製作所日誌

2011年6月アーカイブ

一年の半分

6月30日。
あっという間に一年の半分が経ちました。
今日は、水無月をいただく日です。(って京都だけ?)
水無月の△は氷を表しています。あづきは邪気払いですね。
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ところで、367用にようやく手に入れました。
これ。
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これからは、複数のお客さんにもスムースにコーヒーが入れられます。いままで、お客さんがあると、あわてて、自宅に走っていたので。(笑)
無難な白がいいか、でも白はかえってういてしまいそうだし、茶色はなじみそうだけど中途半端かな。サイズと形はどうしようと、呻吟すること数ヶ月。(笑)
うん、結構かわいいと思います、と自画自賛。

もひとつところで。
先日、雑草のことを書いたら「かわいそうだけれど、迷わず引っこ抜くべき」とご教示いただきました。ありがとうございます。
なので、迷わず引っこ抜きました。
367初の雑草のみなさんには、並んでいただき、記念撮影をしました。
さよなら、雑草。
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で、今度は、版築の壁が少しみどりになっているのですが、これは苔でしょうか?
わたしはどうしたらよいでしょうか。
よろしくお願いいたします。

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メテユンデ2011

まだ6月なのに、すっかり真夏のような日差しです。

夏といえば、ゆかた!です。

遅くなりましたが、以下、メテユンデ2011年のお知らせです。

今すぐなら、祇園祭に間に合うかも!

是非、今夏「あなただけの!メテユンデ」をお楽しみください。


2011年のメテユンデは「おあつらえ」です。

「他にはない花火の柄のゆかたが欲しい」「昨年買ったゆかたを新しい帯一本でがらっと違うイメージに着こなしにしたい」そんなちょっとわがままなご要望にお応えします。

ゆかたはインクジェットプリント、帯は西陣織の半幅です。

谷本天志、戸矢崎満雄、アーティストをご指名ください。

 

お問い合わせ meteyunde@j-spirit.com

 

 

ゆかたは、女性用・子ども用、帯は女性用半幅帯、男性用角帯。

ゆかたのみ、帯のみのご注文も承ります。

浴衣の生地は綿100%、縫製は京都にてミシンと手縫いの併用です。

S/M/Lの対応となりますが、別途料金にて細かい寸法指定でのお仕立ても承ります。

帯は、絹100%の西陣織です。同料金にて多少の長め、短めにも対応できます。

 

欲しいゆかた、帯のイメージをお聞かせください。

例えば、

「黒地で百合の大胆な柄のゆかたがほしい」

「小柄で子どもっぽく見られる私を少しおとなっぽく見せるゆかたが欲しい」

「帯だけ、さりげなくカレシとペアにしたい」

 

等、できるだけ具体的なご要望をお伝えください。

お写真などご要望に関する資料をお送りいただけると、よりご希望にそぐったものを提供できるかと思います。

 

1→柄と納期に関するご要望をお聞かせいただき、受注可能と判断した段階でご注文成立。お支払いをいただきます。これ以後のキャンセルはできません。

2→デザイン案を見ていていただき柄の検討、決定。

3→商品完成後、納品。

 

納期は、通常1ヶ月ですが、ご希望にそうよう、スケジュールを組むことも検討可能です。着用希望日をお知らせください。

 

ゆかた仕立て上がり 63000円(税込み)

帯 31500円(税込み)

版築前に

367のちいさな庭に、こんなのとか
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こんなのが、
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芽吹いていました。
これを雑草というのでしょうか...
とった方がいいのでしょうか...
せっかくなので、摘んでしまうのはかわいそうな気がするのですが。
私はどうしたらいいのでしょう...

アンティークの日傘

ずっと前に購入したアンティークの日傘。
一部ほつれていたので、張り替えようかと、先日、近所の手作り傘屋さん「Satou」へ。
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土日だけ開いているこのお店。
いつもは奥さんがおられるのだけれど「細かいことがわからないので」とのことで、昨日は職人さんであるご主人がわざわざお越しくださり、張り替えについて、説明してくださいました。
この傘は、こういうところとか、
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こんなところも、
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「傘屋さんも、感動!」という代物なのだそうです。なので、結局、ほつれのみ補修してそのまま使うことになりました。
その代わりに、そこまで貴重というわけではないけれど、そこそこ味のある傘を張り替えることにしました。


傘の布地は真っ黒にして、外側にミシン目ステッチを3本入れてもらうことに。で、家から糸を持ち出して色見本としてお渡しする。

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普段は「まっすぐが命!」の傘の三巻加工をされている佐藤さんですが、今回は、少し遊びのあるラインで、とお願いしました。最初は「やったことがない」とおっしゃっていたのですが、今回初挑戦してくださることに決定!

おまかせとか言いながら、4ミリと6ミリの幅で、2本は、まっすぐ、一本だけ少し回転させてということになりました。
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生地が傷んだら張り替えがきくので、よい傘の骨は、代々使えるそうです。
みんなに傘を大事に楽しく使って欲しいという思いなどもお話くださり、楽しい時間でした。

うちの家業も、風呂敷のはしっこの三巻加工をしているので、傘のはしっこの三巻加工職人佐藤さんとは、とても話が合うような気がしました。

直線がこだわりの職人さんによる曲線が楽しみです!(笑)

宴会場?!

最近、367がコンサート後の打ち上げ会場になっています。
西邑さんも聴きに来てくれて、その後、打ち上げの準備まで手伝ってくれて、ありがとうね。
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あっという間に、23時を過ぎ、それから絢ちゃんが洗いもの、楽器の組み立てまで手伝ってくれて、解散は25時でした。こちらも、ありがとうねー。
裕子ちゃんもですが、絢ちゃんもよく気が利きます。
お嫁さんにいかがでしょうか。(笑)

年3回お引き受けしている茶道資料館でのコンサート。
次回が最終、11月25日を予定しています。




タイトル

平岡養一関連で、新しいレパートリー。
平岡自身が
「日本狂詩曲」貴志康一・平岡養一
と記している作品。
よく考えると、果たして、これが正確にこの曲の成り立ちを表しているかどうか。

楽譜には
NIPPON RHAPSODY
from the original music of Koichi Kishi - as conceived by Yoichi Hiraoka
Arr. by Hans Spialek
と記されている。

調べてみると、平岡養一がヴァイオリンの辻久子が弾く貴志康一作品にピンときて、楽譜を借り、いくつかの作品をつなげて木琴用に自身でアレンジした。それをHans Spialekが木琴とオーケストラ版にアレンジした、というエピソードがある。
うーん。
このエピソードも踏まえて、この曲のタイトルと作曲・編曲者を日本語で書くと、どうなるのだろう...
オリジナルの楽譜も検証しながら、実際に誰が何を行ったのかを、考える。

貴志康一に「日本狂詩曲」という、この作品は存在しないのだから貴志の作曲ではなく、
「日本狂詩曲」〜貴志康一作品による
と記載するのが、正しいのではないか。
で、conceived by とあるので、おそらく平岡がアイディアを出して、それを譜面にしたのが、H.スピアレク。
だから、平岡養一とH.スピアレクの共同編曲となるのでは?

この結論に至るまで、結構時間がかかりました。
「日本狂詩曲」〜貴志康一作品による 平岡養一・H.スピアレク編曲
と書くことにしました。

平岡とスピアレクの間は「・」がいいのかな「/」がいいのかな、とまだ考えているワタシ。

8月27日の岸和田でのプログラムは、1部、2部、それぞれの終わりに「日本狂詩曲」と「ハンガリアン狂詩曲」をもってくる構成を考えました。
コンサートのタイトルは1932年の建物で1935年の木琴を弾くので「1932×1935」。
どうかな?


台車デビュー

今日の本番は、楽器の搬入経路がややこしそうだったので、367常設の「My台車」(左手前)を積んで行きました。
ばっちり活躍しました!
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絢ちゃんも、セッティングからアイロンあてまで、ばっちり活躍してくれました!
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本番の後、平佐さんと。
仕事のご用命はヒラサ・オフィスまで!
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この頃、食べ物に癒されています。(笑)
以前、野田さんに「食い気に走ったら終わり」と注意されました。
この間、田村&八尾さんとの海老。
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その後「うえと」
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パンチの効いた新生姜のカクテル。

今日は、絢ちゃんを強引に誘って全家福で「イカと季節野菜の炒め物」他いろいろ。
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先日は、西邑さんがリハーサルを聴きに来てくれて
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「現場」の分まで持ってきてくれたデザートの差し入れ。
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明日の本番、西邑さんアレンジのビートルズなどを弾きます。(満席。受け付け終了)
なんか、いいこと書いてくれていて、がんばらなくちゃという気分。

ここのところ、キャプション隅々まで読み込んでくださった記者さんの嬉しい取材があったり(右は編集者・神野さん)
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美味しい物をいただきながら、日々、駆け抜けています。
あっという間に日が経って、この間は、祇園祭のお囃子の練習が聞こえてきました。もうすぐ、7月か...
温泉でも行って、のんびりしたいなー。

力持ちっす。

この週末、自宅1階に置いていたモノ、いろいろ、処分しました。
私は、幼稚園の時「小学校に行っても勉強机はいらないから、ピアノ買って」と言ったらしい。
で、ピアノは買ってもらったけど、ほんとに勉強机を買ってもらえませんでした。で、しばらく、ちゃぶ台で勉強してました。(笑)でも、5年生くらいになって、かわいそうだと思ったのか、机を買ってもらえることになりました。
それで、子どもっぽいのはいや、ということで選んだ机。引き出しの上の板を手前に引っ張ると板が出てきて机になるタイプです。これも、行き場がなくリサイクルショップ(=ゴミ処分)へ。
さようなら。
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古い本箱も、さようなら。
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お兄さんが処分料を値引きしてくれたので、運ぶのを手伝ったら「おねえさん、力持ちっすねー」とびっくりされました。はい、マリンバの低音パイプよりは軽いですから。(笑)
日曜日は父の日ということで、姉も来ていたので、今井のお寿司。
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ピンポーン。

改装時に荷物を置かせていただいているお宅との約束期限がせまり、正式な引き渡し前ですが、とにかく引っ越しをスタートしました。
今回も、古建具の仕立て直しは、まーくんが担当。
ばっちり仕上げてくれています。
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引っ越しは、谷本さんと黄瀬さんも手伝ってくださり、ありがたい限り!うちの親は「もったいない...」と連発してました。(笑)

なかなかよいもの、だけどシミが出ていた箪笥もきれいに磨いて塗装してもらって、生まれ変わりました。
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昨日の大きな問題は、チャイムの音。
うちは、家業で動力ミシンを使っているし、私はマリンバを弾いているし、で「こんにちは」と言われても、聞こえないため、玄関を開けたらチャイムが鳴るようになっています。家業の関係で出入りがかなり頻繁なので、いちいち施錠しないのです。
それに加え「フツウのお客さん」がフツウにチャイムを押された時にも、もちろん鳴ります。
で、その鳴る範囲が1階と2階。
これが、電気系統的には、意外とややこしいのだそうです。なので、チャイムの機種の選択肢が少ない。

音を聴いて、びっくりしました。音楽がなるのです。
思わず「フツウのピンポーンでいいんですけど」といったのですが、それがない!
えっ?!
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一応「ピンポンコール」というのもあるのですが、これが「ミシー、ミシー、ソ♯ミー」となるので、うるさいのです。
パナソニックさん的にはさわやかな音色なんだと思いますが...
なにがうるさいか。
つまり「ミシー」だけの繰り返しだと、まだチャイム=「合図」としてとらえられるのだけれど、それがソ♯ミーと進行することで「ホ長調のⅠ」の和音が鳴り響くことになり「合図」ではなく「音楽」となるのです。
「そんな理屈を言うあんたがうるさい」と言われそうですが、音楽をやっている人ならわかってくれるはず。
メロディーコールというのは「ファ♯レラレミラー、ミファ♯ミラレー」とフツウにコンビニでもなっているメロディー。接続のテストをしているだけで、気が狂いそうになりました...(苦笑)
私は「ピンポーン」あるいは「ブー」だけが、いいです。
たしか、平林さんがパナソニック合唱団の伴奏をしていたはずなので、是非チャイム開発部長(そういう人いるのかなー)に一言、言っておいていただきたいものです。「好みに合わせてメロディーが切り替えられるって、好みがないから、むりむりむり。」
パナソニックさんの今後の開発に期待しつつ、とりあえず、電気屋「ホリテック」さんには、パナソニック以外で、違う物を探していただくことにしました。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

自宅改装完成間近

ここのところ連日、夜9時、10時まで仕事してくださっています。
今日も、かつくんと黄瀬さんのコンビで仕事が続いています。
もう、完成間近です。
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玄関から見て、手前が家業の仕事場、トイレで仕切って奥が両親の寝室、その奥にミニキッチンと、ミニミニシャワー。トイレは寝室からでも仕事場からでも出入りできるように扉がつきます。
トイレの壁の紅殻の赤がきれいです。さすが谷本画伯!
お気づきでしょうか。壁のラインが斜めです!

ところで「佐世保バーガーは美味しかったですか。」とのメールをいただいております。(笑)
はい、美味しかったです。昼間にあいているお店ということで推薦していただいたヒカリ。おそらく、ハンバーガーという食べ物を20年くらいぶりに食べました。(笑)


佐世保にて、えっ!

佐世保の講演。
プロジェクターとMacの接続に不安があったので、先方の機器の写真を送っていただき、それをヨドバシカメラのお兄さんに見せて、DVIアダプタを購入し、持参したのに...
なんと、繋がりませんでした。
とほっ。
でも、Winをお借りして、データを移し替え、無事終了しました。
Macを持って行って何度か繋がらなかったことがあるので、念には念を入れたつもりだったのですが、やはりだめでした。でも、繋がらなくてもあせらない、というところに自分の成長を感じました。(笑)なんでも経験です!
アルカスSASEBOの石松さん、伊藤さん他スタッフのみなさん、ありがとうございました!
プロジェクターのテスト中。
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終了後は、アルカスのエグゼクティブプロデューサーの田中さんと佐世保文化協会会長の小西さんとご一緒させていただきました。
元NHKと元講談社編集部というおじさま二名。桑原武夫、貝塚茂樹...梅棹忠夫...と京都学派の話などで盛り上がる。私は聞いていただけですけれど(笑)楽しく美味しい時間でした。

翌日は、一人で佐世保を探索。
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こんな雰囲気の市場があって、おいしそうなものがいろいろ売っていた。
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京都ではあまり見かけない、新鮮そうなホルモン系の肉やさんが、多いように思いました。あと、鯨肉。京都とは「肉の文化」が違うな。

で、街を歩いていたら「ツウザキさん」と講演を聴きに来てくださっていた方から声をかけられ、美味しい佐世保バーガーのお店を教えてもらう。
夜しか開いてないけど、ここが一番美味しいですって。(笑)確かに、聞いてなければ通り過ぎてしまいそうなお店です。来年3月に演奏会で行った時、平林さんと一緒に出かけたいと思います。
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曇り空だったけれど、少しのんびりしてリフレッシュしました。
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帰りの飛行機は、女子高、修学旅行生の団体と乗り合わせる。私はなぜか、一番前で先生の隣の席。引率しているみたいで可笑しかったです。


岸和田1932年の建物でコンサート

8月、岸和田市立自泉会館での木琴コンサートのプログラムを決めないといけないのに、なかなか決められません。もう決めないと、さすがにまずい。そう思い続けているこの数日、特にこの一日、でした...
今回初めて、平岡養一も弾いていたらしい、ウェーバーのクラリネットのための小協奏曲をピアノ伴奏で弾いてみようかと思っているのですが、他の曲との相性がむずかしい。そんなことを考えていると、すぐに時間が経ってしまいます。

自宅の改装は追い込み。
みなさん、暗くなるまで残業ありがとうございます。
こんな色の相談。
さて、何がはじまるのでしょう!
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そんな合間に、明日の講演、黄瀬さん製のスイッチプレートの写真がなかった!と367に写しに行ったり。
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なんとなくバタバタしているけれど、明日の佐世保は、忘れ物がないように!と言い聞かせています。(笑)

佐世保のイメージ?!

火曜日は佐世保で講演なので、着物の用意。
講演をするのに着物で来てくださいと頼まれたわけでもないけれど、チラシは着物を着た写真だし、話題も着物なので、やっぱり素直に着物かな、というところ。
「佐世保のイメージで選びました!」
と見せたら、現場の谷本さんと黄瀬さんは「ん?」
佐世保なら、軍艦とかじゃないですか...と言われたのですが、軍艦の着物は持っていないので、海のイメージで許してください。(笑)
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帯や小物もセットして、半襟をつけます。
お裁縫は大嫌いです!
自宅の隣は、裁縫塾ですけど(笑)
でも「待ち針」という言葉はスキです。
針を、じっと待つ、針。風貌もかわいらしいし。
自分とは正反対のキャラクターです。(笑)
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367の鬼門の南天に花がさいて、ハチがたくさん来ていました。
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本日、塗り
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塗り
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のお二人には。

近所の餃子屋さんの餃子を定食で。

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作業が終わってからは、京都では有名な古い建具を扱っているお店、井川建具店さんの倉庫におじゃましました。
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これ、全部「戸」です。これの何倍もあります!

ヴィヴァルディの四季

平佐さんより、弦楽合奏との仕事。
ヴィヴァルディの「四季」から「2つの季節」を木琴で演奏可能かどうか、との問い合わせ。
えっ、弾いたことない。
弾けないものを弾けるというのは詐欺だけど、こういう場合「弾けません」あるいは「弾きません」とも言いたくないわけで...
耳馴染みはあるけれど、実際弾いたことはないので、まずはあわてて楽譜を購入して、弾いてみる。
原曲はヴァイオリンなので、ヴァイオリン独特の技巧の見せ場をどう処理するか少し問題はあるけれど、うん、なんとかなるかな、という感触。
一緒に舞台にのっている弦楽器の方々は、イヤというほどよくご存じの曲なので、そのみなさんの前でソロを弾くというのは、イタリア人が日本人を招いて「茶会」をするようなもの(笑)
でも、ちょっと今日弾いていると、木琴なりの魅力を出せそうな気がしてきたので、明日もう一度「季節」を検討して、お引き受けします、と返事するつもり。

今日の現場は、かつくんと黄瀬さん、谷本さん。
アスパラガスがあったので、ベーコンとレタスとマイタケと炒める。
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今日のイスは脚立じゃなくて、一斗缶。
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ご飯にのっているのは、満永さんの手作り。奄美のピーナッツみそ、です。
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黄瀬さんは、壁の下地。下地が美しく、上塗りするのがもったいないよう。

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今日の谷本さんは左官屋さん、です。かつくんが「さすが」ってつぶやいてました。
「さすが、左官屋さん!」じゃないですよ(笑)
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kitaraランチタイムコンサートチケット発売

9月22日、札幌コンサートホールkitaraでのランチタイムコンサートのチケットが発売になりました。
「通崎睦美の木琴日和」とかわいらしいタイトルをつけてくださいました。
小ホールはほんとに何年ぶりでしょう。素敵なホールです。
響きを思い出すと、木琴にぴったりではないかと思います!

香港庭・萬楽

写しながら、おいしそうに撮るには絶対無理、と思っていました。
やっぱり無理でした(笑)
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昨夜、大学での講義の後、香港庭・萬楽にて、浜名湖の海苔と白子を使ったお料理、その他いろいろをいただきました。
中華料理に詳しいわけではないですが、素直に上品なお味で、美味しい!と思いました。
気取ってなくて、気が利いているという味付けには、なかなか出会えません。

現場など。

日が暮れるまで、現場のみなさん、ものすごい勢いで仕事してくださってます。
新築ではないので、細かいところのおさまり、その都度相談しながら。
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私も、毎日いろいろ。
昨日、今日と、リコーダーの本村さん、来宅。
10月のコンサートでは、木琴とのデュオで、バロックの小品(10分弱)と野田さんの新曲(12分ほど?)をお願いしています。今回は、その選曲と野田さんの新曲スケッチを試す。
リコーダーには、ソプラニーノ、ソプラノ、アルト、テナー、バスといろんな種類があって、それぞれに、一番きれいに鳴る音域があるので、そのあたりと音型の相性などをチェック。野田さんも、リコーダーの曲を書くことってそうそうないですからね。
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タイトル決まり。

10月13日、京都府立府民ホール「アルティ」で京都音協主催のコンサートがあります。
そのタイトルを、この1ヶ月くらい、なんとなく考えていたのですが、そろそろ締め切りとなり、気合いを入れて考えました。
思いつきました!
「木琴文庫」(モッキンブンコ)です。
今回は、クラシックの古典から現代曲(新曲)そして、気軽に楽しめるタイプの曲まで、好きなものをいわば無節操に並べる、というのがコンセプト(?!)。
文庫というのは、もともと蔵書蔵、そのコレクション。ちょっとした大事な物を入れる小箱も文庫(手文庫)といいます。
蔵書棚や、手文庫から好きな曲をひっぱりだしてきて、順番に演奏するっていうイメージ。
通崎睦美コンサート「木琴文庫 vol.1」ということで。

今日現場で、アイディアを披露したところ、谷本さんと黄瀬さんに「いいと思います」と言ってもらったので、決めました(笑)
チラシのデザインは、もちろん、谷本さんです!

脚立

今日はお約束のカレー。
サラダは「そらまめとパプリカ」オレンジのドレッシングでさっぱりと。
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三人がお行儀よく、脚立に腰掛けている食べている様子が、ほほえましいです。
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365・367

今日は365の引き渡し日!
しかしっ!
改装なので、壁や天井をめくると思わぬ物が出てきたりで工事が二週間伸びることになりました...。
今週末は、土日返上で工事が続きます。
今日は、壁の下地、パテ埋めの作業に、贅沢にも、黄瀬さんと谷本さんが出動!
すみません...
明日も、とのことで、今カレー作ってます...

パテ状態の壁はかわいくて、スキです。(笑)
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夕方は、367が新聞社の取材を受けました。
谷本さん、壁の成り立ちを説明中。
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なんと、367について、6回の連載が組まれる予定です!
詳細は情報解禁になったら、お知らせします!

講義の用意

先日、カメラマンの平野さんと「講義」の話で盛り上がる。
で、結論「講義はライブだ!」ということになりました。

でも、電話を切った後、私のはライブ過ぎるのではないか?!と反省して、今日は半日かかって資料の作り直し、一人撮影大会をしました。

で、何を撮影していたかというと...
これは現代美術作家草間彌生の「パンプキン」です。
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これは、草間彌生デザインの銘仙着物の柄です。
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というのは、冗談です(笑)
というような話が、特にデザインや着物に興味のない人にでも「へぇ〜」と言ってもらえるようにするための、資料作りです。
疲れた...
おおよそ3分の2まで進んだかな。
とりあえず、撮影を一段落して練習しようと思ったら、一時間も寝てしまいました....

マナビィ

今日は、京都市教育委員会の社会教育委員会議。
前回、議題になっていた、生涯学習のパンフレットのデザインを検討。私としては「谷本さんにお願いすればどうですか」と言いたいところですが(笑)おとなしく、出てきた中で検討する。
前回は、デザイン事務所から、いろいろと新しいキャラクターがプレゼンされていたけれど、ふと目にとまったハチの絵が結構よくて「新しいの考えなくて、今までのコレでいいんじゃないですか」と言いました。
聞いてみると、これは生涯学習のキャラクターで「マナビィ」。石ノ森章太郎のデザインなのだそうです。やはり、それなりのなりたちがあったんですね。
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今日、いわれなど、聞いたのですが、3本の触角は「学」の字の冠の「ツ」を表している。なるほどー。よく見ると、壺のもようもマナビィの「M」ですね。
で、この壺にはいっているのは、蜂蜜ではなく「マナ」なのだそうです。「マナ」とは旧約聖書「出エジプト記」にでてくる食べ物。イスラエルの民がシンの荒野で飢えた時、天から降ってきた食べ物を「これは何だろう」と言った。その「これはなんだろう」を意味するヘブライ語が「マナ」なんだそうです。なるほどー。「これはなんだろう」という探求心は、まなびの基本です。
で、家に帰って、早速「聖書」を開いて、出エジプト記を読んだところ、たしかに第16章に出てきました。「コエンドロの実のように白く、その味は密を入れたせんべいのようであった」。コエンドロとはコリアンダー。どんな味がしたのでしょう。
個人的には「マナ」と「まなび」を掛け合わせる言葉遊びのようなこと大好きですが、よく考えると特定宗教に通じるものをこういうキャラクターに忍び込ませていいのかなぁと素朴な疑問がわいてきます... 思わず、調べてみましたが、石ノ森章太郎さんには戒名があるので、キリスト教信者じゃなさそうです。(笑)



引き出し!

今日、367に引き出しが設置されました!
谷本製です!
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実は、カセットテープがかなりの量あります。
古いところでは、5才の時の発表会「かっこうワルツ」の演奏とか(笑)
さっさとデータ化すればいいのですが、とりあえず保管ということで...
プラスチックのケースでは味気がないし、ブリキにしても、新しいのでは味気ない。
どうしようかと思っていたところに、捨てられそうな古い机を見つけ、引き出しをいただきました。その引き出しと、まだ残っていた!上田善さんの古材を利用して、作ってもらいました。鉄骨の幅に合わせるための右側縦の引き出しがにくいです。

ブライトンのリレー音楽祭

恒例、ブライトン、リレー音楽祭のスケジュールが発表になりました。
私の出番は7月20日です。
ラウンジ席の受付は6月6日からです。
コンサートは7月中毎日開催されますが、10・20・25・27・31日はシェフパティシエ今林さんが演奏曲に合わせてお菓子を作ってくださる「コンサート&デザートコラボの日」となっています。
昨年は「木琴=シロフォン」だから「シフォン」ケーキを作ってくださったら「ロ」長調の曲を弾きます、とリクエストしたのだけれど、シフォンケーキはすぐ乾いてしまうから大人数分の準備がむずかしいと、違うコンセプトのものになりました。
今年はどんな提案をしましょうか。

2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

過去の日誌一覧

2009年9月以前の記事はこちらより閲覧できます。事情により、一部リンク切れや、正常に表示されない箇所があるかもしれません。あらかじめご了承ください。

2009年9月以前の日誌

メテユンデ 通崎睦美プロデュース ゆかたブランド METEYUNDE(メテユンデ)プロモーションサイト