2008年9月アーカイブ

朗読会

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田口ランディさんとのコラボレーション、法然院での朗読会の日が近づいてまいりました。 
この間、びっくりしたのですが、「ツウザキが朗読をする」と思っておられた方がありまして。 
「だって、しそうやん。いろいろ、やってるやん。」と言われ、何も言えなくなりました(笑) が、私はマリンバを弾きます!
朗読に合わせてマリンバを弾くのですが、インプロヴィゼーションではなく、既製の曲を当てはめていくので、選曲は「音楽の台本」をつくっているような作業でした。できれば、難しい曲は弾きたくない、なんて心のどこかで思いつつ、この個所にはアノ曲が絶対似合う、と思うアノ曲が結構難曲であったりして、一人でちょっと葛藤していました。まぁ、それが楽しいのですが。 
これまで、いろいろな音楽家の方とアンサンブルをしてきましたが、ランディさんの耳は「特上」です。 
今回は「お話しを聞く」という和やかな雰囲気ではなく、かなり緊張感のある空間ができあがりそうです。 
覚悟して?!お出かけください。 

ところで、朗読会の後の「交流会」について「どんなことをするのですか」というご質問があります。
実は、当初70名程度の定員で気楽に考えていたのですが、すでに倍以上にふくれあがり...目下「150名での交流の仕方」について、考えています。とにかく、ランディさんと「ワインを買いに行こう!」ということは決まっています。(笑)
いわゆる「著名人」なランディさんですが、いつもこういう雑事もご自身でされるそうで、自分で動かないといまいち落ち着かない私にとっては、そういう意味でも、うれしいお相手であります。 

前売りは、まもなく、締め切りとなります!

桐箱特別包装

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ブログ読者の方から「公演情報の掲載が遅い」とのご意見をいただき
「ごもっとも」。
というわけで、手帳を見ながらつらつらと書いたら、 いきなり長くなってしまいました。これでは、いまいち「製作所の日誌」っぽくないので、なんとか見やすく軽やかになおしてもらおうと思っています。 
コレを見ながら、製作所メンバーの個展などもちゃんと別枠で情報掲載すればよかったなあ、と反省しています。
また追々考えることにします。 もうしばらく、これでおつきあいください。 

今日、風呂敷追加が仕上がりましたので、月曜には第2陣を発送できる見込みです。 
コンサート会場でご予約してくださったみなさまは、もう少々お待ちくださいね。 
ちなみに、桐箱特別包装はこんな感じです。
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うちの近所自慢?!で恐縮ですが...
うちの近所には桐箱だけを扱う、桐箱屋さんもあります。お店を開いて小売りをしておられるわけではないのですが、一つからでもわけてもらえます。 包装は、製作所オリジナル、です!

阪神×巨人戦

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うちには一名野球ファンがいます。母。 
先日、私のコンサートの日
「朝、甲子園のチケットがあるんだけど、と友達から電話があったけど、きっぱり断った」と自慢?!してました。(笑) 

特に野球観戦に熱心でなくても、この阪神と巨人の展開は気になります。 
今日はめずらしい時間に父がテレビの前に座っていたので、その影響か、と思ったら、栗の皮をむいていました。明日から数日の間にうちに来られたお客さまには、栗の渋皮煮が出てきますよ。
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コンサートin三島

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12月8日は三島でリサイタルです。
この日の伴奏は、作曲家でピアニストの鷹羽弘晃さん。 
この鷹羽さんを紹介して下さったのも、池田逸子さんです。
おもしろいアーティストと美味しいお店のことなら音楽評論家・池田逸子さんにおまかせ!です。 池田さんは沼津のご出身。この日聴きに来てくださり、「上手に弾けたら」翌日のお昼、沼津港へお寿司を食べに連れて行ってくださるそうですので、演奏にも気合いが入ります。(あっ、お寿司がなくても、いつも気合い、入ってますよ)

「沼津に泊まりなさい、ウチの親戚の眼鏡屋のむかいのホテル」と指示が飛びました。「演奏会は三島なんですけど...」と抵抗しましたが、タクシーですぐだからと。どうやら、お寿司屋さんへ行くのには、そこが便利なのだそうで。「えっと、ワタシ、新潮社の八尾さんに教えてもらった鰻屋さんに行こうと思ってたんですけど...」と言うと「じゃあ、本番前が鰻ね。」と決定してしまいました(笑) 

プログラム内の「リトル・バッハ・ブックinミシマ」というのは、グールドがバッハの小品ばかりを弾いたアルバムになぞらえたもの。林光さんが先日、バッハ「2声のインベンション」マリンバとピアノのためのアレンジをそのうち15曲全曲完成する、と舞台上で高らかに?!宣言してくださったので、できたところまでを他のバッハの小品と組み合わせて演奏する予定です。 

12月8日(月) 18時45分開演 
三島市民文化会館小ホール 
お問い合わせ 沼津楽友協会クラシック・サロン  055-962-1942 

第1部 
1 W.A.モーツァルト  ディベルティメントニ長調 第1楽章 
2 通崎睦美編集  リトル・バッハ・ブックinミシマ
      〜林光編「2声のインヴェンション」をまじえて 
3 D.ショスタコーヴィチ  ポルカ 
4 イギリス民謡  ロンドンブリッジ 
5 G.ピエルネ  「我が子らのためのアルバム」より         
鉛の兵隊の行進・小さなガヴォット・昔の歌・ファランドール 

第2部 1 港大尋  「届くことのない12通の手紙」より But 
2 伝承曲  クレズマー・ダンス組曲 
3 野田雅巳 「アジアのうた」より         
黒い馬  エス・リリン  おいでよ踊ろう  ゼイベック・ダンス 
4 Z.アブレウ ティコ・ティコ   
5 A.ピアソラ オブリビオン 
6 A.ピアソラ 天使の死 

編曲:野田雅巳(Ⅰ-1.4 Ⅱ-2.4.5.6)林光(Ⅰ-3)松園洋二(Ⅰ-5)

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2つの着物本

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今日、集英社から封筒が届いたので何かとあけてみると、
麻生圭子さんが新刊本『麻生圭子の京できもの遊び 』を送ってくださったのでした。
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まだ読破できていないのですが、ぱらぱらとページをめくってみると、着物に帽子をかぶった麻生さんの写真が。あれっと思ってよく読むと、私のことが書いてあるではないですか。 名前はナイショと書いてあるけれど、クラシック音楽の演奏家、とまで書けば、わかっちゃうよ麻生さん。でも、いろいろ褒めてくださってありがとうございます。それにしても「彼女、銘仙だけでなく、お能にも精通していて、びっくり」って。それはいくらなんでも言い過ぎです。(笑) 

もう一つは数日前に届いた、大野らふさんの
『大正ロマン着物女子服装帖』(河出書房新社)。
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ポップなアンティーク着物のコーディネート術を中心に、へえ〜!と「時代の知識」も楽しめる大野さんの力作です。ほんの少しだけですがお手伝いさせていただき、メテユンデもご紹介いただいています。 
大野さんと私は、「裂・菅野」の客として菅野さんを通じて知り合い、ここ数年何かとご一緒させていただいています。そんなわけで、我々は「菅野派」を名乗っておりますが、いかんせんメンバーが二人の派閥なので...こういう本がでると、菅野派として、誇らしいキブンになりますね。 
大野さんはライターさんでもあり(もともとはこちらが本業)、古着屋さんでもあります。
詳しくはこちら。

井上道義と素敵な仲間ディナーコンサート

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どうして着物なの? 
井上道義さんが
「チラシは着物にしよう!」とおっしゃったから、です。(笑) 
当日、箏の4名の方には私が選んだ秋らしいアンティーク着物を着ていただく予定です。 

そろそろ楽譜が届きはじめています。 
こちらも練習しなきゃ、です。 
詳細はこちら。

焼津でのコンサート

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10月16日、焼津でのコンサートについて主催者の方と電話で相談。 
この日は、着物好きのお客様がたくさん来られるということで、着物などのお話しをしながらすすめ、ロビーに着物も展示もすることになっています。ホールの事業担当の方が、現地で着付けの方も手配してくださることになり、安心。ですが、忘れ物をしないように、という「課題」があります。着物は帯留めとか帯揚げとか小物も多いので忘れると大変です。チラシで着ている着物をそっくりそのままのコーディネートで展示することになりました! 
もちろん、特に着物に興味のない方にも、純粋に音楽を楽しんでいただけるようにと考えていますので、お近くの方は是非お越しください。 

そして、販売もお願いします、ということなので、バレリーナ柄の帯など持っていく予定。
製作所の音符入りカップの新ヴァージョンも、製作中です。


実は、この日のプログラム解説執筆もシゴトのうちなんですが、
演奏する予定の曲「ロンドン・ブリッジ」のアレンジがまだできてないのです。
どんな曲か、私が知りたい...(笑)
野田さん、アレンジからカップの絵付けまで大忙しですが、
どうぞよろしくお願いします。 

10月16日(木)19時開演 
焼津市文化センター 小ホール 
入場料 2500円  
お問い合わせ 焼津市文化センター 054−627−3111

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通崎睦美・林光 デュオリサイタル

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先日、フェニックスホールの楽屋で林光さんと11月25日のコンサートのプログラムを相談。 
このように決まりました。 
一部では、バッハの完成された「2声のインヴェンション」にもう一声増やす、という林光ならではの編曲作品でスタート。オリジナル全15曲のうち、現在4曲が完成、この日までにあと何曲増えるでしょうか。 そして、このデュオでの定番となった、ピアノソロの「ピアノの本」を交互に又は一緒に演奏する...言葉での説明はむずかしい...まさに二人三脚の「ピアノの本」、そして歌のない「ソング」。
第2部はソロではじまり、体験コーナーも交え、林光さんの味わい深いピアノとのデュオで小品をたくさん! 
是非ご来聴ください。

第1部
 J.S.バッハ 林光編 「2声のインヴェンション」から 
林光  二人三脚「ピアノの本」 
B.バルトーク 「こどものために」から(ピアノ・ソロ)
林光   ソング・アルバム       

第2部 

港大尋「届くことのない12通の手紙」より But(マリンバ・ソロ)    

〜 マリンバのお話し・体験コーナー 〜

W.A.モーツァルト 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第1楽章 
D.ディニク/J.ハイフェッツ  ホラ・スタッカート 
F.クライスラー ベートーヴェンの主題によるロンディーノ 
H.ギース  アマリリス 
E.ポルディーニ  踊る人形 
G.マリー     金婚式
 D.ショスタコーヴィチ ポルカ 
B.バルトーク   ルーマニア民俗舞曲 

2008年11月25日(火) 
かめあり リリオホール (亀有駅南口正面リリオ館9階)
入場料 2500円 中学生以下1000円 
全席自由 
お問い合わせ 都教組葛飾支部 03-3691-5542

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林光バースデイコンサート 

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昨日は、林光バースデイコンサート。 
完売のアナウンスにもかかわらず、
当日券に並ばれる、という盛況ぶり。 
この7年ほど、演奏活動から遠ざかっておられた、林作品にはかかせないピアニスト戎洋子さんも演奏にかけつけてくださり、満員のお客様、なごやかなムードでコンサートが無事終了しました。 

戎洋子ピアノ、譜めくりは林光さんというめずらしい図。
リハーサルにて。
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コンサートは林光さんの音楽におくられた割れんばかりの拍手で締めくくられました。 
「次は傘寿だね!」とみんなのキブンは、もう3年後、でした。 
いやいやそれまでに、もちろんいろいろありますが。 

ところで、戎洋子さんといえば、私にとっても大切な人です。大学を卒業して初めてのリサイタルからしばらく伴奏をお願いしていました。一枚目のCDのピアノも戎さんです。久しぶりにお会いして「昔はこわかったけど、やさしくなったなぁ」と言われました(笑) 

コンサートの記録としては、拙著『天使突抜一丁目』の
カメラマン中川忠明さん
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が、リハーサルから撮ってくださっていたので、届いたらアップします!



今回は、演奏者でもありますが、企画制作のスタッフでもありましたので、大忙しでした。 
打ち上げでは、バースデイ・ケーキを用意。 
これは、満永さんのお母さんにオーダーした手作りケーキ。
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これもちょっとめずらしい図。
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そうそう、光さんの奥さまが、谷本さんイラストの「光ちゃん」をハンコにしてほしいとおっしゃっていたのですが、谷本さん、どうしましょ。

風呂敷・箱詰め

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箱詰め作業の前に、箱を買わねばなりません。 
このあたりは和装関連の本場!だけあって、 
「風呂敷用の箱ください」 と言えば「寸法は?」
というようなお店があります。 
お店には、たとう紙もいろいろ。 
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「正絹」とか「検針済」のシールなども、ここならではです。
yoneda_c.jpg yoneda_b.jpg

で、白い箱をまず40個用意しました。
40個しか、自転車に積めなかったので...(笑)
 
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そして、梱包作業の始まりです。
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ひとつずつ手作業です。 


tsutsumu_a.jpg tsutsumu_b.jpg tsutsumu_c.jpg
これで完了。
ここに、ただいま谷本さんが作ってくださっている
(谷本さん、なんでもかんでもスミマセン)
品質表示のカードをいれれば、発送準備オッケー。
このカードもちょっとステキなものですので、お楽しみに。 

今のところ、染め上がりが20枚、あと月曜日にも追加が届く予定ですので、ジェイ・スピリットより、お申し込み順に順次発送していただきます。23日コンサート会場でお受け取りの方の分はなんとか間に合いそうです。 手作業ゆえ、完成→発送に時間差が出来てしまいますが、まもなくですので、お申し込みくださった方は、もうしばらくお待ちください。

風呂敷最終工程!

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風呂敷染め上がり第1弾が届きました。 
風呂敷はこんな状態で届きます。
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こんな感じで、つながっているのです。 

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これを心棒からはずします。
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そして、「ヤール掛け」という作業で、一枚ずつの寸法を決定。 

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その次に、一枚ずつに裁断します。 
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はさみのスピードは、結構早いです! 


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こうして一枚ずつ切り離されたら、裁断面を三ツ巻というやり方でミシン縫製します。 


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ところで、どうして、ここだけレポートが詳しいかって?! 
これはウチでやっているからです! 
「三ツ巻縫房・通崎」総力(すみません、2人ですけど)をあげて
林光風呂敷の仕上げに取りかかっております!

ほぼ、実況中継です。 
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つながったまま縫われていきます。
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縫い終わったら、つなぎ目をはさみで一つずつ切ります。
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この工程は子どもの頃よく手伝ったものです。
....昭和を感じますね。 

これで完成です!

あとは箱詰め作業です!

オペラの衣装

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michi.jpg みみみみちよしさん、どうかしましたか?! 
って、これはオペラ「イリス」の一場面を井上道義さんが、
熱演で谷本さんに説明しているところ。 
貧しくて目の見えない、主役イリスの父親、です。 

これを谷本さんが描くとこうなります。 chieko.jpg

すごいです、谷本さん。
道義さんも感激の御様子でした。 

「プログラムに名前を載せたいので名刺をください」の図。 tani_michi.jpg

もっとたくさんデザイン画があるのですが、これはまたのお楽しみに。 
いつか、衣装原画展をしたいですね。 

これは9月6日の出来事。 
遅ればせながら「日誌」に記載。

風呂敷・命名

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林光さんにお願いして、命名していただきました。 
林光喜寿記念風呂敷の名前を発表します! 


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崖の上のポニョ

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朝起きたら、作曲の西邑さんから「崖の上のポニョ」のマリンバトリオアレンジ版が届いていました。 
西邑さんはPCで楽譜を書くので、スコアもパート譜もメールで受け取れるから便利。楽譜のレイアウトもすごくきれいで読みやすいので、助かります。 
それにしても、送信日時4時56分。 
朝までやってくれてたのね。ありがとう。 

10月には学校公演がいくつかあります。
小学生にもちょっとサーヴィスして、知っている曲を、ということで、今年は大ヒット中の「崖の上のポニョ」のテーマ曲を。とはいえ、いいかげんなアレンジで演奏すると、この手の曲は、かなり「悲しいキブン」になるので、西邑さんにアレンジしてもらったというわけです。
(ちなみに野田雅巳編曲「となりのトトロ」なんていうのもあります。) 

それにしても、朝から楽譜を読んで笑ってしまいました。 
ポニョの曲の出だしはシューマンの「楽しき農夫」とそっくり。
テレビでそのフレーズだけが流れていた時は、まさか久石譲の曲だとは思わず、シューマンをひねったCMソングだと思ったくらい。 
で、西邑さんの編曲。
間奏にこのシューマンの曲が挿入されてました。
やってくれますね。(笑) 

中には、全校生徒37名という学校もあり、楽しみです。

山崎暢子展「flare」お見逃しなく

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タイルをつかった作品でお馴染みの、
造形作家山崎暢子さんの展覧会が京都にて開催中です。

ギャラリー恵風 
左京区丸太町通り東大路東入一筋目角(野村ビル2階) 
12時ー19時(最終日18時) 
075-771-1011


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30代の頃の作品の印象「オトコマエ」とは
また違った雰囲気が味わえます。 
なにはともあれ、山崎さんの「ねばり」はパワーアップ?!
21日まで、お見逃しなく!

第2回仮縫い

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本日夕方、田中さんの仕事場で2回目の仮縫い。 
普通仮縫いって、最終補正という感じなのですが、我々が集まると、仮縫いしているうちに全然違うパターンに変わってしまいます。 
そんなわけで、前回のは、思い切ってボツにして、田中さんが一からやり直し。
もう裁断してしまったので、同じ生地を買いに行ってくださったところ、
売り切れ!
なのに、倉庫からサンプルと残りの1メートルが発見されたそうで、ほんとにラッキーでした。 
ありそうでないパンツが出来上がりそうです。
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それにしても、小西さんは可笑しい。 
この間楽しかったからって...
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じゃあ、せっかくなので、ということになるじゃないの。
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あっさりした餡と濃厚抹茶のバランスが絶妙の小西さん作手作りデザートも、美味しかったです。
 
jelly.jpg
あとは、田中さん、よろしくお願いいたします。

八木明酒器展

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9月28日まで中京区室町三条下ル西側、ギャラリー「SHINA」にて
「八木明酒器展」が開催されています。 
11時から19時(最終日17時)水曜定休 075−257−5567
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この案内のカードには「ロクロの超絶技巧者・八木明」
と書かれています。
そのまんま、です(笑) 

このスペースは、室町の大きな呉服屋(帯匠)誉田屋さんの奥にある、
蔵を改装した建物。
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お家の中を通り抜けてたどり着きますので、
「京都の呉服屋さん」を体感できます。
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時間に余裕がある場合は、 三条通りを右に曲がって少しいけば、この誉田屋さんの奥さんがされている本格的な韓国カフェ「素夢子古茶屋」があります。
あわせていかがでしょうか。

そぐう。

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毎日新聞関西版での連載、最後の原稿を入稿しました。 
で、ゲラが届いたのですが、 
「〜にそぐった」と書いたところデスクからの指摘があったと担当記者氏からメール。 
「そぐう」は
・「多く打ち消しを伴って使う」(広辞苑) 
・「多く『そぐわない』の形で用いる」(大辞泉) 
なんだそうです。

だから「〜に合う」に変更するのでどうかと。 

このことについて、もう少し調べて考えてから返事したかったけど、今回は素直にききました。もともと「日本語」に自信があるわけでもないので、そう言われればそうかな、と。 
ただ、「合う」では言い回しが直球すぎるので、「〜に見合う」にしておきました。

ところで、そんな原稿やらなんやら、ためてしまった仕事があって、先週末は、めずらしくPCを持って家を出ました。 
ものすっごく久しぶりに近鉄特急に乗ったのですが、いやあ、快適。 
2階建ての1階部分に、こんな個室っぽいシートがあるなんて知りませんでした。
この写真の空間だけで仕切られているのです。
kintetsu_.jpg 貸し切り状態。おかげで、仕事はサクサク進みました。

第3回えちぜんマリンバコンサート

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先日港さんとリハーサルをして10月5日「えちぜんマリンバコンサート」のプログラムを決めました。 
マリンバの大手メーカー「こおろぎ社」の本社・工場が同じ福井県越前町にあることから、越前町はマリンバ人口が多いと聞いてはいたけれど... 
この日も13時からはマリンバ21名のアンサンブル!などアマチュアのみなさんの演奏があります。 

メインコンサートは14時から。
私たちは地元の演奏家山崎さん・平岡さん30分ほどの演奏の後、
30分+45分の演奏。

プログラムは以下の通り。 
第1部では、港大尋「届くことのない12通の手紙」を沖縄民謡などと組み合わせて。 
第2部は、ヘンデルで始まりボサノバ風チャイコフスキーやピアソラ等。 

お問い合わせは
0778−34−2000(越前町朝日生涯学習センター) 

第1部 
J.S.バッハ  ブーレ 「無伴奏チェロ組曲第3番」 より  
港大尋    But  

港大尋    onCe  
三田信一   ちんぬくじゅうしぃ 
港大尋    Still  
沖縄民謡   アカチラ節 
港大尋    iF  

港大尋    そんなアマリリス。 
港大尋    anD 

第2部 
G.ヘンデル  フルート・ソナタ ヘ長調 

港大尋編   「チャイコフスキー・コレクション」         
バレエ「白鳥の湖」より「情景」〜「弦楽セレナーデ」より第1楽章〜 弦楽四重奏曲第1番第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」〜
交響曲第6番「悲愴」より第1楽章 

A.ピアソラ/港大尋編   悪魔のロマンス・悪魔のタンゴ  
A.ピアソラ/野田雅巳編  オブリビオン・ 天使の死 

V.モンティ    チャールダシュ 

通崎睦美 マリンバ 
港大尋  ピアノ・パーカッション

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練習。

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人数の多いアンサンブルは、なかなかスケジュールが合わないので、
みんなのスケジュールが合うときに目途がつくところまでやっておく。
最初の曲を15時にはじめて、終わったのが22時。
まぁ、想定内か。
とはいえ、疲れました。 
「途中のおにぎりタイム」の図。
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林光風呂敷の広告

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東京での林光バースデイコンサートプログラムに
風呂敷の広告を入れてくださるということで、写真を撮ってます。
全体像と部分の見える写真。
部分はこれでわかるかな。
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中秋の名月

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ん? 

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「月と京都タワー」

おもしろい生地

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おもしろい生地を見つけたので、
「パンツをお願いします」と田中さんに渡しておきました。 

一昨日、仮縫い。 

製作所ではお馴染みの田中さんですが、私の衣装を作ってくださるには、実はもう一人小西登志子さんの存在が欠かせません。3人集まってあーだ、こーだと言いながら作ると、おもしろいものが完成するのです。
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鏡に映る「B型トリオ」 

この1年、小西さん闘病中で寂しかったのですが、今回から復帰。
田中さんもうれしそう。
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よかった! よかった!!

他ではありえない闘病生活。
お腹を抱えて笑いながらうかがいました。
ほんと、冗談言える幸せをかみしめる。

抗ガン剤治療中に入手されたウイッグ。
「どう、かぶってみる?」って。
じゃあ、遠慮なく、お借りします。
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林光バースデイコンサート 完売御礼!

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林光バースデイコンサートチケット 
完売御礼! 

風呂敷もいい感じにサンプルがあがってきました。 
こちらの方も、着々と準備中です。 hikarufuroshikisample.jpg

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10日の午後は六本木の東京ミッドタウンに行き、
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21_21DESIGN SIGHTにて知り合いの版画家・木田安彦さんも出品されている展覧会「祈りの痕跡、展。」を見ました。
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浅葉克巳ディレクションで、いろんな作家の作品が並んでいるんだけれど、自分の感覚とはちぐはぐだったので、見ながら困った。
「いいな」と思った作品だけをもう一度見直し、帰ることにする。 

これで帰途につく予定だったが、昼間、池田さんに誘っていただいた、翌日から始まる林光の新作オペラの初演ゲネプロ(最終のリハーサル・衣装をつけて本番と同じように行われる)を観に行く。
会場の俳優座はミッドタウンから歩いて5分。
観たいけれど、どうしても出かけられないとあきらめていたので、とってもラッキー。
池田さんありがとう。
関係者のみなさん、公演のご成功をお祈りします。

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新幹線の時間まで少し余裕があったので、また池田さんと食事。 

新幹線では、高校の先輩でもある女性美人トランペッター!藤井美智さんとばったり。
みっちゃん先輩、いつも上靴のかかとをふんでけだるそうに歩いているのがなんだかかっこよかったことを思い出す。 
最近CDを出されたそうで入手せねば。

なにはともあれ、なんとも濃い2日間でした。

三井のリハウス〜

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「すれ違う男と女」 

いえいえ、ヒラサ・オフィスhttp://www.hirasaoffice06.com/
の松原さんと四元さんです。 
9日は東京。 
三鷹市芸術文化センターにてコンサートがありました。
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三井ホーム・オーナーズコンサートなるもので「お客さまは全て三井ホームのお家に住んでおられる方」というもの。 
シャブリエ「スペイン」に始まりルクレールからモーツァルト、クルト・ヴァイル、港大尋、そして野田雅巳の「天水スイープ」まで。
関西人の悲しい性?! 
お客さまには喜んでいただかないと!!! 
というわけで、テレビコマーシャル「みついのリハウス〜」(シドシソ・ミソラシ〜)のメロディーを使ったちょっとしたアドリヴなど交えて、演奏をしました。 

終演後は、新潮社の八尾さん、カメラマン田村さんと三鷹駅前で結構遅くまで。 
たまたま「本」の話しになったのだけれど、ヘンなことを言ってないか、ちょっと心配。 
以前、素敵なブックカバーを見つけたので、知人(=三絃奏者、故高田和子さん)のお見舞いにおくったのですが、カバーの中味をなににしようかと迷い、北尾トロ「裁判長ここは懲役4年でどうすか」にしたところ、「通崎さん、こんな本も読むの。イメージと違うわね」と、がっかりされたことがあるので。(笑) 

翌日は、朝から港さんと練馬でリハーサル。
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その後、練馬のスタジオから歩いて15分のところにお住まいの音楽評論家の池田逸子さんと幸せな昼食。
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池田さんといると、いつも美味しい物にありつけます! 

その後は... 
また明日続きを書くつもり。

たはらゆきみさん。

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通崎好み製作所には欠かせない仲間、ヘアメイクのたはらゆきみさんがお亡くなりになりました。

お嬢さんも一緒に、お祭りに行く途中、横断歩道を青信号で渡っていての交通事故ということで、言葉もありません。ブレーキもふまずにつっこんだ車って、いったい何なのでしょうか...

このところ、撮影といえば、ヘアメイクは、全てたはらさんにお願いしていました。これまでに、メテユンデのモデル撮影、sesamiの連載等々数えあげればきりがありません。「徹子の部屋」の収録にもついてきてくださったし、NHK「知るを楽しむ」連日のロケでもお世話になりました。

特定の色素や香料に反応する、困ったアレルギー体質の私のメイクはたいへん面倒だったことと思いますが、いつもやさしい気遣いがありました。

普段あまり化粧をしないので、急に化粧をすると違う人みたいになってしまう。だから、普段通りで、でも普段よりはきれいにしてね、なんていうわがままな注文にも、いつも笑顔と技術で応えてくださり、おかげでうれしい気分で撮影にのぞむことができました。

少し離れて待機して、何かあると手を貸してくださるそのタイミングも絶妙。たはらさんの「見守り」は、なんとも頼りがいのあるものでした。

いつも盛り沢山の話題で場を盛り上げてくださる着付けの山崎さんと、おだやかなお人柄で聞き上手のたはらさんとの名コンビのおかげで、待ち時間も楽しかったこと...

もう会えないかと思うと、悔しいです。寂しいです。

安らかにお眠りください、なんて言いたくないよ、というのが、今の正直な気持ちです。

国際デザイン史デザイン学会議

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今秋10月24日から28日まで大阪で開催される
国際デザイン史デザイン学会議。

その中で、26日、私の銘仙コレクション、そして現在の取り組みとして現代美術作家(=今回は谷本さん)の作品、それにまつわる新作着物等を展示し、演奏を聴いていただくことになりました。 
京阪電鉄がこの秋にオープンする新駅(駅出入り口は安藤忠雄設計)
「なにわ橋駅」のアート・スペースが会場。
京阪電鉄新駅オープニング企画の一つにも入っているそうで、学会メンバーだけではなく、一般の方にも公開されます。 

今回、打ち合わせに来てくださったのは吉村典子さん。 
この方もご専門の領域が広く一言で説明できないのですが...
例えばこの本も吉村さんのお仕事です。

打ち合わせする吉村さんと谷本さん。
うまくいきそうです! 
朝からおつかれさまでした。
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展示は、13時から見ていただけます。 

18時から以下のパネリスト(ファッションやデザインの研究者)の
トークとディスカッション  

ドロレス・ドピコ(スペイン・ビゴ・大学教授) 
エリザベス・ダムール(フランス) 
ネーレ・ベルンハイム(アントワープ美術アカデミー研究員) 
高橋晴子(大阪樟蔭女子大学教授) 
吉村典子(宮城学院女子大学准教授) 

そして、20時から1時間ほど私の演奏と
トーク&ディスカッションとなります。 
谷本さんにも出ていただく予定です! 

先着160名(うち120席は国際ワークショップ参加者)
問い合わせ先などわかればまたアップします。

中井敦子さんと。

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今日は、是非一度お目にかかりたいなあと思っていた中井敦子さんに 
お目もじかないました。
nakai_atsuko.jpg
 
鏡の向こうに写った、新潮社の八尾さん、カメラマンの田村さん、お誘いありがとうございました。 
やさしいお姉さん風の中井さんですが、実はこんな方です。
ゾラの『獲物の分け前』の翻訳者でもあります。
そして「裂・菅野」のお客さんでもあります!  

今日、お目にかかったら、モーツァルトの「LA TARTINE DE BEURRE」という曲の何かいい日本語訳はないですかって、お尋ねしたいなあと思っていたのですが、いきなり尋ねるのは失礼だわ、と思っているうちに、おいしい食事とワインで楽しい気分になり、おしゃべりしている間に、すっかり忘れて別れてしまいました。
「全音音楽出版社」は「バターつきパン」と訳しているのですが、もう少し洒落た、うまい言い方があるかと思うのです...今度、相談しよっと。

中井さんは、田村さんの写真、そして八尾さんの文で、
来月あたりの週刊新潮「とっておき・私の京都」のコーナーに登場予定だそうです。

着物好きの方は、お着物の裾模様や、おしゃれな帯、そして帯留めもお楽しみに。

谷本さんがオペラの衣装を?!

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今年12月6日に上演される井上道義さん指揮・演出のマスカーニの
オペラ「イリス」http://www.geigeki.jp/saiji_035.html
の舞台衣装制作をお手伝いすることになりました。 
私がお手伝いするということは...
もうこのブログ読者の方には説明無用ですね。

そうです。谷本さんがデザインしてくださることになりました! 

既製品や洋服の部分もあるので、全てというわけではありませんが、
主役「イリス」から「行商人たち」の着物まで、
かなりの仕事量になりそうです。 

「フツウの人は考えへんわなあ」というような道義さんの要望を楽しそうに聞きながらメモをとる谷本さんの頭の中には、もうイメージが出来上がっているのでしょうか。 

今日は初めての打ち合わせ。
はい、記念撮影。
tanimoto_michiyoshi.jpg

電気屋さんで

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自分が出す音には、そりゃこだわりますが、オーディオから出てくる音には、ほとんどこだわったことがなく「とりあえず」という感じのミニコンポですませています。

それが、こわれました...

修理しても、また危うそうなので、新品を買うことにしました。 こだわりがない、といいながらもお店のお兄さんが、いろいろ説明してくださるとさすがに少しは「選ぼうかな」という気に。

まずアンプを決め、結局は、そこに、あれやこれやとスピーカーをつないでいただき、試聴。「ぼくも楽しいですから」と、ひたすらスピーカーをつなぎ換えてくださったタニヤマムセンの裏辻さん!

ma_uratsuji.jpg

ありがとうございました。

ちなみに、タニヤマムセンとは、創業100年、京都の電気屋さん。

 

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2009年9月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

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