大井玄さん
今、大井玄『「痴呆老人」は何を見ているか』(新潮社)を読んでいます。
現在「痴呆症」は「認知症」と言われていますが、この本のタイトルはあえて「痴呆」という言葉を使っています。作者曰く「我々は皆、程度の異なる「痴呆」である」からだそうです。
この本に興味をもったのは、内容はもとより、大井さんのプロフィールを見ると、1935年生まれだったから。
私の「木琴」と同じ生まれ年!
ちなみに、小澤征爾さんや大江健三郎さんも1935年生まれです。あっ、美輪明宏さんも。
さらには、大井さん、京都出身の方なんですね。
著者に、勝手に親近感を抱く私、です。