2008年6月アーカイブ

[ファッションデザイン概論]川久保玲 編

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コム・デ・ギャルソンの川久保玲ってよくワカンナイ!
って人も多そうなので、もうチョット解説を・・。

オホン、その前にファッション(衣服)について言っておきます。
衣服はあまりにも身近なモノなのですね。
例えば、絵画や彫刻なら「よく分かんないけどイイのかも」ですが、
衣服については自分の好みで直ぐに「イイ」とか「ダメ」とか言うのね。
紅白歌合戦(近年観ないけど)の例で考えてみましょう。
巨大な衣装(装置?)を身にまとって登場する小林幸子さん。
彼女にとってはそれが生命線なのですから普通の服など着れません!

この「着れない」ということを皆がよく口にします。
ファッションショーなどの服を見て「これ誰が着る?」「着れないよ」・・。
衣服は、誰が何時、どこで(オケージョン)で決まるんですね。(常識)
だから皆が口にする「着れない」は、前後の文脈で判断すると、
実際の意味は「好きじゃないから自分は着たくない」って言ってるワケ。
物理的に「着ることは不可能」と言ってるんじゃないでしょー。

スイマセーン、本題に入ります!
川久保玲は、テレビや雑誌にほとんど登場しないし、出版物も少ないことで有名です。
彼女が1981年パリコレに登場したのは一つの事件でした。
ヨーロッパの伝統を無視して、黒ずくめの乞食ルックですから・・。
賛同者よりも、批判の声の方が高かったんですね。
彼女は「コレクションを皆が褒めるようなら失敗です」とまで言うんですよ。
つまり、本当に創造的で新しいモノを誰もが理解できるハズがない!

川久保玲が珍しくテレビ(NHKハイビジョン)に登場したことがあります。
(『アンリミテッド:コム デ ギャルソン』清水早苗 著で出版も)
それは刺激的な内容で、彼女の制作の方法は、まったく常識を破るものでした。
布(素材)はファックスで「短い言葉」を送るだけで職人に注文。
パターンは、何人ものパタンナーがそれぞれ素材を無視して作り上げ、
そして、ある時期が来るとその二つが結び付けられるです。
素材もパターンもオリジナルですから、まったく一致しません。
そこから彼女の指導で真の創造が始まるという進め方なんですよ。
それを視て、禅僧が修行をするようだと感じましたね。
川久保玲が無言で背中を叩くのです!(パシーン)

ますます「分からなくなった」と思ってます?
残念です、言葉が足らなくて・・。


(toyazaki)

井上有一

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戸矢崎さんありがとうございます。
「カー・クボレーさん」には、やられました。 

井上有一と言えば「貧」一文字の書が有名ですが、
スピード×コム・デ・ギャルソンの水着に「心」じゃなくて「貧」って書いてあったらどうだろう、などと想像して、一人楽しんでいました。川久保玲さんがどんなデザインをほどこしても、やっぱり「貧」じゃ、格好つかないですね。でも、全ての欲を捨てて夢中で泳いで、世界新記録が出たりして。(笑) 

ところで、完成している作品をデザインに用いるという点でいえば、今年のメテユンデのこのゆかた
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は、戸矢崎さんの「バラの日々」(1992)という小さな現代美術の作品が、谷本さんの手によって図案化されたものなのです。私の銘仙コレクション本『ソデカガミ』をお持ちの方は、是非126ページと、このゆかたを見比べて下さい。

スピード×川久保玲+井上有一

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所長の指名(?)ですよね。
川久保玲は大学の『ファッションデザイン概論』で三宅一生と同じくらい引用します。
とうぜん学生も知ってると思ってしゃべっちゃう。
で、授業後のレポートに「カー・クボレーさんは・・」なんて・・。(笑)
京都に路面店がありますよね。(午後5時55分に写真)
そこのオープンのチラシは、冬山の温泉が吹き上げる写真!
その後も、とにかく(説明なしの意味不明で)おもしろがらせてくれます。
ボクが思うに、現代美術家よりアートらしく、宗教家のようでもあり、実業家である。
川久保玲本人は、自分はアーティストではないと断言!!

えっとー、スピード社なんですけどー、これは大変なのだ!
英国出版の「techno textiles 2」(Thames & Hudson,2006)に既に紹介されてる。
身体の凹凸を絞って、水の抵抗を無くすってヤバい機能ですよね。
コトの善し悪しは置いておいて、これ以前、これ以後ということでしょう。
つまり、スポーツウェアの概念を変えたといってもイイのね。
それで、川久保玲にデザインを頼むんですから。(憎いね)
機能の極致みたいな衣服のデザインなんて彼女しか無理ですな・・。

そんでもって、井上有一ですか?!
これはもう、見た目の問題ではありません。(見た目はオトナシイ)
「南無妙法蓮華経」でも唱えるしかないんじゃない。
とにかく、スゴイことになった! としておきましょう。
ボクはもっと脳天気なのがスキです。
ヤーもう、息がキレましたよ。ホント。
(toyazaki)

本日、柳野さん、開店

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『通崎好み』でもご紹介させていただいた柳野さんの、
新しいお店が本日開店します。 
少し広くなって、これからは簡単なお食事もできるそうです。 
私も含め「料理がでてこないのがいい、せまいのがいい」という以前からのファンは、それが少しさみしくもあるのですが、先日お会いした柳野さんの笑顔を見ていると、たぶんそんな我々をも満足させてくれるのだろうな、と感じました。 

18時から26時と、頼もしい営業時間です。
火曜日定休。 
場所は、三条通新町西入ル。

三条通り沿いなので前よりはずっと見つけやすいですが、
でもどこか、あの見つけにくさの残っているところが、嬉しいです。 
昨日前を通りました。 
コレが目印ですね。 
柳野のヤナギ、正式な字はコレです。 yanagino_omote.jpg

シルヴァン書房

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以前、うちの近所にあった古書店「シルヴァン書房」のおっちゃんは、
いつも「古書入札会」のカタログを届けてくれます。
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このカタログ。
「古書」といっても、書籍だけではなく、いろんな分野にわかれています。夏目漱石、萩原朔太郎など明治から昭和初期の初版本はスタンダードなところ。杉浦非水の図案帖や草間彌生などの現代美術作品、アラーキーや森山大道などの写真作品、映画のパンフレットに浮世絵や地図に古画などなど。おもしろそうなものがたくさん載っています。
書簡の項には、内田百閒のラブレターなんかも出ていますが、他人のラブレターはちょっと...。今回は、書家井上有一のハガキ26枚っていうのも出ていました。相手がどんな文学者であったとしても、あまり人の手紙というのは読む気がしないのだけど、井上有一のハガキと言われると、普段はどんな字かな、と見てしまいます。
井上有一といえば、今、話題のスピード社の水着。スピード社とコム デ ギャルソンとのコラボのシリーズ。
コム デ ギャルソンの川久保玲がデザインとしてあしらったのが、井上有一の書「心」。 http://www.speedo.jp/lzr_racer_comme.html
このコラボの出来は、どうなんでしょう... 
是非、神戸芸術工科大学ファッションデザイン科戸矢崎満雄教授に、専門家のお立場からご意見をうかがいたいところです。(笑)

なにはともあれ、ぺらぺらとページをめくっているだけでも楽しいカタログです。
まぁ、実物を見るにはかなわないけれど。

川勝平太さん

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今日は、京都市社会教育委員会議。
お向かいの席が川勝平太さんでした。 
ご発言がとても、おもしろかった。
安倍元首相の「美しい国づくり」の有識者会議というのかな、のメンバーでしたね。 遅ればせながら川勝さんの『「美の国」日本をつくる』http://www.amazon.co.jp/「美の国」日本をつくる―水と緑の文明論-日経ビジネス人文庫-川勝-平太/dp/4532193222/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1214408304&sr=8-2を読んでみようかな、とそんな気になりました。高校まで京都におられたとうかがうと、余計に親しみがわきます。 

それにしても、名刺をもたない親(家内工業なので役職がない)の元に育ったせいか、名刺をいただいて肩書きをみるのは、なんだか新鮮。わくわくします。
今日いただいた教育委員会の「マンガサミット企画推進課長」というの、いいですね〜 今日の会議では、ワタシがスピーチの当番だったのですが、準備の遅い私に「レジメがあればこちらでコピーします」とさりげなくご連絡くださって、間に合わせてくださったムラシゲさんは、さすが「生涯学習計画係長」!
ありがとうございました。

東京都写真美術館

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今日は、東京。 
もし、時間があれば観に行こうと思っていた「森山大道展」をみました。
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恵比寿のゆうぐれもきれいでした。
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着付け教室

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「メテユンデのゆかたを手に入れたけれど、自分では着られない」という方には大西典子さんの着付け教室をご紹介しています。 
先日も、知り合いの高校生ユウちゃんがお世話になり、ばっちりお稽古して1人で着られるようになったようです。期末テストがおわってからもう一度行くのだとか。 
レッスンは1回でもいいけれど、初心者の場合、少し日をおいておさらいした方が安心なので、2回コースがオススメとのことです。
丁寧にできるまで個人レッスンしてもらえ、2回で5000円なので、お得だとおもいます。 
大西さんは、元幼稚園の先生なので、指導もやさしいです! 
レッスン場所は東山三条大西さんの自宅、もしくは出張も可。
お友達と一緒に習うのも楽しいですね。 
連絡先はこちら。
このブログをみて連絡された方には、何か特典を... 
頼んでおきます!

キョースマ

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夕方から某所で打ち合わせ。 
帰り道、雨なので、四条通りのアーケードを歩いていました。 
すると、ジュンク堂の前でなにやら売り出し中。 
ふ〜ん、「キョースマ!(京都に住まえば)」夏号発売か...とよく見れば、知ってる方ばかりじゃありませんか。
 
思わずカメラを出して撮影してしまいました。
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淡交社、営業部のアイドル?!奥森さんをはじめ、営業部俊英の面々! みなさんお久しぶりです。編集担当[株式会社140B]の販売隊長青木さんも出動です。(ほんとに名刺に販売隊長って書いてあります。ちなみに、隊員はいないらしい) 
編集部の奥村さんまで。
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力がはいってますね! 

はい、もちろん、買いましたよ。 
そして、いただきました、グッズを。 
キョースマオリジナルグッズかとおもいきや、淡交社の社名入り、シャープ・ペンシルとクリア・ファイルでした。
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ほのぼのして、いいですね。(笑)

大事なことを聞き忘れました。
キャンペーン、明日もやっているのでしょうか...
もし、キャンペーンがなくとも、
キョースマをよろしくお願いいたします。って、淡交社ときくと、なんだか身内のような気分です。

そうそう、この本の中には、平野愛さんが撮影されたページもあります!

木琴作りワークショップ

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私の木琴を紹介します。
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かわいい「すいか」の模様です。 
下には、紙コップの共鳴管がついています!
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結構いい音がします。 
以前、子ども達との夏休みワークショップで制作した物。 
鍵盤には、ラミンという材を使っています。それで、「ラミンの夏休み」という曲を作って、みんなで合奏しました。曲の中に「ラとミ」が出てこない、というシャレの曲です。 

今日は、次回来たるべきワークショップ!に向けて打ち合わせ。 大阪成蹊大の岩野さんのところにお邪魔して、これまでのいろいろを検証したりしました。
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これは、ちゃんと、のこぎりで木を切って、各自、鍵盤を調律しオリジナルの木琴を作るワークショップなのです。 いつも、工作の部分を岩野さん他学生さん達に手伝っていただいています。 こんな感じ。調律した音板に穴をあけているところ。
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とっても耳のいい黄瀬さんも欠かすことのできないメンバー!(にしてしまっています!)かなり贅沢なワークショップです。
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メテユンデHP

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すでにご覧になってくださった方もあるかと思いますが、 
メテユンデHPの様子が、少しかわっています。 

最初のフラッシュ、なかなかいいでしょ!
この製作所のサイト管理でもお世話になっている阿部さんが作ってくださいました。ついたり消えたりするスピードも調節が必要。「ゆかたらしく軽やかにお願いします」この一言で、快適なフラッシュが仕上がりました。
阿部さんありがとうございます! 

以前、撮影報告をしたギャラリーページも、撮影者である平野さんの手で素敵に仕上がっています。 
普段はこんな様子のお二人が、
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平野さんの撮影マジック、山崎さんの着付けマジック、そしてメテユンデマジックで、どんな風に変身しているか、是非ご覧ください。

父の日のシャツ

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父の日のプレゼント、そんなことしたことあるかなあ、と思いつつ、
まぁ、たまにはいいか、
とシャツをプレゼントしました。 
先日、通崎好み製作所展Ⅱを見に来た父が「向かいのショップにおしゃれなシャツがあった」というもので... 
どれどれ、と見てみると、なるほど、おしゃれなシャツでした。
う〜ん、目ざとい... 

「これは、戸矢崎さんの方が似合いそう」
とかなんとか言いながら、いろいろ試着して、決めました。 

綿麻の白いシャツ。袖口とか襟とかボタンホールとか、ちょっと気の利いた感じでおしゃれなシャツでした。
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どこのブランドか、気にしないで購入したのですが、帰ってから調べてみると、こんなブランドのシャツでした。 http://tamaki-nime.com/
いろんなところで、いろんなこだわりを持って物作りをしている人がいるんですね。 


ヤナギノさんとからふね屋さん

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たまたまヤナギノさんと会って、新しいお店の、出来上がったばかりというお名刺をいただきました。 とってもきれいなお名刺でした。 
「ふふふ、これ、からふね屋さんで印刷したでしょう」
 なんでも知ってるんです。(笑)
ホントに京都はせまいですね。 

「からふね屋って、珈琲屋さんじゃないの」
と思われる方もあるでしょう。
はい、ご親戚だそうです。 

是非一度からふね屋さんのHPをご覧ください。 
読みごたえのある「ブログ・印刷見聞録」などオススメです。

ところでヤナギノさんの新しいお店は、6月の末にオープンするそうです。 三条通新町を西、です。 オープンしたてのお店にいくのは、なんとなく照れくさいので、一息ついた頃にお邪魔してみることにしましょう。

「瀧の白糸」演奏付き上映会

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7月5日(土)19時より 四条烏丸COCON烏丸3階の京都シネマにて「瀧の白糸」の演奏付き上映会のお知らせ。
溝口健二監督、1933年の作品が、オリジナル曲の生演奏付きで上映されます。 
このオリジナル曲とは、京都シネマの委嘱で、西邑由記子さんが作曲されたもの。
チェロとコントラバスの編成です。 
西邑さんは、アメリカ映画史上初の無声映画「フランケンシュタイン(1910)」にも曲をつけていて、(ゲティスバーグ大学マッセルマン図書館委嘱)以前これを映像と共に聴きましたが、素晴らしかったです。 
西邑さんの作品といえば「アメリカ的にカッコイイ」ので、突然「瀧の白糸」といわれても、頭の中は「?」だらけ。 
だからこそ、見に、聴きに行きたい!というところです。 
京都シネマは小さな映画館なので、席数に限りがあります。前売り購入はお早めに。 

ところで、普段は姉御肌の西邑さんですが、この間「ゆかたに合わせる下駄、どっちにしよう〜」と迷っていた西邑さんは、かなり、かわいらしかったです。
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近藤あかねさんの展覧会

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「音符の器シリーズ」でお世話になっている
近藤さんの展覧会にいきました。 
わたしが、「うわぁ〜、力作!」と思ったもの、
写真に撮らせてもらったので、紹介します。
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それにしても、またやってしまいました... 
「これを見ているときれいな散蓮華(ちりれんげ)が欲しくなりますよね。」とワタシ。 
「作る予定だったんですけど、時間切れで...」と近藤さん。
言っちゃいましたね! 

というわけで、また展示していない作品を注文してしまったワタシです。磁器製で小ぶりのすっとしたデザイン。
けっして、スプーンではなく散蓮華! 

ちなみに、「ちりれんげ」とは、散った蓮華の花弁に似た形の陶製の匙(さじ)。ですから、匙、すなわちスプーンの一種なのですが...
あくまでも形は「れんげ」!なのです。 
なんだか、ややこしい話しになりましたが、
近藤さんの新作「散蓮華」をみなさんお楽しみに。
あっ、その前に、展覧会は15日までです。

展覧会のお知らせ

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陶器の制作をしている近藤です。今日は展覧会のお知らせをさせて下さい。

今日から北山の「ギャラリー翔」さんで二人展をします。

私は磁器に染付けをしています、今回は山水、花鳥etc..を絵描いてみました。

お時間がございましたら是非ご高覧下さい。

 

2008.6.10(火)-15(日)OPEN11:00-18:00(最終日17:00まで)

京都市左京区北山通下鴨中通東入ル北側

tel 075-724-8154

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(kondo)

通崎好み製作所展Ⅱ 終了

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本日、通崎好み製作所展Ⅱが終了いたしました。
お越しくださった皆様、ブログで見てくださったみなさま、ありがとうございました。 

8時から搬出、マネキンの着物を脱がせて、ちょっと試着大会。
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新作のPC袋は、ほぼ完売で、明後日からの常設コーナーはちょっとさみしいですが、早速新しい生地を仕入れて
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田中さん、ただいま製作中ですので、もうしばらくお待ちください。 

ところで、試着大会の写真右に写っているのは、お手伝いにきてくれた、大阪外国語大学アラビア語学科卒業の、ともちゃん。
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ただいま花婿募集中。 徳島のお寺の娘さんというだけあって、とっても気が利きます。以前、勤務先の呉服問屋で、通崎睦美のブランド担当だったので「打たれ強い」のも売り、だそうです。ちなみに、新婚旅行はアラビア語圏、ドバイが希望。 我こそは、という方は! 
う〜ん、どうしよう...

神戸芸術工科大学の学生さん

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神戸芸術工科大学の学生さんも、戸矢崎先生の作品を目当てに足を運んでくださっています。 
今日は、着物を着て神戸から!ありがとう。
ファッションデザイン科の学生さん達が、着物に関心があるとはうれしいですね。
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一回生の学生さんだと、まだ、先生の作風や活動を、知っているようで知らないようで、というところ。 「え〜、戸矢崎先生、こんなかわいいの作られるんですか」と意外な様子。先生の作品を試着してみたり、写真をとってみたり。これも貴重な勉強ですね。
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アイロンがけ

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今日もたくさんの方にお越しいただきありがとうございました。 
「ご近所」のあおいちゃんも、ありがとう。 
小学校3年生なので、メテユンデのゆかたはまだまだ大きいけれど、せっかくだからね、着てみようね!
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とかなんとか、ワタシも結構楽しみました。 

ところで、お買い上げくださる方の平均試着数は5着くらいでしょうか。ハンガーにつるしているのですが、試着後のしわが出来ると美しくありません。今日は、ヒマがあればアイロンをあてようかと、アイロン持参で出かけました。すると、そこに大阪成蹊大、テキスタイルの学生さんが。 
初めて出会ったのに「なんでもお手伝いします」と言ってくれるので「特技は?」と尋ねると「黙々とやること」とのこと。
「じゃあ!アイロンかけをお願い。」というわけで、大阪成蹊の中木さん、ギャラリーの片隅で、1人で黙々とアイロンかけをやってくれました。

「黙々の図」。
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助かりました。ありがとう!
いつもお世話になっている、谷本さん、黄瀬さん、岩野さん、室田さん、みなさん大阪成蹊大で教えておられるので、成蹊大の学生さんと聞くと、なんだか親戚のおばちゃんような気分になる、ワタシです。

ここで聴けます。

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西邑さんからメールあり。
CDの作品は、ここで視聴できるそうです。

西邑さんのブログには、たくさんの試着写真が!
http://yukikonishimura.net/

ちなみに、黒に幾何学模様のゆかた「ユニティ」をデザインしてくれたのは、大阪成蹊大学芸術学部卒の戸田クンです。
戸田クンを紹介します。
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ウー・ファンさん

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先日製作所展に来てくださった、このブログの読者の方から製作所宛に、メールが届きました。 
広告関係のお仕事をされているそうで、このCMを担当されたのだとか。
よく見て、聴くと、後ろに流れているのは、
昨日ブログで紹介したウー・ファンさんの音楽です。
ご縁ですね!
  
このCMでは、ウー・ファンさんのCD「冬牡丹」から、10曲目が使われているんですが、実は2曲目は、西邑さんの作曲なんですよ。
ブログ読者のナカザワさん!
いつか、このCMの続編を作られる機会があれば、今度は是非、西邑さんのオリジナルで!!

興味のある方は

いろいろつながっていくのは、楽しいです!

天使の寺門さんと

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おひさのとやざきです。
今日は大学で寺門孝之さんと対談しちゃいました。
「天使」の絵で有名だから天使つながりで所長に知らせなきゃ!
っていうワケなのであります。
terakado.jpg 神戸で活躍して、現在は東京にアトリエを持つ寺門さん。
これまで、大学で接近遭遇はあったンだねどね。
斎木学長(建築家)をはさんで初の対面となったしだい・・。
この内容は、大学のHPの[学長の庭]で紹介なのだ。

あいにくの雨(ワシ雨男なの)で室内での対談でしたが、
雨は幸運のしるしなのです。(ボクにはね)
二人とも「新しいモノ好き」だったとか、
途中で大きく方向を転換したことなど・・。(なるほどね)
作品の創り方などは全く対照的。(フムフム)

寺門さんのゆかたなんてイイんじゃない!
作品写真は寺門さんがいる学科のリーフレットでございます。



(toyazaki)

西邑さん、来展

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もう、25年来のおつきあい。 堀川高校音楽科時代の一つ上の先輩でもある作曲家の西邑由記子さんが、来てくださいました。 
「ゆかた、着てみる?」
「うん!」
というわけで、早速試着大会。 
「赤は、無理!」といっていたのに、着てみると「いけるかも」に変わっていました。(笑) 

「いけるかも」の図。
yukiko_aka.jpg

大人の赤、いいんじゃないでしょうか。 

一緒に来てくださった、中国の箏、古箏の奏者ウー・ファンさんにも、ゆかたを。 
はい、違和感ナシ。
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祇園祭

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昨日、祇園祭、長刀鉾のお稚児さん、
そして2人の禿(かむろ)が発表されました。  
これらの役は、立候補するのではなく、
お声がかからないとつとめられないので...
と、この話しを書き出すと本が一冊できるくらいのストーリーが。
簡単に言えば、
この役がつとめられることは、
お家にとっても、名誉なことなのであります。
京都にはホントいろいろあります。 

今年は、この禿の1人を天使突抜一丁目在住!
乾さんちのボクがつとめられることになり、
「ご近所」としては、お祝い気分です。
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モザイク・タイル

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「モザイク・タイル」で制作された自身の現代美術作品がもとになった
山崎暢子さんのゆかた「タイル・アート」。 この生地を使って製作したトートバッグを「かわいい!」と言っていただき、調子に乗って!
別ヴァージョンも作りました。会社の休み時間にお財布とハンカチを入れて出かける、といったサイズのバッグと、ティッシュ・ケースです。
tile_a_.jpg
 
かなり先の話ですが、12月23日から、岐阜県現代陶芸美術館で、モザイク・タイルの産地である「笠原」のモザイク・タイルを中心にした「タイル きのう・きょう・あした」という展覧会が開催されます。 
タイルにも長い歴史と奥深い世界があります。 

このシリーズ。 
tile_b_.jpg
もちろん女の子達にも使ってもらいたいですが、多治見のタイル屋さんのお兄さんとかおじさんとか、使ってくださると楽しいですね。

かたつむり

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かたつむりがなついた?!ので
katatsumuri.jpg 連れて帰ろうかと思いましたが、
それもかわいそうかなと、
記念撮影して別れました。 
katatsumuri_c.jpg








梅雨入りです。

カリスマ・スタイリスト

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ジェイ・スピリットの次田です。
今日は日曜日でもあり終日たくさんのお客様にお越し頂きました。ご来場頂いた皆様、この場をお借りしお礼申しあげます。


早速昨日のブログで通崎さんが紹介しておられた本屋さんに立ち寄ってから来てくだった方。そして昨日の香川からのお客様に続き、今日はなんと千葉からのお客様もありました。皆さんブログをチェックして頂いているようで嬉しい限りです。

通崎さんのご自宅は、この会場から自転車で10分ほどのところなので、忙しい合間を縫って時々会場に顔を出してくださいます。通崎さんと遭遇されたお客様はとてもラッキー。


今日はピアニストの平林さんも来てくださいました。普段ゆかたには縁がないという平林さんも、通崎さんのスタイリングですっかりゆかた美人!

通崎さんはその方に似合ったゆかたを瞬時に選び、帯、帯留めなどと手早くコーディネイトしていかれます。

まさに「カリスマ・スタイリスト」。

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実際に着付けてみると色・柄により印象がぐっと変わってきます。

DSC03955w.jpgDSC03956w.jpg

通崎さんがいつ会場におられるかはお約束できませんが、

お見立てをご希望される方は一度ジェイ・スピリット(info@j-spirit.com)にお問い合わせ下さい。

僕の方からお願いしてみます。確率は30%くらい?でしょうか (笑)

会期は、火曜日休みで6月9日まで。みなさんのお越しをお待ちしております。
(J-spirit)
通崎好み製作所からメールまたは郵便で楽しいお知らせをお送りします。ご希望の方はこちらからお申し込み下さい。

2009年9月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

過去の日誌一覧

  • メテユンデ 通崎睦美プロデュース ゆかたブランド METEYUNDE(メテユンデ)プロモーションサイト