製作所日誌

貴志川にて

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JR和歌山駅で電車を降りて、猫の足跡をたどると、貴志川線に乗り換えられます。
特にかわいいもの好きでも、猫好きでもないけれど、ローカル線である貴志川線。「アイディアを出した!」「がんばってる!」感に嫌みが無く、一所懸命な感じなので、乗る方もうれしい気分になります。
普通の電車も走っているのですが、私が乗ったのは「いちご電車」。
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この沿線で、いちご狩りができるそうです。で、本番の日は、ちょうど特別のキャンペーン。車内でいちごのサーヴィスがありました。
それをNHKが取材していました(笑)
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この電車は、シートもイチゴ。時々、気が狂いそうにセンスの悪いシートの電車がありますが、これは悪くないです。床も古い学校の床のような雰囲気で、なかなかいいです。
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駅に、なぜ猫の足跡があるかというと、終点の貴志駅の駅長が猫の「たま」だからです!たまの電車、そしておもちゃ電車というのもすれ違いました。
和歌山から乗り換えて....う〜ん、遠いなぁ〜と思っていたのですが、この沿線のいろいろな工夫が、楽しい気分にさせてくれました。
本番の日は日曜日で、たま駅長はお休みでしたが、貴志駅の駅舎も、おしゃれ過ぎず、かといって、田舎の手作りではなく、ちょうどよい感じにきれいにしつらえられていました。
普段は、たま駅長に会いにくる人が大勢いるみたいです。
はい、たま駅長です。
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さてさて、演奏会の方は、西さんの演奏が素晴らしかったです。
ソロはこんな感じ(リハーサル)
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ワークショップの指導もされていて、西さん、ほんとに大忙しでした。
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箏のアンサンブルもあり、お弟子さんも大活躍。マリンバも大変ですが、お琴も、セッティングにチューニングにと、かなりお弟子さんの力が試されます(笑)西さんの門下生の方は、みなさんすばらしい結束力で動いておられました。なんだか、みんな先生に憧れてるんだろうなーという図が美しかったです。
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合わせは前日のみでしたが、そこは、集中して!勉強になることがたくさんありました。

野田さんもアレンジとアンサンブルの指揮で参加。
2日間、一緒にいたので、久々いろいろ話せて楽しかった。
楽屋前で、三人そろって、お疲れ様でした!
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猫のたま駅長には会えませんでしたが、ダンサーのたまちゃんが聴きに来てくれていて、一緒に帰りました(笑)
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たまみちゃんと新しい眼鏡の私です。


2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

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