『ソデカガミ』救出作戦 その4

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その2で『ソデカガミ』 タイトルの由来について書きましたが、かなりの省略っぷり、でしたので、どうして谷本さんから「袖」というキーワードが出てきたか、の部分については、大阪成蹊大芸術学部のブログ14日付け「救出作戦その後のその後、」を是非ご一読ください。
当たり前の話しですが、デザインとは、文字や写真をいかに並べるかではなく、どんな「考え方」に基づいていかに並べるかということだと思います。デザインにおいて「考え方」というのはまさにこれから作るものの「土台」の部分。最近は「コンセプト」などと軽やかに言われ、みんなわかったような気になっていますが、どう並べるかの技術と同等、いやそれ以上に、この部分が大切なのだと思います。 

土台と言えば。銘仙は「斬新な図柄」と言われますが、これも、高度な染織技術、そして素材が「絹」であるという土台があってこそ冴えわたったということ。 
こんな図柄を見ているとついつい「技術や素材」の部分はとんでいってしまいますが... 
でも、そう考えれば、技術を振りかざさないところも銘仙の魅力ですね。
sodekagami_peke.jpg
救出作戦も16日正午まで。
おかげさまで順調に救出中。お友達などにもすすめていただければうれしいです。 

ところで、今回の救出作戦は、救出してくださった方に感謝をこめてのおまけつき販売となっております。
昨日「おまけ制作部隊」の隊長を谷本さんにお願いしました。
実は、当初自分で作るつもりだったのですが、ちょっといいこと、思いついたので(笑)
みなさん救出について真摯に考えてくださり「おまけに期待して申し込んだ」という方はこれまで一人もおられませんが、どうぞ、おまけにもご期待ください。
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2009年9月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
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