木琴の修理、そして。その2
押し入れの棚を支えるこの金具
既製品ではなく一つ一つ、黄瀬さんの手作りです。
押し入れの中で、この金具の取り付けてくださっているのは、川合さん。
本業は漆芸です。「木琴プロジェクト」では、平岡シロフォンの新しい台を製作する際、木枠の塗りを担当してくださいました。ちなみに、黄瀬さんは全体の設計からその他の細かい作業まで。
そんなわけで、川合さんもこの機会に「木琴を見に来てくださった」はずなのですが、施工のお手伝い。
見事に長細いケース
が押し入れ上部におさまりました。
そのすぐ下にも棚板を設置。
奥の方に物を入れると取り出しにくい、ということで、奥のもの用に、クルマがついた台まで作ってきてくださいました。
台には紐がついているので、ひっぱればするすると出てきます!
ここの金具ももちろん手作り。台が高くなると空間がもったいないので、埋め込み式になっています。金具の手作りと言われても、ふつうピンときませんが、鉄を溶接する、というのは黄瀬さんの日常?!、専門分野なのです。
その他、細かいところに気配りの技が満載。
おかげさまで、すっきりした押し入れになりました!
でも、まだこれだけでは、終わりません。(つづく)