカス佐世保で講演です。

6月は、他にもクローズドのシゴトがありますが、演奏会と講演が同じ数...(笑)



キゴト

郵便局に行く。
コンサートでお預かりした563,861円(先日このブログで金額報告した後、5000円を届けてくださった方があり、その分をプラス)を振り込む。
郵便局で「10万円以上は本人証明がいる。だから「キゴトコンサート」では、本人証明がむずかしい」と言われる。何を言われているのかさっぱりわからなかったけど、木琴→キゴトですね....。
義援金は、新聞での掲載を考え、私個人ではなくコンサート名義にしたかったので「あぁ、なんだかややこしい....」というやりとりになり、つい不機嫌な顔をしてしまいました。そしたら、臨機応変な対応に切り替えてくださいました。(苦笑)

京都芸術センターとの共催事業だったので、今日「報告書」を書き、提出。
これにて、催しは本当に「無事終了」となりました。
ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。

ところで、宴の後、こんな状態だった芍薬。
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綺麗に開きました。
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昨日は、367に群馬県伊勢崎市から境島小学校の元校長先生がお越しくださいました。以前、軽井沢で私の演奏を聴いてくださり、校長先生から直々に熱烈オファーを受けて(笑)全校三十数名の小学校で学校公演。その際、校長指令で?!教職員のみなさん、全員着物姿で出迎えてくださったのでした。
その、新井先生です。この春、教員生活を3年を残して退職され、ななななんと赤帽を始められるのだそうです。うーん、私の周りの人は、みんな「濃い」。学校の先生としては、やることは全て成し遂げたので悔いはなく、これからは、より自由に生きられるのだそうです。赤帽の車にも憧れておられたとか?!
群馬方面の方、あるいは群馬方面へお引っ越しされる方?!「赤帽・ふるさと運送」をよろしくお願いいたします。
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その前には、平佐さんが、10月のコンサートのちょっとした打ち合わせに。
ついさっきは、西岡さんがふらっと。
西岡さんは、戸矢崎さんの本のデザインを手がけておられます。詳細は、戸矢崎さんが最近始められたブログを。

このところ、倉庫367が立派な応接室となっています。

祝・367初宿泊

京都芸術センターでのコンサート。
お昼過ぎに会場に入って、芸術センターのスタッフの方と、絢子ちゃんと、ペトロフの会の小島さんもお越しくださり、会場作り。この日は主催者ということで、みなさんのご協力を得つつ、雑務も出来る限り引き受ける。日常にない仕事は楽しいので、ついつい張り切って椅子を並べる。(笑)
演奏会は、無事終了。
かつくんや元樹くんや黄瀬さんなどなど、椅子の片付けを手伝ってくださり、有り難い限り。

その後、367に移動して「軽く」打ち上げ。
のはずが...
これは、明朝の仕事の入り時間が早い平林さんなどが帰った後。何時頃かな。
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その後、電車のなくなる人達が帰って、電車がなくなってもまぁいいか、という人達が残る。(笑)
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作曲の西邑由記子さんと、私が中学生の時から大学入試の頃までマリンバを習っていた早坂雅子さん。共に酒豪でお二人はご近所。
ゆっこちゃんと早坂さんは「本音派」なので、話をしていても楽しい。
この時点で、裕子ちゃんは、すでに367に泊まることが決定。
私もまだここでは寝たことがないけれど「地鎮祭」もしたので、たぶん「何も出ない」ということで(笑)

この状態は、午前4時半でした!
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裕子ちゃんは、せっせと後片付けをしてくれました。
気の利く弟子の存在は、有り難いです。
どなたか、お嫁さんにいかがでしょうか。(笑)
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翌朝、朝食を届けると、食器も片付け、ほうきで掃除までしてくれていました。
机も運びます!
力もあります!
どなたか、ホントに、お嫁さんにいかがでしょうか。(笑)

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打ち上げの間に、絢ちゃんに手伝ってもらって募金の集計。この、一枚ずつ袋を開けてお金を取り出す作業が、準備から演奏、打ち上げまでで、一番疲れたかもしれません。一万円札から1円玉まで、実際にお金を触りながら、お金について、しみじみと考えました。

ちなみに、今回の募金先は、いろいろと考えて、私としてはかなり思い切ってスタンダードな路線にしました。被災地の地方自治体から、直接被災者へ届くということを確認し、みなさんへ報告できるという点を考慮して、募金者の名前と金額が掲載される地元新聞、京都新聞社を選びました。
明日にでも、届けたいと思います。

快く、場所の提供から当日の音響・照明までご協力くださった京都芸術センタースタッフのみなさん、チラシデザインの谷本さん、編曲の野田さん、ペトロフの会の小島さん、楽器運搬の赤帽・山田さん、当日手伝ってくれた絢ちゃん・靖子ちゃん・裕子ちゃんとイノウエさん。そしてなによりピアノの平林知子さん!ご来場くださったみなさん、ありがとうございました。

「募金を逡巡していたのでいい機会をありがとう」という声も聞こえてきて、今日はうれしい気分です。


コンサートのご報告

この会場いっぱいのお客さんがお越しくださり、
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コンサートは無事終了いたしました。
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義援金558,861円をお預かりしました。
コンサートにお越しくださったみなさま、ご協力くださったみなさま、ありがとうございました。
とりいそぎのご報告です。

プログラム

明日のプログラムを作っています。
ここに、谷本さんがいればなー
ここに、西岡さんがいればなー
と思いながら、自分でやってます。(笑)
まぁこの非常事態なので?!なんの色気もないけど、とりあえずプログラムとプロフィールなど最低限の情報がわかればいいでしょう。
とりあえず出来ました!
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これからレイアウトに凝るよりは、早く寝た方がいいでしょう(笑)
明日、ハン六でコピーして出来上がりです。
ハン六は、A3も1枚5円です!

コンサート受付終了いたしました。

15日のコンサート。
告知期間があまりに短かったので、最低100名は来て欲しい!と思いながら最大200名を想定して準備をしておりました。
おかげさまで、200名を超えました!
せっかくなので、お断りするのもどうかと、芸術センターの方が客席配置を検討してくださり、プラスして受付できることになりました。
その追加席も、満席となりました。

椅子を並べるスタイルなので、実際に会場でセッティングしてみないと楽器と客席との距離感などつかめないのですが、たぶん230席プラスα、かと思っています。
当日予約なしで来られた方については、受付済みで整理番号をお持ちになっている方がお入りになった後に「プラスα」の席でご入場いただくことになるかと思います。受付外なので確約は出来ませんが「プラスα」は、たぶん20席くらい、です。

できるだけ、希望してくださる全ての方にご参加いただきたい、その上で不公平感がないようにと検討した結果です。変則的なご案内となりますが、どうかご理解くださいますようお願いします。

昨日は、平林さんがリハーサルに、野田さんも新アレンジのチェックに来てくださいました。みなさんに、ほっこりと、楽しんでいただけるような演奏を、と思います。


第Ⅰ部

 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」より第一楽章   W.A.モーツァルト  

 ワルツ・ブリランテ   G.H.グリーン B.ベッカー編

 ベートーヴェンの主題によるロンディーノ   F.クライスラー

 中国の太鼓   F.クライスラー

 愛の悲しみ   F.クライスラー

 お江戸日本橋・松島音頭・からたちの花   山田耕筰   

 

 第Ⅱ部

 ホラ・スタッカート   G.ディニーク/J.ハイフェッツ  

 おおスザンナ   S.フォスター 松園洋二編

 金髪のジェニー   S.フォスター 松園洋二編

 そんなアマリリス。   港大尋

 ラ・クンパルシータ   G.H.ロドリゲス

 ロシアン・ジプシー・メロディーズ   平岡養一編   

 相馬流れ山   福島民謡 野田雅巳編

 




相馬流れ山

昨夜、野田さんからFAX。
15日のためにアレンジされた福島民謡「相馬流れ山」。
うっ、譜割がややこしい...。
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それにしても、この震災がなければ、相馬の地名も知らなかったし、この曲も知らなかったし、こうしてこれを演奏することもなかったわけで。
せっかくなので、コンサートの最後に演奏しようと思います。コンサートは通常のリサイタルと同じ約二時間です。

このペースでいくと、たぶん、明日で札留めになりそうです。お申し込みいただいたみなさん、ありがとうございます。
せっかくなので、お断りしたくない!という思いがあり、もう少し席が増やせないか、明日芸術センターの方と打ち合わせてみるつもりです。

新しい曲といえば、先日当摩泰久さんから譜面が届きました!
かわいいタイトル、気に入っています。
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この夏には初演予定です。

日々。

普段のコンサートでは、主催者さんが集客してくださるので、本番、舞台に出るまで客席の様子がわからないことも多いのですが、15日のコンサートはワタシが主催者さん、なので広報係も自分でやっています。(笑)
「こんなの行くよ」とか「行けないけれど」と、情報を受け取った方が、ご自身のブログでコンサートのご紹介くださったりして、有り難いです。
ほんとにありがとうございます。
谷本さんのインパクトあるデザインのチラシのおかげで、たくさんの方にお申し込みいただいております。受付が混み合いそうなので、受付人員、一人プラスの手配をしました!
京都芸術センターは昭和6年の建物。
素敵なレトロな講堂で、椅子を並べるスタイルなので、客席数は融通が利きます。かなりいい感じにいっぱいになっておりますが、まだ少し入れそうですので、ご検討中の方は是非お運びください!

毎日いろいろあります。
箪笥の棚の調整が必要になり、7日は黄瀬さんとかつくんが来てくれました。
これで、地震がきても大丈夫なはず、となりました。
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久しぶりに現場メシ。
メニューは「焼き魚定食」。
この日は、まともな白和えを。(笑)
アスパラガスの白和え、でした。
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8日は、バプテスト病院の理事長山岡先生ご夫妻が、完璧なる予習の上、367にお越しくださいました。
「367検定」をしたら、たぶん一級合格だと思います。(笑)
お客さんがあると、お花を買いに行ったり、お香を選んだり、そういうのも楽しいです。
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後で、奥野史子さん&ねねちゃん・たいちゃんも合流。
歩いて行ける「トラットリア・マンマ・ディ・ブー」に移動して、お食事をいただきました。
二人がかわいいから、まるで子ども好きな人、のようになってました。(笑)
「子ども好きですか?」と尋ねられ、う〜んどうだろう。「子どもでも大人でも好きな人は好き、苦手な人は苦手かな...」と思う。
ご一緒させていただいた、バプテストのチャプレン(牧師)浜本さんとは、あまりたくさんお話ししていなかったような。後から考えると、人の話に耳を傾ける職業の人だからかな、なんて、妙に納得しました。

9日は、NHKのラジオ生放送。
打ち合わせはほとんどないので、後でああ言えばよかったとか、そういうことはあるのですが...約50分、楽しい時間でした。

なんだかバタバタしているのですが、出かけたついでに円山公園。
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今年のしだれ桜は、満身創痍の様相。
なんとか、お花はつけているのですが、やせ細った感じ。
カタチにはなっているのですが、よく見ると、これは、テグスのような糸にひっかけてうまくカタチが作ってあるのです。
この桜、数年前からかなり弱っているように思っていたけど、もう寿命なのかな。
がんばっている姿が痛々しく、せつない気分になりました。





木琴コンサートのチラシ!

15日、木琴コンサートのチラシが出来ました。
デザインは、もちろん谷本さん!です。
コンサートは、入場無料、要予約です。
ご予約はinfo@j-spirit.comまでお名前と人数、ご連絡先をお伝えください。
お友達などにもお知らせいただけるとうれしいです。

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ラジオ出演のお知らせ

4月9日(土)NHKラジオ第一放送「かんさい土曜ほっとタイム」(全国放送)に出演します。13時半から15時55分の番組ですが、私は2時台の「ほっと人物ファイル」約50分のインタビューのコーナーに出演予定。
詳しくは番組HPをご覧ください!

15日コンサート予約スタート

15日のコンサートでは山田耕筰「松島音頭」と、もう一曲東北地方にちなんだ曲を。
ここから探して「相馬流れ山」という民謡を選びました。
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野田雅巳さんがこの日にむけてアレンジをしてくださっています。
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アイネ・クライネ・ナハトムジークやクライスラー作品など、耳馴染みのあるクラシックの小品と共に、楽しんでいただければと思います。


現在チラシ制作中!!!
電話予約と問い合わせは、都合により7日から受付ですが、メールによる先行予約をスタートします。
入場は無料ですが、整理番号が必要です。
必ず事前にご予約ください。

通崎睦美木琴コンサート 

通崎睦美(木琴)

平林知子(ピアノ)

2011年4月15日(金)18時半開場 19時開演

京都芸術センター 講堂 

お申し込み・お問い合わせ 

(株)ジェイ・スピリット

メール info@j-spirit.com

電話  075-255-4743 受付時間11時−18時(7日より、12日は休み)

お名前、人数、御連絡先をお知らせください。

整理番号をお伝えいたします。

 

3月11日の東日本大震災。ここ京都では、直接的な被害はありませんでしたが、連日報道される被災地の状況に、心が沈む毎日です。そんな中、皆で集い楽しいひとときを過ごせればと、コンサートを企画致しました。昭和6年に改築され今に生きる京都芸術センター(旧明倫小学校)で、昭和10年製、往年の名木琴奏者平岡養一が愛用した木琴の音色を。ピアノは大正時代、明倫学区の御有志によりこの小学校に寄贈された「ペトロフ」です。しばし、ほっこりとしていただき、そんな気分を「義援金」として被災地にお届けできればと思っております。みなさんのご来場をお待ちしております。通崎睦美

主催:通崎睦美 

共催:平林知子 京都芸術センター 

協力:明倫ペトロフの会 (株)ジェイ・スピリット 

 


松島音頭

15日のプログラムを考えています。
せっかくなので、1曲は東北地方にちなんだもの...と探していて、平岡養一のレパートリーに「松島音頭」があったことを思い出しました。
山田耕筰作曲「松島音頭」これは実際に平岡養一が使っていた昭和3年出版の楽譜です。
この松島の美しい景色も津波ですっかり姿を変えてしまったそうですが...
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平林さんの歯切れの良い音色がぴったりきそうな曲です。

東日本大震災へのお見舞い。

億単位で余裕があれば、ポンと義援金を送るのですが、そういうわけでもないので、どうしたものかと考えていると、4月になってしまいました。
で、思い立ったことをやってみることにしました。

京都芸術センターのご協力、そして平林知子さん(ピアノ)の御賛同を得て、4月15日(金)19時より、京都芸術センター講堂にて、木琴のコンサートを行います。
入場料は、うんと考えて、無料にしました。
ワタシとしては、責任重大ですが...
演奏を聴いて「よかったなー」と思っていただけたなら、被災地への義援金をお願いしたいと思います。
いただいた義援金は、全額を募金したいと思います。

関西では、直接的な被害がなかったけれど、報道を見ていると、みんなやはり心が沈んでしまいます。木琴の音色で気分が晴れるとうれしいですし、もし晴れやかな気分で募金してもらえたなら、それはなによりだと思って。

申し込み方法や募金先の詳細については、調整中ですので週明けにお知らせしたいと思います。来ていただけそうな方は、まずは手帳にチェックをお願いします!お友達も誘ってくださいね。


2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

過去の日誌一覧

2009年9月以前の記事はこちらより閲覧できます。事情により、一部リンク切れや、正常に表示されない箇所があるかもしれません。あらかじめご了承ください。

2009年9月以前の日誌

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