いと疾し。
昨日、夕食後になにげなくテレビをつけたら、NHKで由紀さおりと安田祥子さんが「仰げば尊し」を歌っておられました。
画面に歌詞が出ていたんですが「思えば いと疾(と)し この年月〜」
を見てびっくり。思わず、広辞苑に走りました。
みなさんはご存じだったでしょうか、「とし」という言葉。
私は、あまり考えず「いととし」は「愛おしい」というような意味合いだと思っていました。 「疾し」とは「すばやい、進みが早い、時期が早い」という意味なんですね。 「思えば いと疾し この年月〜」は 、歌の気分で言えば「思えば、あっという間の学生生活」、っていうような意味。
はぁ、知らずに歌っていました。小学校の卒業式。
もしや、と思って歌詞を調べてみれば、
最後のところ「いまこそ 別れめ いざさらば」。
この「いまこそ別れめ」は「わかれ目」じゃなくて、古典で習った、
係り結び、ですね。
「えっ、知らんかったん?当たり前やん」という方には恥ずかしいですが...私にとっては、新事実!!!でした。
それはそうと、4月17日(金)コア石響(東京・四ッ谷)にて田口ランディさんとの朗読×マリンバの会が決まりました。
詳細は、またお知らせします!