自分の中で、お別れはすんでいるのだけれど、やっぱり「林光さんを送る会」に出かける。
1930年代東京生まれの光さんのお別れ会の前に、世田谷文学館にて「都市から郊外へ〜1930年代の東京」展を観る。
なぜか、この日は無料!
光さん、ありがとう!と言う(笑)
知らないことがたくさんの展覧会も楽しいけれど、新しい発見をしつつも、自分が好きな時代「そうそう、これこれ」と思いながら観る展覧会も楽しい。
まさに、銘仙や木琴の時代、なので!
早めに銀座に出て、なぜか(笑)カメラマンの田村さんとお蕎麦やさんで光さんに献杯。
お蕎麦の前のこういうメニューは、東京、という気がする。
辛み大根で、しゃきっと引き締め、お別れ会に。
記帳のカードに、メッセージを書く欄があったのだけれど、どうもこういうのが苦手。結局空欄に。
今、光さんが目の前に現れて、何か話せるとしたら感謝の言葉の前に、
めずらしい照れ笑いで「あっ、書くの忘れてた」とおっしゃった、あの曲の左手の一小節「あっ、光さん、ここ、お願いします!」と言っちゃいそうです。