メテユンデ新作帯製作開始!
昨夜、うちの郵便受けに放り込んでおいてもらった、谷本さんの色見本をもって、今年から新たにお世話になる織屋さんにお邪魔してきました。
京都西陣の田中伝織業店さんです。
「お電話いただければ、前にいますから」とうかがっていたのですが、地図を片手にキョロキョロしながら尋ねるのも楽しいもの。「建勲神社」を目印に出かけました。
道路の向こうに鳥居を見つけ、この辺のはずと見渡すと、
ありました。
さすが「織物で作ったのれん」の掛かったおうちです。
代々続く、織屋さん。
玄関には、使い込まれた箱が積まれていました。
田中伝さんは、家族中心でやっておられます。
父の指示で
息子が動く!母、見守る!
と、連携プレーがステキです。
どうやら、御主人は相当なアイディア・マンのようで、ただただ「へぇ〜」とか「ほぉ〜」とか...楽しい商品をニコニコしながら、
たくさん見せていただきました。
もちろん、「楽しいもの」だけではなく、京都ならでは、こんな舞妓さんの帯も織っておられます。
長刀鉾の角帯もありました。もうそういう季節ですね。
さて、肝心の新作帯の打ち合わせ。
意思の疎通もスムースで、いい帯が仕上がりそうです。
打ち合わせの後は、厚かましく、作業のスペースを見学させていただきました。 昔ながらのものと現代のモノが混在するお仕事場でした。
すぐにとりかかってくださるとのこと。まずは、サンプルの仕上がりが楽しみです。
帰りは、久しぶりに、歩いてすぐのところにある大徳寺を散歩して帰りました。
ちょうど新緑の季節。
たくさんある塔頭もそれぞれに特徴があって、きれいです。
それにしても、このお地蔵さん達。
合唱団に見えるのはワタシだけでしょうか。