昨日は、1000人が集まる体育館で、林光さんとのコンサート。
お客さんは、全国から集まられた学校の音楽の先生。3日間にわたる音楽教育の会、全国大会という催しでの演奏。
熱気でクラクラしそうな体育館の舞台の上で、休憩なし90分の演奏でした。
まもなく80才という林光さんがとにかく「平気」で、素晴らしいピアノを弾かれるので、私としては、弾くしかないです。(笑)
一緒に弾きながら、体力・知力全てにおいて、同じ人間という生き物として「出来」が違うと、つくづく感じました。ほんとに「人間」なのだろうか。宇宙人かもね。(笑)
いつも楽器を運搬してくださる赤帽の山田さんは、この20年近く毎回搬出時間より前に来て、演奏を聴いてくださるのですが、昨夜「今日はきつかったと思いますが、完璧でしたよ!」とメールが入っていました。
赤帽さんからの、お褒めメール。
まぁ、完璧かどうかは別として、こういうの、なんだか、なごむ。(笑)
昨日は、前日、同じ場所でコンサートをされていたピアニスト、志村泉さんともゆっくりお話しすることができ、うれしかったです。20年ほど前のCDですが「志村泉による三人展」。このCD、一柳慧「タイム・シークエンス」(1976)から、ほんとに素晴らしいので、80年代の現代音楽に興味がある方、あるいはつまらないと思っておられる方(笑)は、是非一度聴いてみてください。オトコマエなピアノ、です。