今日は、黄瀬さんと聖和大学に「コロムビアミヤカワマリンバ」の修理に行ってきました。
支え棒がよじれて、ネジがうごかなくなり、応急処置され、ちょっと気の毒な感じになっていたこの部分。
ネジが動かないということでしたが、黄瀬さんの手にかかると、なんでもなく動きました(笑)
部品を叩いてフラットにして、棒の先のねじれもなおす。
楽器の足の小さな穴には、あたらしいネジが止まりやすくするため、おがくずで埋める。
きちんとはまるのを見届けて、最後は着色。
筆を持つのはお手のものです。
それから、ピンが倒れているのもまっすぐになおしてもらいました。
鍵盤のひもも取り替えて、出来上がり!
というところで、楽器屋さんではない黄瀬さんに、聖和大学の丸尾先生は「オルガンもなおしていただけますか?」
ずっこけそうになりましたが、谷本さんはチェロもなおしましたからね(笑)
古いオルガン。
ほとんど音が出なかったのですが、ペダルの部分をなおして、ばっちり音が出るようになりました!
修理をするのに、蓋を外したりして、この楽器の歴史も判明しました。
黄瀬さんも谷本さんも、笑っちゃうくらいなんでもできますね。
このお道具箱をみると、歯医者さんもできそうです!
黄瀬さん、お世話になりありがとうございました。
それから、貴重な楽器ということで修理の許可をくださった大学関係の方、そして前もって諸々の段取りをしてくださった野田美佳さんにも感謝です。