2008年9月アーカイブ
通崎好み製作所には欠かせない仲間、ヘアメイクのたはらゆきみさんがお亡くなりになりました。
お嬢さんも一緒に、お祭りに行く途中、横断歩道を青信号で渡っていての交通事故ということで、言葉もありません。ブレーキもふまずにつっこんだ車って、いったい何なのでしょうか...
このところ、撮影といえば、ヘアメイクは、全てたはらさんにお願いしていました。これまでに、メテユンデのモデル撮影、sesamiの連載等々数えあげればきりがありません。「徹子の部屋」の収録にもついてきてくださったし、NHK「知るを楽しむ」連日のロケでもお世話になりました。
特定の色素や香料に反応する、困ったアレルギー体質の私のメイクはたいへん面倒だったことと思いますが、いつもやさしい気遣いがありました。
普段あまり化粧をしないので、急に化粧をすると違う人みたいになってしまう。だから、普段通りで、でも普段よりはきれいにしてね、なんていうわがままな注文にも、いつも笑顔と技術で応えてくださり、おかげでうれしい気分で撮影にのぞむことができました。
少し離れて待機して、何かあると手を貸してくださるそのタイミングも絶妙。たはらさんの「見守り」は、なんとも頼りがいのあるものでした。
いつも盛り沢山の話題で場を盛り上げてくださる着付けの山崎さんと、おだやかなお人柄で聞き上手のたはらさんとの名コンビのおかげで、待ち時間も楽しかったこと...
もう会えないかと思うと、悔しいです。寂しいです。
安らかにお眠りください、なんて言いたくないよ、というのが、今の正直な気持ちです。
自分が出す音には、そりゃこだわりますが、オーディオから出てくる音には、ほとんどこだわったことがなく「とりあえず」という感じのミニコンポですませています。
それが、こわれました...
修理しても、また危うそうなので、新品を買うことにしました。 こだわりがない、といいながらもお店のお兄さんが、いろいろ説明してくださるとさすがに少しは「選ぼうかな」という気に。
まずアンプを決め、結局は、そこに、あれやこれやとスピーカーをつないでいただき、試聴。「ぼくも楽しいですから」と、ひたすらスピーカーをつなぎ換えてくださったタニヤマムセンの裏辻さん!
ありがとうございました。
ちなみに、タニヤマムセンとは、創業100年、京都の電気屋さん。