「音符の器シリーズ」の最近の日誌
音符のカップの新作「バッハのインヴェンション」が完成し、陶芸の近藤さんが届けてくださいました。
「アジアのうた」「紫檀の夢」「1935」に続き、このシリーズ第4弾となります。
野田さんの絵付けも手慣れたものです。
今回は、焼津のコンサートでの販売を依頼され製作したので、当日演奏するインヴェンションの1,2,8,14番の旋律が描かれています。
しかし、近藤さんも次田さんも、どのカップに、どの曲が書いてあるかわからない...(そりゃそうですね)ということで、こちらで、曲目を書き込んだシール貼りをします。
60個もあるので、
に手伝ってもらおうかな。
メールにて、「音符のカップは販売されないのですか」とお問い合わせいただきました。
販売してますよ!
ほら!!
これから、ショップページにニュースがあったときは、このブログでお知らせするようにしますね。
遠くアメリカより、お問い合わせいただき有り難うございました!
さて、このカップ、5種類。つまり5つの曲の楽譜の一部が書かれています。どれも、私のCD「1935」に収録されている曲です。制作者側は「1曲ずつ5客」を買ってくださる方があるかな、と想像していたのですが、ところがどっこい。
ショパンが好きなので「ノクターンを5客」とか、アマリリスがなつかしいので「アマリリスを2客」という風にご購入いただく方が続出。なるほど、そうか、です。
そんなわけで、上記の2曲は売り切れ、今あるのは「チャールダシュ」「金婚式」「しゃぼん玉」です。 写真にない在庫も少しですが、あるようです。1つずつ違うところが描かれておりますので、曲の部分やタッチにこだわりのある方は、
どうぞこのブログ右上の「ご感想・ご意見」のフォームからお気軽にお問い合わせください。
作曲家、野田雅巳さんと陶芸家の近藤あかねさんによるカップ。その名も『「1935」を聴きながら』。こちらも一部でかなりの話題。野田さんファンより、「とりあえず、買っといて!」という依頼も。しかし、これには通崎睦美さんのCD「1935」から「アマリリス」「しゃぼん玉」「ノクターン」「チャールダシュ」「金婚式」各曲の楽譜の部分が書かれているので、是非、ご自分でお選びください。楽譜の読める方は、お好きな一節、読めない人はそのレイアウトから、自分だけのカップを探してください。こちらも同じものはありませんので、お早めに。
(tanimoto)
今回展覧会で陶器の製作をしています近藤です。
制作過程をご報告します。
陶器の製作工程は
ロクロ成型→削り→素焼き→絵付け→釉かけ→本焼成と進めていきます。普段は一人でこの工程をしますが今回のカップの絵付けは作曲家の野田雅巳さんが担当!
野田さんはずーっと譜面に曲を書いてこられた方ですから楽譜が頭の中に入っていてサラサ~ラっと絵付けされます。
私はピアノは習っていました。が途中で挫折、、、簡単な楽譜なら読めますが野田さんのようにある程度のスピードで書くというのは出来ません。
ですからこの作業は作曲家のなせる業!!
絵付けをする時に勢いよく筆を走らせるには頭の中に図柄が入っているというのはとても大切な事で
それが野田さんは無意識に出来ておられるのです。
カッコイイ絵付けが出来ました。後は焼成のみです。
完成品は展覧会で見てくださいね!
(kondo)