試演会
昨日、試演会、和やかに、無事終わりました。
大きなホールはあまりお客さんの顔が見えないので集中しやすいのですが、小さなスペースで演奏するのはお客さんの様子が感じ取れてしまうので、意外にむずかしいものです。
今回は、京響の首席打楽器奏者の奥村さんが顔を出してくださったこともあり、みんなちょっと緊張気味でした。
ですが、それぞれの成長ぶり、頼もしかったです。
恒例、聴きに来てくださったお客さんにお願いする、賞の授与。
「八田さん」が選んだ「八田賞」は、趣味でマリンバを習われている福井さんが受賞しました!昨年から随分上達されたことと、技術が向上しても初々しい楽しさを忘れていないことが、受賞理由、でした。
今回は、京芸の先輩、打楽器奏者の村上博美さんも聴きに来てくださいましたので「村上賞」も選んでいただきました。村上賞は、プロでも活躍するお姉ちゃんたちを押しのけて?!見事ミカちゃんが受賞。受賞理由は「8分の5拍子の楽しさが表現できていたことと、自分が演奏する曲の構造、拍子や調性のこと、をしっかりつかみ、みんなの前できちんと説明できたこと」でした。
ちなみに、八田賞の賞品は、昨年に引き続き「谷本さんちの梅干し・小瓶詰め」です。
「謎」だった、野田さんの演目「新春演芸〜ターリーの響き」ですが、これは、浅野哲哉著『インドを食べる』の一節、朗読とパーカッションのパフォーマンスでした。
野田さん、バッハは緊張で手が震えていましたが、こちらの方は生き生きとしていました。 (笑)
終了後、みんなで楽しく食事をして、そのあと、オトナは柳野へ。
最近クラシック音楽に、はまっている柳野さんへ、
「モーツァルトのコントルダンス」と「ラヴェルのクァルテット」と...など、注文してみると、見事にそんな味がするカクテルを作ってくださいました。
グラスは、もちろんその作品が作られた時代のモノ。と、一口にいいますが、モーツァルトは1700年代の人ですからね!
昨日は、みんなが来るので、とにかく掃除!からスタートした一日で、今朝は疲れ気味でしたが、托鉢のお坊さんの声に「ちゃんとしよ。」と思いました。