2009年6月アーカイブ
今日の本番では久しぶりにマリンバ・トリオ+スネアドラム(小太鼓)でラヴェルのボレロを演奏。
スネアは、村上博美さんにお願いしました。
「ひろちゃんとスネア」の図。
今からもう30年近く前、指揮者の佐渡裕さんがまだフルート専攻の芸大生で、指揮を始められて間もない頃の出来事。
佐渡裕指揮/芸大生を寄せ集めたオーケストラに打楽器奏者が足りないということで、なぜか中学生のワタシがエキストラにいきました。(笑)で、その時にご一緒させていただいたのが、この村上さん。村上さんと一緒にシゴトすると「やっぱり、芸大生はかっこいいなあ」と憧れた中学生の気分に戻ります。
ちなみに、この楽器のヘッドには本皮がはってあり、とても落ち着いた「よい音」がしました。
昨日は、大串先生の講演会での演奏とお話し。
前半だったので、先生のご講演につながるような和やかな選曲を、と考えて演奏しました。
45分はあっと言う間でした。
後半は、大串先生45年の研究生活を振り返ってのご講演。
先生は、京都芸大の教授になられる前はNHKに勤務、ハイビジョンの音声システムの開発などにたずさわっておられました。ご講演を聞きながら、多くの国際学会でも論文を発表してこられた研究者である先生が「入試に理科・数学はいらない京都芸大」に赴任され、学生の学力レベルにさぞかし驚かれたことだろう、と改めて思いました。(笑)もう、本当にお世話になりました。
昨夜は、懇親会にも参加させていただきましたが、理系の方ばかりに囲まれ、たいへん新鮮でした。
お互い、脳内の違う場所を使っているんだろうなあと、つくづく、思いました。
で、興味がわいてきて、わかりもしないのに「どんな研究をされているのですか」と尋ねて、いろいろなお話しを聞かせていただきました。(笑)楽しかったです。
多くの研究者が敬愛する大串先生!とのツーショット。
ご講演の最後、「今後の活動」のところで、ご執筆やご研究に加え「テニス」と書いておられました。
おちゃめ、なんです。(笑)
大串先生、これからもお元気でご活躍ください。
撮る撮る撮るの平野さん。
23日、無事男児をご出産。
おめでとうございます!
今日は、小百合ちゃん
小百合ちゃんと赤ちゃん。
えっ、小百合ちゃんは見えるけど、
赤ちゃんが見えないって?
はい。
ご紹介いたしましょう!
卓央くんです。
なんだか風格のある赤ちゃんです。
すくすく元気に育ってね。
漆の川合さんが、割れたカップの金継ぎを届けてくださると聞いたとたん、今度はなんとおぼんが見事に割れました。棚の上においていたのが、別のものをとる拍子にするりと落ちてきたそうです。
それにしても、タイミングよすぎます。
おぼんも、川合さんちに行きたかったのでしょうかねえ...
とりあえず、相談してみましょう。
数ヶ月前のこと。
この15年くらい毎日使っていたカップが家に帰ってきたら、割れていました...
特別に上等でもなんでもないものなのですが、ただただ愛着があり捨ててしまうにはしのびなかったので、漆芸の川合さんにお願いして金継ぎしていただくことにしました。
あぁ、それにしても、豪快に割れています。
今日、出来上がったとご連絡いただきました!
「割れて良かったぁ〜」くらいの気分になる金継ぎを、ということでお願いしています。
受け取るのが楽しみです。
港大尋さんは、かなり初期から、製作所製PC袋 ・赤唐草をご愛用くださっています。
カバンの中に放り込んで、いろんなところに連れて行っていただいているようです。
ありがとうございます。
「これ、ほんとにいいんだよ〜。うん、優れもの。」
と語る港大尋さん(笑)
9月28日いずみホール(大阪)でのランチタイムコンサート。
約800席のホールですが、あと50枚ほどで完売だそうです。
まだまだ先ですが、ご予定くださっている方、チケットご購入お急ぎください!
いずみホールチケットセンター 06-6944-1188
7月9日びわ湖ホールの方は、空席あり!です。
平日の午後ということで、フツウのお仕事の方はむずかしいかもしれませんが...
かなり面白いプログラムです。
是非お出かけください。
びわ湖ホールチケットセンター 077-523-7136
明日の本番の合わせで、昨日から港さんが来てくれています。
今日も引き続き、リハーサル。
ただいま開催中の戸矢崎さんの展覧会を見て、
「前衛都市モダニズムの京都展」に行きました。
その後、少しの時間つぶし。
おしゃれなカフェより、こういうところの方が落ち着きます。
腹筋を使って撮影。
なんだか、他人に思えません...
たぶん、デザイナーの西岡勉さんも展覧会の図録をデザインしながらそう思われたことでしょう。(笑)
23日から兵庫県立美術館で開催される
「躍動する魂のきらめき・日本の表現主義展」
に出品される
田村栄「人形と花柳はるみ」1928
花柳はるみさんは日本の映画女優第1号なのだそうです。
丁寧にマネキンに着付けられたアンティーク着物
床の間の掛け軸から、着物と帯、自らモデルをしてくださった写真が人気だった戸矢崎コーナー
お庭の緑によく映えた、山崎コーナー。
この子供用マネキンも、今回のための手作りでした。
ご来場くださったみなさん、ありがとうございました。
どれもこれも、片付けるとなると、あっという間です。
自立するように作られていた谷本さんの額は足を取り外す。
戸矢崎さん、写真はお持ち帰り。
で、会場の片付け終了後、ショップスペースに行ってみれば、今回でグッズが随分増えたので、通常モードに戻すと、展示場所が手狭になっていました。
どうしましょ、谷本さん。
スペースには限りがあるので、新たに棚を作るしかないかなぁ。
こんな時には...池上くんがおります!
ここにこうやって...
谷本さんのディレクションで池上くんのノートがうまっていきます。
うん、これでよし。
まかせた池上!(< 谷本さんの心の中)
数日後には、ディスプレイ用の新しい棚が出来ていると思います。
池上くん、どうぞよろしく!
今回ゆかたはマネキンが着用しておりましたが、明日以降はショップにて御試着も可能です。
帯が気になる方は、どうぞお手持ちのゆかたを持ってお越しになり、ゆっくり合わせてお選びください。
では、メテユンデのゆかたなど、引き続きよろしくお願いいたします!
チューリップの色違いを注文された方があり、
現在谷本さんが色違いを制作してくださっています。
スカートにしてもきれいな感じです。
顔映りを考えながら、まだ検討中。
さぁ、どこに落ち着くでしょうか。
通崎好み製作所展Ⅲ。
明日、17時で終了となります。
谷本さんのチューリップも待っていますので、是非観にいらしてください。
ちなみに、この谷本さんのチューリップのゆかた。
谷本さんのコメントを紹介します。
「チューリップのゆかたは実は通崎さんのお宅で見たマレットがモチーフになっています。色とりどりの毛糸でまかれたたくさんのマレットが並んでいる様子をチューリップが重なり並んでいる様に見立てています。ゆかたとして仕立てられることで軽やかに交錯するマレットが美しい音楽を奏でるかのように姿を変えてくれればと考えたものです。」
ただのチューリップではありませんでした!
今年のメテユンデのゆかたは、オーダーをいただいてからお仕立てしますので、お好みのサイズで仕上げることが出来ます。
今なら7月10日頃には完成、京都の祇園祭も間に合いますので、是非ご覧になってください。
大学院の修士論文(音響学)でお世話になった大串健吾先生が、日本音響学会功績賞を受賞されました。
大串先生おめでとうございます!
それで、今月の27日に先生の講演会があるのですが、その会で先生のご講演の前に、私が大串先生のご指導を受けどんな研究を行ったかなど、マリンバ演奏と合わせお話しさせていただくことになっています。
というわけで、1991年に書いた論文を引っ張り出してきて読み返しています。
けなげに(?!)こんな表を作製したりしていますね、わたし。
今なら誰もがパソコンを使って簡単に出来そうなことも、当時はまだまだワープロ主流の時代だったので、何かと苦労しました。
こういうのも分析しましたっけ。
論文のタイトルは、「マリンバ演奏におけるトレモロの個人差」!
どんな研究かといいますと...
「トレモロ奏法を用いた楽曲の一部を15人の演奏者に演奏させ、その演奏音についての心理評価実験をもとにKruskalの非計量的多次元尺度法による分析を行った。またトレモロの個人差を知るために物理分析を行いMDSの結果とあわせ考察した。」と書いてます。
で、分析方法は「SD法による各評定者の評価得点を、各演奏者、11の表現語ごとに合計し、それをもとにユークリッド距離行列を作成。次に距離行列をMDSで分析し、2次元の心理空間上に表現....」と続く。
これを書いた頃は「1000円もって八百屋に行き、トマトを3個買いました」くらいフツウに理解していたはずなのですが。おかしいなあ(笑)
10日の取材分、昨日の中日新聞に続いて今日は京都新聞にも掲載。
この記事を書いてくださった松田規久子さんは、15年以上前に一度私のことを取材してくださったことがあります。
今回は、その時以来の再開となりました。
その時というのは、コンサート紹介ではなく、人物の紹介記事で、松田さんによると、私が「こういうインタビューは初めてです」と初々しく(たぶん...)言ったとか。
こういうの、うれしいものです。
今日は、びわ湖の午後シリーズの取材で、びわ湖ホール御担当のお二人と共に、4社の記者の方が、順番にうちに来てくださいました。
ちょうど港さんから、この日の新曲のタイトルが届きました。
まだ、タイトルだけですけれど。(笑)
どんな曲になるのか、楽しみです。
ロバートの薔薇/Robert's rose
ムッシュ・クロードの野性のパンジー/Pensée sauvage de M.Claude
フランク氏の向日葵/Mr.Frank's sunflower
昨日は、製作所展関連企画のコンサートでした。
一時展示物を撤収して、コンサート会場に早変わり。
なごやかな「家庭音楽会」といった雰囲気のコンサートになりました。
ご来聴くださったみなさん、ありがとうございました。
残念ながら定員いっぱいでお越しいただけなかった方々には、申し訳ありませんでした。私も残念でした。次回是非、よろしくお願いいたします!
ところで、ひとつ、かなりの失敗がありました。
プログラムにベートーヴェンとモーツァルトの名前を書き間違えたことです。
この間違いは「どうしてそんなことを間違えたのか、自分でも全くわからない」といった間違いで、これぞ「間違い中の間違い」でした。人の命にかかわることじゃなくてよかったですが、「事故」というのは、こういうことでおこるんだなあ、と反省しました。
昨日までの数日はシロフォンをメインに練習していましたが、今日からしばらくは、マリンバメイン。
コンサートの後、家に帰ってきた楽器を組み立ててケースを片付け、それぞれをベストの位置にもってくるのに、パズルのような移動。
さぁ、練習というまでに、結構時間がかかります...
- 出演情報
6月8日(月)19時
通崎睦美シロフォンコンサートちおん舎
本日の毎日新聞京都版の紙面。
製作所展を取り上げてくださいました。
週末でもあるし、会場に一人アルバイトを投入。
「絢ちゃん、お客さんの質問にも答えられるよう、勉強中」の図。
お疲れ様でした!
今日は、京都新聞の取材もありました。
ちょうど見に来てくれてた神戸芸工大卒業生のお二人が取材を受けました。
明日も賑わうといいな、と思います。
通崎好み製作所展Ⅲの開催に合わせて発表された新企画。
その名も「メロディーネーム」。
あなたの名前が音楽になります!
是非こちらのサイトをご覧ください。
製作所スタッフ一押しの新企画です。
お申し込みはいますぐ!(笑)
現在開催中の製作所展。
今日は、ちらっと顔を出しました。
ちょうど、戸矢崎さんの大学、神戸芸術工科大学ファッションデザイン科の学生さんが、神戸から着物を着て来てくれていました。
あっ、去年も来てくれたよね。
着こなしが、ワンランクアップしたような...
大学の授業でゆかたの課題が出ているのだそうです。
研究熱心にじっくり見てくれてました。
「戸矢崎先生の作品、ふむふむ。」の図。
帰り道、近所のレトロな散髪屋さんの前。
あじさいがきれいに咲いていました。
横で、
猫が何か言いたそう、でした。
メテユンデHPも更新されています。
ギャラリーのコーナーにたくさん写真が出ていますので、是非ご覧ください。
ゆかたショップコーナーもまもなく更新完了です。
谷本さんから、「シロツメクサ」についてのコメントが届きました。
ゆかた、帯/シロツメクサ(クローバー)
トランプシリーズのクローバー帯として考えていた時、葉は多種多様に図案化されるのに花の図案化をあまり見ない植物というのも面白いなと思いました。そこで花を中心に考えはじめたのですが、だれもがシロツメクサを編んだ経験を持っているということや、ガラスを守る緩衝材としてヨーロッパから日本にやってきた歴史など、いろいろにイメージが脹らみました。そこで、ゆかたのデザインとしてもこのシロツメクサをモチーフに絵を描きました。あやとりの糸がシンボルマークとなっているメテユンデにはぴったりのモチーフなのではと思ったからです。
ちなみにこのゆかたのモデルをお願いしたのはヨーロッパから日本画を学びにやってきているプリシラさん。
コレを読んでこんな写真があったことを思い出しました。
誰って?
ワタシです。
シロツメクサじゃなくて、アカツメクサ?レンゲ?かな。
とりあえず「アカツメクサを摘む少女」ということで(笑)
展覧会が無事スタートしました。
今日、展覧会に来てくれた友達がメールをくれました。
「都会の喧騒を離れて、京都の静かな佇まいで、ほっと一息できてよかったです。」
(ありがとうね、こっちゃん)
そういう雰囲気のところですので、みなさんもほっこりしに、是非お出かけください。
縁側でゆっくりしていただいても、オッケーです。
夕方はNHKのレポーターさんをレポート?!
最近のラジオ中継は、音声さんも同行せず、レポーターさん一人がやってきて、電話線をつないで、サクッと中継やっちゃうんですね。
随分手軽になりました。
展覧会を写真でレポート、と思って撮ってはみたのですが、来てくださる方にはお楽しみを残しておいた方がよいかと、玄関だけちらっ、にします。
6月2日より通崎好み製作所展Ⅲがはじまります。
今日は、搬入日。
これはよくある、搬入風景。
これはちょっとない、搬入風景。
どこに、何が展示されているのか。
通崎好み製作所展Ⅲ、是非お出かけください。
それから、2日のNHKラジオ第1放送(関西2府4県)『関西ラジオワイド』 午後4:05〜6:00
で、5時半頃から6〜7分間、通崎好み製作所展Ⅲの会場となる「ちおん舎」が取材されます。
生放送で、私も少し話しをすることになっています。
日付がかわってしまったけれど...「今日」は、朝から田中さんと8日コンサートの衣装パターンの最終確認。
お〜!
夕方には、ピアノの平林さんが来てくれて、練習。
最初にエレガントな曲から、と練習を始めたら、昨日から出したままになっていた工具が目に入り、
あまりの似合わなさに苦笑。
気がついたら、9時半になっていました。
その後は、アタマの中でコーディネイトしておいた明日搬入の展示用着物を準備。
ゆかたと一緒に展示するから、やっぱり夏物かな、と貝の柄の着物。
帯留めも貝、ね。
それから、この間手に入れたチューリップの銘仙はチューリップづくしでお披露目。
明日の搬入でお互い初めて見るもの、もあるので、楽しみです。