製作所日誌

2011年12月アーカイブ

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

2012年のスタートです。

自分の力だけではなんともならないことも多いですが、それでも自分の力で出来ることは、こつこつとやっていきたいと思っています。

お正月から、お重からはみ出す海老の勢いで!がんばります。
(ほんとかな・笑)
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皆さんにとってよき一年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

おせち料理。

今日は、10時から6時まで、おせち料理を作り続けました!
明朝、再度火を入れて、仕上げます。
おせち料理とは...
いつもより出汁に上等の昆布を使うこと、かな(笑)
錦の「大友」さんで買った利尻の昆布です。
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さきほど、ポストに行ったら、12時を過ぎているのに、卵屋さんのおじさんがだし巻きを作っていました。今日は徹夜なのかな。

本当に、いろいろあった2011年も、あと1日で終わりです。


ひゃ〜!

「ひゃ〜!」と、あまりにびっくりしたので、書きます(笑)
樋口可南子さんから本が届きました!
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うん、たしかに「その1も買わなきゃね」と書きました。
はい、確かに。
でも、それをご覧になって、ご本人から、本が届くとは夢にも思っていませんでした。

びっくりを分析するならば、まずびっくりしたのは、なによりすごいスピードで本が届いたことですが、それよりなによりびっくりしたのは、可南子さんがこのブログをご覧くださったということですか。
びっくりしすぎて、一人でゲラゲラ笑ってしまいました。もう、かなちゃんったら、って感じです。(笑)

この本には、いろいろ素敵な写真があるのですが、わたしはコレが好きかな。
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浅井佳代子さんの写真は、どれも素晴らしいので、是非本の実物をご覧ください。

『樋口可南子のいいものを、すこし。』の「おわりに」にある、清野恵里子さんの文章。
「カメラマンは光の魔術師、浅井佳代子さん。多少気むずかしいところはあるものの、美しいものを前にしたときの、決して経験則に頼らない、彼女の謙虚な姿勢にいつも驚かされています。」うん、上手い!さすが、清野さん!
撮影の際、浅井さんの仕事を間近で見せていただいて、私もそんな風に感じました。

『エクラ』は、本日発売です!
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国芳ゲット?!

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江戸時代です!
木琴叩いてます!

あと一つゼロが多くても確実に買ってたなー。

一八〇四年に初演された歌舞伎の演目「天竺徳兵衛」。これは、尾上菊五郎が演ずる「天竺徳兵衛」の引き札(ポスター)です。「天竺徳兵衛」の中に木琴が出てくるのは、知識として知っていましたが、こんな引き札があるなんて!それも、今、家に!(笑)

「尾上松緑一七回忌追善公演」と書いてあるので、これが初代の松緑、三代目の菊五郎を指しているなら、一八三二年前後の刷物です。
国芳画と書いてあるので、国芳が一七九八ー一八六一であることを考えると、それに間違いないような気がしますが、「昔の国芳の絵」を利用して刷ったものだとすると、次に松緑と菊五郎の時代が合うのは、明治二〇年代です。
江戸のものと明治のものとの見分けがつかないなんていうのは、全くなさけない話ですが、布じゃなくて、専門外の紙だからねー(笑)

どちらにしても、私にとっては貴重な資料なので、非常に、うれしいです!

どなたか、浮世絵に詳しい方がおられましたら、是非教えてください。

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マンション建設

天使突抜一丁目で売りに出ていた町家は、その後買い手がつき、念入りに改修されていました。この工事には「京町家作事組」が、関わっておられたので、水道屋さんとか、屋根屋さんとか367と同じ業者さんで「やぁーやぁー、どうも」という感じでした。(うちは作事組とは関係なかったのですが、かつくんが、作事組出入りの電気屋さんでバイトをしていたことがあり、そのつながりで、古い家が得意な業者さんにお世話になっていました。)
こちらの方は、どうやら年内引き渡しに間に合うような様子です。

それとは、対照的に、ちょうどその家の向かい。古い家を壊して建設中のマンション。
先日、こんな広告がとりつけられました。
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工期が遅れているとかなんとか、休日の作業も増えているようで、大変そうな内容を書いた言い訳のチラシが入っていました(笑)

この間、調べ物をしていて、ついつい笑ってしまった話。
1922年(大正11年)帝国ホテルの新館オープン。
ここは、フランク・ロイド・ライトの設計ですが、予算が当初の3倍の900万になり、工期も大幅に伸びたため、ライトは完成を待たずに解雇されたそうです。あーあ。
367は「お金がなくなったら終わり」という予算?!だったので、それがよかったですね。(笑)

コンサート情報/アルカスSASEBO

来年3月18日、長崎県佐世保市でのリサイタル(ピアノ:平林知子)
チケットが発売になりました。
内容、メッセージなどはこちらをご覧ください。 ↓



可南子さんの

本が届きました。
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『樋口可南子のいいものを、すこし。その2』
清野恵里子さんが文章と企画も担当されている、集英社『エクラ』の連載がまとめられたものです。

写真がどれも素敵。でも「女優・樋口可南子」のステキばっかりじゃなくて、ちょっと面白いのとか、微笑ましいのが混ざっているのがいいです。
撮影現場のわいわい楽しい雰囲気が伝わってくる写真です。「その1」も買わなくちゃね。
『エクラ』367を訪ねてくださった回ですが、今月28日に発売です。
これは、この単行本「その3」に掲載予定、とか。

推薦文はやっぱり、糸井さんですね。
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暖房器具投入。

早いもので、367の引き渡しから、ちょうど1年ほどが経ちます。
昨年は使い始めたのが、年明けの寒い頃だったので、あまりに寒くて「冬は無理!」と断定していましたが、今年は夏から秋になって、段々寒くなる経過を経験しているので、なんとか冬も367を使えるように、と工夫しています。エアコンの調整を始め、お客さんには、一人一枚、ブランケットを用意するとか。
でも、おそらく外の気温が5度を下回るくらいから、かなり厳しくなるみたいです。

367に、できるだけ物を増やしたくなかったのですが、泣く泣く、電気ストーブを投入しました。ガスファンヒーターの方が暖かいのはわかっているのですが、今エアコンを30度に設定しても暖かい空気が上にあがってしまい足元が寒いので、ファンヒーターでも同じかなと。
節電を考えれば火鉢がいいのですが、それはお客さんの時だけ(笑)
というわけで、昨夜ヨドバシカメラにいって、小さな電気ストーブを買ってきました。
シンプルなデザインを探したけど、なかなかいいのがなくて。といって、黄瀬さんにつくってもらうわけにもいかないし(ん?作れるかなー・笑)とりあえず、一番当たり障りのなさそうなのを買ってきました。
しばらくこれでいけそうです。
でも、一人一台いりそうな気もする....
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コンサートのお知らせ

来年、木琴のコンサートのお知らせです。

1月21日、広島県呉市の蘭島閣美術館。
この日は、マリンバではなく木琴で、ピアノは久々登場、平林知子さんです。
こちらから、詳しいプログラムなどご覧いただけます。


クリスマス!

マリンバ二人とパーカッション。
ありそうで、実は始めてだったユニットで、今年最後の本番も無事終わりました。
香織ちゃんに、選曲してもらったクリスマスメドレー。
頼りになります、香織ちゃん。
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クリスマスの曲をたくさん演奏して、おかげさまで、私達もすっかりクリスマス気分になりました(笑)

終わった後は、久しぶりに「吉田屋料理店」へ。
キタくんと。
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一緒に仕事するのは2回目ですが、すっかり仲良しになりました。
10年近いおつきあいになる香織ちゃんは、妬ける...と言ってました。
音楽的に、です(笑)
香織ちゃんと三人、音楽もですが、食べ物の好みが合うのは、うれしいです。
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ジキモン。

京都女子高校の一年生に授業。
私の前に、杉本家の杉本歌子さんがお話しされたのだけれど、う〜ん、由緒ある家を守るというのは、たいへんだな〜、と高校生と一緒になって聞き入りました。
その中で「ジキモン」と何度もおっしゃっていたのですが....。
はい、わかる人、手をあげてください!
みんな、わかるかなー。
浄土真宗、本願寺さんのジキモン。直接の門徒のことを「直門」。直弟子(ジキデシ)の「直」と一緒ですが、高校生の頭の中では「ポケモン」の仲間みたいな図が浮かんでるだろなーと思うと、可笑しかった。

今日は、京都市の社会教育委員の会議。
おとなりの席は、京大法学部の教授、土井真一先生なのですが。
なんというか、頭良さそうで、規律正しく人柄もよさそうで、そういう感じがルックスにもにじみ出ていて。
いつも、隣に座るだけで「すみません」と謝ってしまいそうになります(笑)

明日は、本番。
がんばろー。
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物理。

龍谷大学理工学部の三浦雅展先生と博士課程の安井希子さんにお世話になり、苦手な物理をやってます。
物理以前に算数が苦手なワタシですが、とにかくやってます。
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1秒の100分の1の世界なのですが、いちいち単位が変わると、割り算の時点でつまずきます...(笑)
が、波形を見ながら「お〜!」と歓声をあげるのは、別世界で、楽しいです。
大学院で音響学をやったので、昔取った杵柄と言いたいのですが、杵柄をとったかどうか、かなりびみょー、です。
それにしても、学生の時、半泣きで読んだロッシングの本の日本語訳が出ているのにはびっくり。もう20年くらい前から出ているようで、えっ、そうか私が読んだのは20年以上前なんですねえ。
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朝からきもの。

今日は、朝から着物でシゴト。
たまには、こんな写真。
iPhoneで撮ってみた(笑)
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朝起きて、洋服ではなく着物に着替えるというのは、なんだか違う職業になったみたいで、自分で可笑しい。

プロフェッショナル?!

こんな本が役立つ季節です。
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その名も「ザ・プロフェッショナル クリスマス・ソングブック」(村尾陸男編)。
今年、導入しました(笑)
何がプロフェッショナルかというと、たくさんのクリスマスにまつわる曲が、メロディーラインとコードネームだけで、とにかく、たくさん載っているのです。
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2006年に初版が出て、2009年に増刷されているので、地味に根強く、売れているんでしょう。特に、クリスマスシーズン、ホテルで数日、何時間も弾き続けるというようなお仕事の方には、もってこいですね。かなり知らない曲が多いので、仕事していて自分が退屈しない?!
クラシック、賛美歌、ポップス、各国民謡、いろいろなものが網羅されているので、資料的にも役立ちます。
それにしても、たくさん載っています。曲の並びがアルファベット順というそっけなさが、これまた、なんとも、プロフェッショナル?!


道を聞かれる

先日、新聞のコラムに作家の津村記久子さんが書いておられたのですが、津村さんはよく道を尋ねられるのだそうです。
実は、私もよく尋ねられます。
教えてあげたそうな顔をして歩いているのか、と思ってみたりもしたのですが、そうでもないみたい。
今日、自転車をとばしていて、大きな声で急に声をかけられたので「とばしすぎ!」と注意されるのかと思ったら、フツウに道を聞かれました(笑)
うーん、どうしてだろう。
この間、大分でも尋ねられました。
教えてあげましたけど(笑)

さて、来年三月二二日、埼玉会館ランチタイムコンサートのチケット、発売になりました。
お馴染みの木琴レパートリーですが、ちょこっと、新しい曲を差し込んでいます。
当摩泰久さん編曲「アマリリス」。これは年内に完成予定。これでアマリリスのアレンジは、鷹羽、港、野田、と4作目になります。
それから、西邑さんアレンジのナゼレ「大騒ぎ」など。
詳しくは、こちら。




八〇年前の

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約八〇年前の木琴教則本です。
装丁、かわいい!

楽譜は、数字譜ですが、内容的には、しっかりと書かれています。
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ロングロングアゴー変奏曲。
変奏が細かくなってくると、数字がややこしーい。
ちなみに「5」は「ソ」です。
ドソソソソソソソ ドソソソレソソソ/ミソソソソソソソ ミソソソファソソソ
と書いてあります。これの下に32分音符を表す三本線があるので、
かなり早いです(笑)
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木琴友達。

木琴をこよなく愛する、木琴友達、帯広在住の野田美佳さんが、大阪でのお仕事の合間を利用して、我が家まで来てくださいました。
今日を含め、まだ2回しか会っていませんが、すっかり友達です!(笑)
今日は、うちで、平岡養一が使っていた古い楽譜を観ていただいたり、
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367で、SPレコードの鑑賞会をしたりと、盛り上がりました。
楽しい時間でした。
「でした。」と一応締めくくりましたが、実は全然時間が足りなくて、今日は泊まっていただきたいくらいでした。

美佳さんを紹介してくださった、ニューヨークのミカさんに、感謝!です。ミカさんの方は、チック・コリア氏にマリンバのための作品を委嘱、4月に初演されるとのことで、これもまたスゴい話です。


皆既月食

空が澄んでいて、肉眼でもきれいに観られました。
皆既月食。
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今日のお昼は、アルティに。
谷本さんのチラシの似顔絵、そのままのsaraさん、でした!
終演後。
慌ててカメラ取り出したので、こんな写真ですが、記念すべき一枚?!
描いた人と描かれた人。
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今回は、西邑さんの新曲初演がありました。
西邑さんの譜面づらは、おおよそのところわかるので、いや、これは、書く方も、弾く方も、なかなか大変だ、と思いながら聴きました。師弟の信頼関係が見える、誠実な作品そして演奏でした。普通に感想を言えば「かっこよかった!」でいいと思います(笑)

サラさん、CDには、カタカナでもサインをしておられました。
そういえば、思い出した!
中学か、高校の時、モーツァルトのフルート・コンチェルトをマリンバで練習していて、フルートのランパルがその曲を演奏するというので、コンサートにランパル版の楽譜を持っていって、サインをしてもらったんだけど。
カタカナが、ちょっとびみょうな感じ、でした(笑)
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毎日新聞最終回

今日は、夜行バスを使って広島からヤスコちゃんがレッスンに来ました。このところ、1日10時間くらいパソコンに向かって原稿を書き続けていたので、その反動からか、レッスンで私の方が「ほら、ここ、この方がよくない?」と盛り上がって弾きまくってしまい...もっと、レッスンしたかったのですが、ヤスコちゃんに「センセイ、これでもう充分です」と言われてしまいました。(笑)
でも、夜、一緒に、すみちゃんの演奏会に行けて、よかったです!

京都芸大の打楽器科は、毎年入学するのが、1〜3人くらいなので、みんな顔がわかります。今日は、客席に、20代から70代まで揃ってました!
チャレンジの部分が多い「同業者」の演奏会は、つい客席から応援する気分で聴いてしまうので、疲れます。バッハでも、それいけ〜!という気分になるところ、ありますからね(笑)
すみちゃんのやりたいことがよくわかる、好感度の高い演奏会でした。

ところで、毎日新聞の連載、本日が最終回でした。
カラーかモノクロか、地域によって、まちまちなのですが、今日は関西版もカラーでした。
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平野さんの撮り下ろしも含む、写真4点もカラー掲載でうれしいです。
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記者の澤木政輝さん、おつかれさまでした。素敵な記事をありがとうございました!


演奏会いろいろ

明日12月8日、バロックザールにて、堀音→京芸の後輩、伊藤朱美子さんのマリンバリサイタルがあります。
私が大学院の時、高校生だったので、いつまでもかわいらしいイメージがあるのですが、いつの間にか、えっ、30代後半だよね(笑)
全曲ソロですが、聴いているのがつらいタイプの現代曲(曲自体の完成度が低いわりに技術的には超絶技巧を強いられる)がないので、私としては、オススメです!(笑)
いつも、衣装も自分で手作りしているようで、かわいらしいです。

マリンバ界を2つに分けたら、おそらく一緒のグループかな、と思いますが、私とはまた全然違うタイプのマリンバ奏者ですので、是非聴いてみてください。
7時からです。
すみちゃん、です。
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10日もこちらの演奏会、楽しみですね。


マナビィ

少し前、講演した内容が、京都市教育委員会の「京まなびねっと」で公開されています。

当初、動画で撮影して公開、という話もあったのですが、撮影されていると思うとのびのびできない部分もあるし、かといって、公開されることを前提に自分なりの綿密な台本でしゃべるのも楽しくないので、教育委員会の方がレポートに来られ、そのレポートの文書を確認して公開する、というスタイルにしました。確認といっても、今回特に直すところもなく、優秀なレポートでした!(笑)こうして見ますと、ほんとに渾身のレポート!で、動画よりよくわかりそうな気がしますし、ある人の目を通して2時間を集約するというのは、その人の味が出ていてそれなりに別の物が生まれるという点で、有意義かと思います。マナビィさん(こと、教育委員会の脇さん)お疲れ様でした!

それから、別の話題。
5才の時に買ってもらって高校入学まで使っていた愛おしい楽器、こおろぎ社の小さな4オクターブのマリンバ。これまで置かせていただいていたお宅からの引っ越しが決まり、引っ越し先を探そうか367に持って帰ろうかと、野田さんにちらっと話したところ、野田さんがすんなり借りてくださることになりました!
おうちにマリンバがあると、これから作風が変わったりして(笑)
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それにしても...
高校入試は、マリンバの実技試験が「自由曲」だったので、バッハの無伴奏チェロ組曲を弾いたのでした。先生に「それはむずかしいし、下手だったらばれやすい」と言われたのですが「大丈夫です、この曲好きなんで!」と根拠のない自信を持って受験しました(苦笑)
今なら勘弁してください、といいますね(笑)
こんなにかわいい楽器で、けなげにバッハを弾いてたんだな、ワタシ。



マタイによる福音書

今日は、昨年亡くなった小百合ちゃんの「命日祭」でミサに参加させていただきました。
心のこもった、よいミサでした。

個人的に、衝撃的(ちょっとおおげさ)だったことが一つ。
我が家の宗派は浄土真宗ですが、通っていた中学校で毎朝礼拝があり、また週に一度、聖書の時間があったので、聖書についての勉強もしていました。

で、今日のミサでは「マタイによる福音書」第6章の有名な部分が朗読されました。第6章はほとんど暗記していたところなのですが、今回の朗読は私が知っているものと訳が違ったよう。
その最後のところ「あすのことを思い煩ってはならない。あすのことはあす思い煩えばよい。」
そう聞いて、びっくり。えっ、そうなん?
私は「あすのことを思い煩うな。あすのことは、あす自身が思い煩うであろう」と覚えていたからです。「あすのことは、あす自身がおもいわずらう」という言い回しが中学生の時、とても気に入って聖書に赤線ひいていたほど。
「あすのことはあす煩う」と「あすのことはあす自身が煩う」
「一日の苦労は、その日一日で充分」という意味合いにかわりはないのだけれど、この部分だけみれば、全然ちがう。
小百合ちゃんの闘病中も、いろいろと心配がつのったけれど、時々この言葉を思い出していたので。(苦笑)
それにしても、訳によって、心の持ちよう、微妙に変わるよなぁ....

何が言いたいかって、そんな屁理屈のようなことをニコニコしながら聞いて、ナイスな発言をしてくれる小百合ちゃんが今ここにはいないんだなーと思った時、なんともいえない寂しさがこみ上げてきた、ということです。



週刊新潮掲示板

今日は、毎日新聞の連載、最終回に向けての取材。
あっという間の6ヶ月でした。
そうそう、前回の記事アップするのをうっかりしていました。
次回の掲載は、12月8日です。

ところで、現在発売中の『週刊新潮』。
92ページ「週刊新潮掲示板」のページに出ています!
情報を寄せてくださる方があるでしょうか。
楽しみです!
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『月刊京都』12月号にも出ています。
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2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

過去の日誌一覧

2009年9月以前の記事はこちらより閲覧できます。事情により、一部リンク切れや、正常に表示されない箇所があるかもしれません。あらかじめご了承ください。

2009年9月以前の日誌

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