つめ草音楽会2009
日曜日の音楽会。
会場ロビーにぽつんと不機嫌な様子の男の子。
「何してんの?」
「ぼく、人混みきらいやし」
そっか。
これだもんね。君の気持ちもわかる!
「どこから来たん?」
「奈良。でも、ぼくが来たかったんと、ちがう...。」
「そっか、それは気の毒やな」
「でも、ココにのってる歌は全部知ってるで」
「へえ〜そうなん?!」
(私の顔を見て)「何する人かも知ってるで」
「ほんまに?じゃあ、中で聴いてよ。一番前の特等席用意しよか?」
「一番前?!いや、ぼくは2年やし。」
「ごめん、それは失礼しました。」
「....う〜ん、ここで、聴いてるわ」
彼がどんな風に聴いて、どう思ったか、是非感想を聞きたかったのですが、終演後「聴いてくれた?」と尋ねたら「知らん」と言われました。なかなか素敵な坊やだったので、また会いたいです。(笑)
たくさんの子ども達、楽しんでくれた様子でした。
毎年、この音楽会に林光さんが「うた」を作曲されますが、今年は、アメリカ先住民の詩(金関寿夫訳詞)に曲をつけた「クリークのこもりうた」。マリンバ伴奏を想定して書かれたものでした!
私が一番楽しんだかも?!
前夜泊まりだったので、夜中2時前まで宴会兼リハーサル。
で、朝10時から本番ですからね...
林光さん、そしてみなさん、お疲れ様でした。