2008年11月アーカイブ
今日は、およばれ!
顔見世の初日、夜の部を観に南座へ行きました。
初日は、まだ舞台転換など段取りが悪く、毎年遅れがちではあるのですが、4時15分開演が15分ほど遅れ、終演は10時30分でした。もちろん休憩もありますが、6時間座っていたことになります。
たまには、こんな写真も。
今、源氏物語特訓中なので、今日の最後の出し物「源氏物語の夕顔」はかなり期待していました。
が、期待しすぎるとダメです(笑)
玉三郎さんの六条御息所、そしてなんといっても、海老蔵さんの光源氏がキレイだったので許す、ことにする。
甘いなあ。
今日は、両親も一緒。
人のフンドシで...親孝行するワタシでした。
12月1日午前10時55分からNHK BS2「クラシック倶楽部」にて、2007年浜離宮朝日ホールでのリサイタルが放送されます。
前回は、国会中継でとんでしまいましたが、今回はどうでしょう。
再放送なので、もうすでに見てくださっている方も多いと思いますが、最近このブログを訪ねてくださった方で「通崎睦美の着物姿は知っているけれど、本当にマリンバとやらは弾けるのか」という疑問を持っておられる方(笑)是非、ご覧になってください!
今日は、「イリス」の衣裳でとっても!お世話になっている、
テキスタイル・アーティスト室田泉さんの展覧会に行ってきました。
「イリス」では、谷本さんのデザイン画を室田さんが生地にプリントしてくださっているのです。
ギャラリーマロニエの3階。
室田さん制作のテキスタイルによる不思議空間が出来上がっていました。
室田さんです!
個展前にもかかわらず、協力してくださった室田さん、本当にありがとうございました。
実は、ひとつ、井上道義さんの要望でやり直しがありまして...
日曜に個展が終わったら、早速月曜からかかってくださることになっています。
お疲れのところ、ホントにすみません。
室田さんの展覧会は、明日までです。
私の写真はあてにならないので(スミマセン)是非実物をご覧になって、箔のキラキラ感を体験してください。
先生方の着物姿には、ホントにびっくりしました。
「ツウザキさんをびっくりさせて歓迎しよう!」という校長先生の発案で、多くの先生が着物を着て出迎えてくださったのでした。
思わず、ピアノの浦壁さんも先生方の着物姿をケイタイでパチリ。
でも、びっくりは、これだけで終わりません。
会場の体育館では、舞台に反物のディスプレイ。
また図案や子ども達が調べた資料なども展示されていました。
入り口側にも、たくさんの反物が天井から吊され、
全校児童36名という小規模校ですが、地域の方へも参加を呼びかけられたところ、着物姿で足を運んでくださった方もありました。
例によって、演奏中の写真はありませんが、充実した90分でした。
実は、ピアノが壊れ気味で(「リハーサルで修理を試みる浦壁さんと心配そうに見るレンタル楽器を運搬してくださったこおろぎ社の藤井さん」の図)ちょっと大変だったんですが(笑)
そんなことはすっかり忘れて「ほんとに、すごかったですね!」と浦壁さんもニコニコしてくださいました。
校長先生から「本校自慢の、子どもの達の歌声は、体育館の屋根を吹き飛ばすほどの迫力があります」とお手紙をいただいていたのですが、本当でした!
これも、びっくりでした。
終演後は、これも、校長先生のアイディアでしょうか。先生の中に、お茶を嗜んでおられる方がおられるようで、きれいな所作でお菓子と御抹茶を出してくださいました。
カメラマン、同行すればよかったです。
お茶をいただいていると「ディスプレイしている反物を全てどうぞ!」とこれまたびっくりのご発言。
演奏しにきたわけで、いただきに来たのではないので...
と堅く御辞退申し上げたのですが、ご実家が織元だという先生が、家にまだたくさんあるので...
と、選んでもってきてくださいました。
ほんとに、すみません。
「コレクター」としては、こういうタグが資料として貴重です。
帰りには、伊勢崎名物「おきりこみ」をごちそうになり、本庄早稲田から新幹線で東京に戻りました。
「おきりこみ」を説明中の新井博校長!
教育には「ノリ」が必要だ!と感じた一日でした。
この夏、軽井沢でのコンサートを聴いてくださったという学校の先生からこのブログを通じて「是非自分の勤務している小学校の子ども達にもマリンバを聞かせてやりたい」という内容のメールをいただきました。
その内容はとっても情熱的で、てっきり若い先生かと思っていたら、実は校長先生!
実際に聴いてくださり、是非とお声を掛けていただくのは本当にうれしいことで、早速事務所と交渉していただき、話しが成立しました。
私は、アンティーク着物、特に銘仙のコレクターなどと呼ばれていますが、実は、産地には行ったことがないのです。デザイン系のレクチャーなどで「銘仙の五大産地は、伊勢崎、秩父、桐生、足利、八王子です。」なんて、何度となく言っているのですが...
そんなわけで、今回お邪魔するのが、その銘仙の産地、伊勢崎の「伊勢崎市立境島小学校」ということで、喜んで出かけました。
当日は、晴天。
電車の中では、うとうとするどころか、うきうきしていました。
途中、「足利」なんて通ると、私の持っている銘仙の生まれたところだわ、とちょっとコウフン。
境町駅には、校長先生が出迎えてくださいました。
そして、車で学校へ行く途中、早速「島村観光」。
島村は、利根川で南北が分断されていて昔から渡し船があるのだそうです。
最近はモーターボート。橋も出来ています。
この船が通るところは、県道です、と校長先生の観光案内スタート。
学校までの道は、とってものどか。
美味しそうなネギ。
学校に到着したら、「この学校には、板垣退助も大江健三郎も来ています」と校長先生。
なんだかスゴイ小学校です。
江戸時代から蚕種(さんしゅ・蚕の卵)業で、そしてその後銘仙を中心とする織物業で大変栄えた村ということで、政治や文化に対する意識も高かったようです。
大正5年に制定されたという校章のデザインは、文字が繭(まゆ)で囲まれ、その周りは、くわの葉、間には蛾がいるという、この地域ならではのものです。
さすが、織物の産地、と感心しながら学校に入ったら、むむっ?!
先生、着物姿ではないですか?!
あれ??
あれ???
あれ????!!!
つづく。
昨夜京都に戻りました。
PCを持って出かけていたので、ブログは更新可能だったのですが、いろいろありすぎて追いつきませんでした。
少しずつ。
25日は、林光さんとのコンサート。
小中学校では、学校の先生に「主任制度」というのがあるそうです。
今回のコンサートは、「この制度は、民主的に話し合いをしてすすめている学校教育を壊すモノだ」として反対しておられる先生方が、この主任手当を個人的に受け取らず、それを拠出することで集まった資金で主催されたもの、だそうです。
主催は、葛飾区の女性の先生方。
子ども達、一般の方々にも還元し、そして自分たちも楽しむ、というお考えだそうで、今までジャンルにこだわらず、山下洋輔さんなどいろんなアーティストのコンサートを開催しておられます。
本番では、私自身も、林光さんとの2時間をたっぷり楽しみました。
午前中、浅草のパーカッション専門の楽器店
に行き購入したマレットが、たまたま会場の響きにぴったりで、気持ちよく使えたことは、ちょっとした幸せでした。
ブログの情報をご覧になって来てくださった方もありました。
ありがとうございました。
糸井重里さんからもお花が!
ありがとうございます!!
それで、ふと思ったのですが、糸井重里さんの吉本隆明さんに対する「気分」みたいなものと、私が林光さんのことを思っているそれは、ちょっと共通するところがあるかもしれません。
1992年から使っているシステム手帳が、カバンの中に、ない!
置き忘れ?!
ここにスケジュールもアドレスもすべてはいっているのでさすがにあせりました。
でも、奇跡的に見つかりました。
JR池袋の駅に届けてくださった親切な方、ありがとうございます。
お礼がしたくて届けてくださった方がどんな方かたずねたのですが「個人情報なので言えません」って。やっぱりお礼の気持ちは伝えたいです。
個人情報保護って、良し悪しです。
浦壁さんのピアノもゴキゲン。
明日は、林光さんとのデュオ!お近くの方は是非。
明日は、東京で26日本番のリハーサル。
急に決まった仕事で、ピアニスト選びが難航。
港さんは沖縄だし、鷹羽さんにもふられるしで、どうしようかと思っていたところにひらめいて!
「とても頼りになるピアニスト」と最近ソロの他伴奏でも大活躍されている浦壁信二さんにダメモトで連絡。
お引き受けくださいました!
「浦壁さんは、こんな方です」と説明したいところですが、私もCDを聴いたのと、噂を聞いたのと、この記事を見た、くらいの情報しかないので... http://psta.jp/topics/interview/index7.html
明日、お目にかかるのが、とても楽しみです。
高松のカフェで「あの島が桃太郎伝説で鬼が住んでいたところ、洞窟もあるんです」と教えてもらい、どうしても気になって、翌日、一人フェリーに乗って女木島まで行ってきました。
ほんとに、洞窟がありました。
自然ではなく、人の手で作られた跡が見られます。結構広いのですが、通路はせまくて、ややこしくて、迷子になりそうでした。
ホントに鬼がいたのは、ほほえましかったです。
瀬戸内海をぐるりと見渡せる頂上。曇り空も幻想的、と負け惜しみ(笑)
「なにもない」と聞いていたので、3時間くらいぼけっとして戻るつもりが、日が差さないので寒い。のんびりできる施設も、当然、ない。
ここで風邪をひくわけにはいかないので、退散。
のどかなバスにのって、フェリー乗り場まで下りました。
で、予定を変更して、帰りには、以前から一度行ってみたかった「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」まで足を伸ばしました。
来週は、東京での演奏会の翌日、群馬県伊勢崎市の小学校を会場にコンサートです。
校長先生からスケジュール表が届きました。
演奏会の後「市内視察」のスケジュールも。
・島村渡船、大型養蚕農家 他
・おきりこみ試食
・伊勢崎銘仙見学
だそうです。
「担当:校長」と書かれていましたので、校長先生がご案内くださるのでしょうか。
楽しそうな校長先生で、お目にかかるのが楽しみです。
今日は、徳島から高松に電車移動。
読書のはずが、熟睡。
以前、この製作所を通じて知り合いになった、広告代理店にお勤めの香川在住ナカザワさんがかわいい愛車で駅まで迎えに来てくださり、おうどんやさんに連れて行ってくださいました。
「上原屋本店」 地元でも評判のいいお店なのだそうです。
その後はオススメのカフェ、
古い建物をリノベーションした建物群「北浜alley」
にあるお店「umie」へ案内してくださいました。
こだわりの椅子や本がいっぱい。
深く沈むソファーの席に陣取って窓から幸せな青空を見ながら、
ホット・ジンジャー。
気持ちのいい空間でゆっくりした後、ホールまで送っていただき、リハーサル、そして本番と無事に終わりました。
本日の主催者「コンサートかがわ」の事務局長西尾さん他みなさんにも、大変お世話になりました。
ありがとうございました!
2つの橋をわたって、
徳島に来ています。
そうか、高橋悠治の「橋をわたって」を演奏してもよかったな、と今頃考えているワタシです。
昨日は「市民コンサート徳島」という音楽鑑賞団体主催でのコンサート。
200名ほどの会員を中心に運営され、「例会」として年に6回ほどのコンサートを主催しておられます。当日は、楽屋のお世話や受付など全て会員の「運営担当」の方がしてくださいました。
楽屋には、会員の方のお庭に咲いているというお花が。
会場は、郷土文化会館、というまったりした?!名前ですが、立派なホール。
突然の寒波の中、足を運んでくださった音楽好きのみなさんだけあって、とても熱心に聴いてくださり、また打ち上げでは一人ずつ感想を聞かせてくださったりして楽しかったです。
これからの例会は、松山冴花さん(ヴァイオリン)若林顕(ピアノ)さんなどが続きます。
徳島の音楽好きのみなさん、是非「市民コンサート徳島」にご注目ください。
これから、高松に移動です。
お昼はしっかり讃岐うどんを食べて、コンサートに備える?!予定。
ここ数日は、19日徳島、20日高松でのコンサートで初めて演奏するモーツァルトのディベルティメントを集中的に練習しています。
オリジナルは弦楽四重奏のための作品。
今回演奏するのは、野田雅巳さんのマリンバとピアノのための編曲版。
今日は、ピアノの平林さんとリハーサル。原曲の弦のニュアンスなど音源を聴きながらスコアとにらめっこで、かなり勉強してきてくれたみたい。うれしい。
モーツァルトが16才の時に書いたこの名曲を弾いていると清清しい気分になります。むずかしい個所は多々あるのですが、それでも気分は、晴れやかです。
徳島への行きは、楽器運搬車に同乗しますが、あとは電車移動。車中の読書は、今度のフォーラムでご一緒させていただく、林真理子、山本淳子先生の御共著。
今日、手に入れたのですが、面白そうなので早く読みたい。でも、まだ暗譜が残っているので、ほんとに車中までお預けです。
見て見ぬふりも限界にきてました。
思い切ってハダカに。
昨夜、源氏物語関連のテレビ番組を見ながら4本、
そして今朝起きて4本。
160回ずつ巻いたマレット。
機械巻きのマレットも多いのですが、私は手巻きにこだわります。
最近は、柄が木で、長め重めのマレットが世界的な主流となりつつありますが、私の好みは基本的に籐の軽めのマレットです。絶滅する前に、買い占めておかないとなあ、と思っています。マリンバをはじめた時に買ってもらった36年前のマレットも、何度も巻き直してまだ現役です。子どものころ柄のはしっこをかじった歯型付き、です。
昨日のブログに一言書いたら反響がありました。
あんパン、その名も「六条御息所」を紹介します。
中は白餡そして黒糖飴のクラッシュがアクセント。
生霊になったという六条御息所は、この黒胡麻の生地で表現されているようです。
このお店には、他にもあんパン「藤壺」もあります。
一保堂のお抹茶と玉露粉を練り込んだ生地に中は丹波大納言の粒あん。光源氏の「ほろ苦く甘い禁断の恋」が表現されているそうです。
今日は、なんと新商品「末摘花」がありました。
末摘花って、あの不器量で有名な女性ですよね。
なるほど、さつまいもで表現しましたか。おいしそうです。
楽しいのでたまにいろんなパンも買いますが、基本的に私がいつもこのお店で買うのは「パン・ド・ミ」。牛乳、砂糖、バター、卵の入っていない食パンです。
何も入っていないパンは、ありそうでないのです。
ちなみに、バターのたっぷりはいったどっしり感のある食パンの名前は「葵」。「葵の上」からとったそうです。正室の風格、ですね。
こんな楽しいパン屋さんは、四条烏丸近くにある「ブランジェリー・マッシュ・キョウト」。
お近くに行かれた際には立ち寄ってみてください。
目印は赤い看板。
火曜と第1、第2水曜日がお休みです。
演奏、ではないですが、12月にはこんなフォーラムにパネラーとして出席します。
『女性の品格』が話題になった板東眞理子さんの基調講演の後のパネル・ディスカッション。
パネラーは、『和楽』(小学館)で源氏物語の連載をスタートされた林真理子さん、『源氏物語の時代〜一条天皇と后たちのものがたり』でサントリー学芸賞を受賞されている平安文学研究者の山本敦子さん、そして池坊時期家元の池坊由紀さんと、強力なメンバーです。
そういえば、うちの近所のパン屋に「六条御息所」という名のあんパンが売ってます...
源氏物語千年紀記念 女性フォーラム
~今を輝く女性から未来(あす)を生きる貴女(あなた)へ~
●趣 旨
「源氏物語」は、作者 紫式部自身の「生き方」や「女性のあり方」に対する思いが、多くの登場人物に描写され、それが、現在の「女性の生き方」などに通じるものがあると思われる。
現在、各界でご活躍の女性から、仕事に対する思いやさまざまな悩み・苦労などを語り合っていただき、源氏物語千年紀委員会主催事業としては最後の事業であり、次の世代を担う女性たちへメッセージを発信することを目的に、女性フォーラムを開催する。
● 主 催
源氏物語千年紀委員会
● 共 催
NHK京都放送局、京都新聞社
● 日 時
平成20年12月14日(日)午後1時~4時(予定)
● 場 所
シルクホール(京都市下京区四条通室町西入 京都産業会館8階)
● 内 容
基調講演「王朝のキャリアウーマンたち」
坂東眞理子(昭和女子大学学長)
パネルディスカッション
「今を輝く女性から未来(あす)を生きる貴女(あなた)へ」
パネラー
池坊由紀(華道家元池坊 次期家元)
通崎睦美(マリンバ奏者)
林真理子(作 家)
山本淳子(京都学園大学教授)
コーディネーター
上田耕滋(京都新聞社事業局長)
● 定 員 700名(事前申込み、先着順)
● 参加費 無料
● 申込み方法 はがき又はFAXでの申込み。
①女性フォーラム参加希望 ②郵便番号 ③住所 ④氏名(ふりがな)⑤連絡先(電話、FAX)を記入すること。
● 申込み・問合せ先
源氏物語千年紀委員会
〒602-0878 京都市上京区高島町335
電話 075-231-2008 FAX 075-231-2009
昨日は、練馬でリハーサル。
練馬には、私が使っている楽器のメーカー「こおろぎ社」のショールーム兼スタジオがあるので、ここに来ると、いつも使っているのと同じ楽器で練習ができるのです。広いスペースもあるので、少し大きな編成のアンサンブルも可能です。
看板は、マリンバの鍵盤です。
ここへ来たときは、あまり時間のないことが多いので、駅前の小島米店のおにぎりで食事をすませます。
池田逸子さんに教えてもらったのですが、コンビニのおにぎりとそんなに変わらない値段で、かなり贅沢感が味わえます。なんといっても海苔の香りがおにぎりらしい。 具材も豊富...といっても選ぶのはいつもスタンダードなところですが...やはり無添加は安心です。
それにしても、富士山が見事でした。
写真は、あんまり見事じゃないけれど。
寒くなってきました。
11月も半ばになろうとしています。
あっという間に12月になってしまいそうです。
今年の仕事納めは、12月27日奈良県桜井市でのクリニック。
私のオリジナル・エチュード(土肥寿美子作曲)を使ってレッスンをします。
初心者から歓迎です。
レッスン希望の方にはレッスンを、もちろん聴講のみもオッケーです。
興味のある方は是非ご参加ください。
以下、主催者に提出したチラシの原稿です。
自分が生徒を教える立場になった時「納得して使えるエチュードがない」と思ったことが始まりでした。京都在住の作曲家の土肥寿美子さんに依頼し、1992年から、初めてマレットを持つひとりの男の子、のために月に数曲、すすみ具合に応じて、エチュードを作曲してもらいました。どれもが5オクターヴの楽器で先生、すなわち私と連弾できるようになっています。(生徒は4オクターヴで練習可)そのうち中級者のためのものも並行して作るようになり、数えれば100曲近くの練習曲が出来上がりました。
今も、レッスンにはこのエチュードを使用しています。今回は、これらを使ってのクリニック。
習う立場の方にも、教える立場の方にも、新たなレッスンの楽しさを発見していただくきっかけとなればと思います。 通崎睦美
2008年12月27日(土)
13時〜16時半
「ザ マリンバ コネクション」第3回レクチャー
マリンバ・クリニック「レッスンを楽しもう」
講師:通崎睦美
桜井市まほろばセンター
第4研修室
受講料 一般 3500円(会員:3000円)
学生 2500円(会員:2000円)
主催 ザ マリンバ コネクション
お問い合わせ 事務局 0744-43-8582 (土家)
参加申し込み
氏名・住所・電話・メールアドレスを記入の上、
事務局まで。
●レッスン希望の方は「レッスン希望」と明記
FAX 0744−43−6532
t-mallet@kcn.ne.jp
関西テレビの番組審議委員をしているので、月に一度は審議会に出席します。 毎月、課題の番組を見て意見を述べるのですが、欠席の場合はレポートを提出せねばなりません。
出席していれば、場の雰囲気で言葉も選べますが、欠席のレポートは最後に皆さん(社長さん他経営陣、実際に番組を作られたプロデューサーさんなど)の前で読み上げられるので、幾分慎重になります。
でも「辛口派」で通っているので、気は楽です。(笑)
次回の審議会の日は東京で林光さんとリハの予定がはいっているので、欠席。
というわけで審議課題の「ありがとう、オカン」という関西テレビ放送開局25周年記念の2時間ドラマのDVDを見ました。
「里親家族」をテーマにした、なかなか泣かせる番組ですが、大竹しのぶを大阪のオカンに仕立てるのは、根本的にどうだろう...ジャニーズ系タレントと子役の名演技に差がありすぎるのはどうしたものか..とか思いながら...
さぁ、これから「作文」です。
以前、名調律師と紹介するつもりで撮った写真。
写真が、名調律師っぽくないので、
ブログに載せませんでした。(笑)
昨日の川畠さんとのコンサートのピアノ調律は、この名調律師中谷さんでしたので、こんどこそと思い写真を撮ってみましたが、やはり「フツウのおにいちゃん」にしか写りませんでした。(笑)
「名調律師」ではなく「売れっ子調律師」と紹介すれば、写真との相性がいいでしょうか。
ブレンデル(調律の精度にキビシイので有名なピアニスト)の調律もされる中谷さんですが、うちのおんぼろピアノの面倒もみてくださっています。
実を言えば、うちのピアノはおんぼろすぎて、腕のいい調律師さんでないと無理なのです...
もう15年ほどのおつきあい。最初に会った時から全然変わりません。
昨日のコンサートも無事終了。
曲間トーク、袖からの写真。
考えてみれば、誰かのリサイタルにゲスト、というのは久しぶりでした。
川畠さん、そして寺嶋さん。お二人とも大変活躍されている音楽家ですが、同じ舞台にいるとその魅力のヒミツがよくわかりました。
このプログラムは、来年3月22日、紀尾井ホール(東京)でも演奏します。
オマケ情報。
今回のコンサートの主催「京都音協」さんのコンサートシリーズで、12月20日、同じヒラサ・オフィスのアーティストである若林顕さんのピアノ・リサイタル「たった1人の第九」があります。
会場は、京都コンサートホール。あの、ベートーヴェンの第9をリストが編曲したという楽譜があるのです。まさに「たった一人の第九」です。ご興味のある方は、是非。
今日は、仕立て屋さん「メイク・ユー」宇多さんからの電話で一日が始まりました。
デザインから、生地の製作、そして縫製と、かなり急ぎのシゴトなので、いろんな工程でちょっとした事件がおこります。
時間も経費もたっぷりあれば、納得がいくまで時間をかけてサンプルを出せるのですが、今回の衣装製作はかなりの「突貫作業」で、考えられる最上のものを作らねばなりません。
今日の事件は「生地の寸法が足りない?!」
でも、宇多さんの親切で丁寧な対応、プラス機転を利かせていただいた結果、なんとか切り抜けられそうです。
主役イリスの生地も素敵な感じに仕上がってきましたが、色に少々問題が。
谷本さんが大学帰りに、チェックのため、寄ってくださいました。
午前0時過ぎ。
みんな働き者です。
って、ワタシが頼んだから来てくださったんですねえ...
今日は、見事に、一歩も外へ出ませんでした。
練習してました。
たった1分半の曲に、てこずってました....
ふぅ。なんとか、なりそうです。
と書くと、これで終わってしまいそうなのですが、
今日は楽しいお便りが舞い込んできました。
福島県郡山市でギャラリーをされている佐藤さんからの「お礼状」です。
以前、池田逸子さんの企画で福島のアサヒビール工場でコンサートをした際、池田さんがご紹介くださってからのおつきあいになります。
その佐藤さんから、先日「古典文学を学んでいる還暦前後の女性10名ほどで京都に行くので、おすすめのお店など紹介して欲しい」と頼まれたのです。
それって、京都検定よりむずかしい?!
せっかく東北から出てこられての京都の夜なら、やはり正統派懐石料理。
でも老舗有名店は紹介しなくても、ガイドブックにのっているし....
と悩んでご紹介したお店は「はな邑(はなむら)」。
京都の老舗料亭「菊乃井」に25年おられた板前さんが最近独立してはじめられたお店です。
とても喜んでくださって、ほっとしました!
このお便り。
切手が楽しく、6枚も踊っていました。
よく見るとどれも60年代のもの。
切手も、
そのレイアウトも素敵でした!
仕立て屋「メイク・ユー」の宇多さんが生地を取りに来てくださいました。
着用されるのが「オペラ歌手」のみなさんなので、
体型がさすが「オペラ歌手」!の方もいらっしゃいます。
「これ、ほんとかなあ」とか言いながら、サイズ表とにらめっこ。
普通仕立て屋さんは、身長とウエストとヒップがわかれば、おおよその仕立て寸法が割り出せるそうですが、今回はかなりむずかしいようです。
が、なんとかします!とのことです。
よろしくお願いします!
こけたところ大丈夫ですか、とご心配いただきありがとうございます。
大丈夫です!
大胆なすりきずも、ようやく治りそうな気配になってきました。
今日は、午前中谷本さんとイリスの衣装の打ち合わせ。
キョウトという名の登場人物の八掛や羽織の色を決めました。
この衣装... ああ見せたい!
本当はここに写真を載せたいのですが、オペラを観に来られる方のために、ヒミツにしておきます。
色を決めた後は、近所の着物屋で「村の洗濯娘10人分」の帯を調達。
これは少しくらい、いいかな。
色使いが見せ所なのでモノクロにしておきましょう。(笑)
帯を選ぶ谷本さんの図。
衣装の方も、ようやく、目処がついてきました。 午後は、1時から生徒のレッスン。
今月、東京で開催されるコンクール、
いよいよ差し迫って駆け込み寺?!
7時までノン・ストップ。
今からやっと、自分の練習です。