製作所日誌

京都国際マンガミュージアムにて

先日、突然、バリトンの大石哲史さんから電話があって、何事かと思ったら、21日、京都国際マンガミュージアムで歌うので、マリンバで伴奏をお願いしたい、とのこと。曲は、萩京子さん書き下ろしの新作。大石さんも、萩さんも、林光さんがとても信頼を寄せられていた方で、何か機会があれば、一緒にお仕事させてもらいたい、と思っていたので、二つ返事で引き受ける。
で、よく聞くと、お祖母さまの生涯が漫画になったのでって、とっても「????」

大石さんのお祖母さまとは、大石順教尼です。
ご興味のある方は、こちら。
順教さんに関する本、いろいろ出ていますので、ご興味のある方は。
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この本のオビ「大石順教尼は17歳で養父によって両腕を切断された。絶望と開眼を経て、菩薩行に一身を捧げた感動の人生」。
もちろん感動ではありますが、同時に壮絶でもあります。

今回は、この順教尼の詠まれたうたを萩京子さんがバリトンとマリンバのための作品にされ、孫である大石さんが歌われるということ。
萩京子作曲「UNE VIE(ユンヌ・ヴィ)大石順教尼の生涯」を、漫画の完成披露会で初演します。
萩さんに「シンプルな曲にしてくださいね」とお願いしたところ、こんなにシンプルで、こんなドラマが作れるのか!というような驚きの曲が届きました。14首のうち、13首。あと1首も待ち遠しいです。

演奏時間は、そんなに長くありませんが、映画の上映などもあるそうなので、大石順教尼にご興味のある方は、是非お運びください。
私も、詳しい情報を得ていないのですが(笑)

当日は、2時45分開場、3時15分開演。
詳しいことは、お問合せ:大石順教尼かなりや会
090-2286-5454(山岸さん)まで

2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

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