「ノートパソコン風呂敷袋」の最近の日誌
港大尋さんは、かなり初期から、製作所製PC袋 ・赤唐草をご愛用くださっています。
カバンの中に放り込んで、いろんなところに連れて行っていただいているようです。
ありがとうございます。
「これ、ほんとにいいんだよ〜。うん、優れもの。」
と語る港大尋さん(笑)
「もうすぐ出来るので15分遅れる」と連絡があり「何がもうすぐできる?」と思いながら待っていたら、大きなカバンを抱えた田中さんが現れました。
全て見せると楽しくないので、ちらっと。
まずは、デジカメ・iPhoneのケース。
一番手前は、テキスタイル・アーティスト室田泉さんの布を使って製作したものです。
あと、新作のPC袋も夏用にきれいな色の麻ヴァージョン。
そして、新しいデザインの風呂敷バッグ。
はい、田中さんモデルね。
広げた時の形は、こんな感じです。
かなり大きいので、すいかも丸ごと入ります。
この手の部分を結びます。
そして肩にかけて歩きます!
いかがでしょうか。
田中さん他にもいろいろ、たくさん、製作お疲れ様でした!
と言いたいところですが、まだまだ続きます。(笑)
今日は、小物用の福助の織地もあがってきました。
色を変えると随分ポップになります。
これは、田中伝の、のりあきさんテイストです。
色のサンプルを渡して納得するまで何度もやり直すのもいいですが、一度おまかせで作っていただく、というのも何が出来てくるか楽しみなものです。
もちろん、どちらも息の合ったもの同士じゃないと、楽しくありませんが。
そんなわけで、田中さん。
引き続きよろしくお願いいたします。
海外の方にも人気の唐草柄PC袋。
通崎好み製作所展Ⅲにあわせて、新色が出ます。
>業務連絡。
縫製の田中さん、田中さん、田中英美さん。
生地入荷しましたので、早速よろしくお願いいたします。
久々登場、田中伝のノリアキさん。
縫製の田中さんも一緒に、なにやら開発中。
小物を作るのに、西陣織で生地から製作するなんて、なんとも贅沢な話しです。
いつも生地を買うお店に新着があると聞き、PC袋を縫製して下さっている田中英美さんと待ち合わせ。
いい生地!を仕入れました。
まずは、ドットとストライプを表裏に。
マッキントッシュの生地とブルーの麻。
すっごくきれいなピンクのシルクリネン。
今回は、PC袋の他に、最近別注が多い、PC付属品入れやデジカメ・ケースも登場予定。
それらの生地を探していたのですが、ストールにしてもよさそうな生地を見つけましたので、ついでに購入。私の分と、少し余分に買ってありますので、よろしければお揃いをどうぞ。 仕上がったら、またお知らせします。
とても軽い上質なシルク。
春先、襟元にくるくる、しなやかなてざわり。
仕上がりが楽しみです。
今日は、田中さんがPC袋、
秋の新作、納品の前に見せに来てくださいました。
いや、見せにというか...
お揃いの生地でまたシャツを縫ってもらったので、
それを届けに、というわけでした。
先日、生地を探しにいつもの生地屋さんへ行ったところ、いつも対応してくださる親切なお姉さんが、偶然バイト最後の日で。
以前から気になる存在で「友達になりたい!」と思っていたので、最後の日にはじめてゆっくりお話しすることができ、とてもラッキーでした。
それで、田中さんと3人で盛り上がり、シャツの分まで買ってしまったというわけです。
このお姉さんは、ワシオさん。
この日の取材?!によると、京都造形大を出た後、劇団四季で衣装の担当をされていたそうです。
すっかり仲良し気分になった気分で「ところで、これから何するの?」と、かなり立ち入った質問をすると「実家が江戸時代から続く米屋で...」と。
「それって、アノ仁王門のところの?!」
こういう時のワタシはなぜか勘がはたらくのです。
ピン!ときて、大当たりでした。
また楽しい展開がありそうな予感。
以前、朱色ウール地にパッチワークのパソコン袋(真下の写真)をお買い求め頂いた横浜のお客様の別注で承っていた付属品入れができあがりました。
付属品入れの大きさはパソコン袋の1/4〜1/3位でしょうか。
お客様とご相談し、着物の布地はパッチワークとしてではなく、裏地としてふたを開けた部分に使いました。紐はふたが開かないように巻いて結びます。
中は布地で三つに仕切られており、このように電源アダプター、マウス、CDなどがそれぞれの場所に納まるようになっています。パソコンの付属品以外にも小物、化粧品入れなど用途は多様。おしゃれに使い分けて頂く事ができます。
この付属品入れを見て、是非自分もと思われる方は生地の残があるものについては別注でお作りいたしますので、当方までお問い合わせ下さい。価格は4,800円(税込)です。
付属品入れの大きさはパソコン袋の1/4〜1/3位でしょうか。
お客様とご相談し、着物の布地はパッチワークとしてではなく、裏地としてふたを開けた部分に使いました。紐はふたが開かないように巻いて結びます。
中は布地で三つに仕切られており、このように電源アダプター、マウス、CDなどがそれぞれの場所に納まるようになっています。パソコンの付属品以外にも小物、化粧品入れなど用途は多様。おしゃれに使い分けて頂く事ができます。
この付属品入れを見て、是非自分もと思われる方は生地の残があるものについては別注でお作りいたしますので、当方までお問い合わせ下さい。価格は4,800円(税込)です。
(J-spirit)
昨日の毎日新聞の朝刊に現在開催中の「通崎好み製作所展 in MEDIA SHOP」がこのように大きく取り上げられました。やはり通崎さんとアーティストの方々が生み出したゆかた、帯、小物、ノートパソコン・ケースなどのデザイン性と「MEDIASHOP」という現代美術書籍の専門店という取り合わせに話題性があったのでしょう。ゆかたは仕立て上がりがほとんどで、直ぐに着用が可能です。「着付けが...?」という方には、14日に大西典子さんの着付け教室も現地で開催されますので、是非ご参加下さい。
会期は7月21日まで(営業時間は12:00から21:00)ですが、この記事を見て来場も多くなると思いますので、お早めにお出かけ下さい(写真程度の作品数しかございませんので)。仕立て上がり浴衣は19,800円(税込)です。
「通崎好み製作所展 in MEDIA SHOP」詳細はこちら
MEDIA SHOP HP&アクセスはこちら
(J-spirit)
お客様のご依頼から付属品入れの試作ができました。
見た目はパソコン袋とそっくりですね。確かにサイズ(W18.5cm x H17.0cm)が小さくなっているだけで作り方はほぼ同じです。
しかしながら、中は3つの袋に分かれており、マウス、電源アダプター、コードその他が納められるようになっています。完成までは微調整が必要ですが、オシャレで便利な優れものです。
上蓋真ん中に紐をつなぎ、こんな感じで紐を巻いて結んで閉じるようにしました。完成、販売までもう少々待ち頂きます様。
(J-spirit)
田中さんから「シャツとパンツが出来ました!」
と写真が届きました。
ん?
頼んだのはPC袋ではなかったでしょうか?!
って、もうこの製作所のノリをご存じの方は、ピンときますよね。
「シャツとパンツとPCの袋の親密な関係」については、通崎好み製作所展Ⅱにて、発表致します。
田中さん、追い込みよろしくお願します!
サンプルを見る、谷本さん。
もう少し絹の光沢が出るといいのにね、と。
早速、田中伝のノリアキさんに連絡。
もう少し太番手の糸を使うと光沢がでるので、
再度それを使ったサンプルを出してくださるとのこと。
ありがとうございます!
その後で、PC袋の打ち合わせ。
製作の小川さんから田中さんへの引き継ぎ。
問題なく終了!
その後は、また生地やさんに直行。
新たに、いい布を見つけました。
生地屋さんのお姉さんともすっかり顔なじみです。
ここで、業務連絡。
>ヤマザキノブコさん!!
例の布でのトートバック、製作可能になりましたので、
至急希望サイズ詳細を連絡してください。
「通崎好み製作所展2」 に向けて、新作PC袋の製作がスタートしました。 これまで製作してくださっていた小川雅代さんは、パリコレに合わせてパリに旅立つ!その前後の仕事でPC袋には手が回らなくなり、急遽、強力な助っ人登場。
田中英美さんです!
私のこの衣装(平野さんの写真で紹介します)
を作ってくださったデザイナーの方で、もうかれこれ15年くらいのおつきあいになります。
まずは「えっ、展覧会は28日からですか?!」と、ずっこけ
「いつものことですね...」とあきれながらも、
「通崎好みはだいたいわかっているつもり!」と心強いお言葉。
ありがとうございます!
次田さんのところで打ち合わせの後、その足で生地屋さんに直行。
真剣に生地を探して、
通崎好みを発見。
早速、製作スタートです。
ところで、生地屋さんでとてもきれいな麻の布を見つけました。
私が「これ素敵だけど、PC袋には薄すぎますよね」というと
「うん、ストールくらいかな」と田中さん。
ムフフ、と顔を見合わせ、決まり!
「通崎好みのストール」も製作することになりました。
どうぞお楽しみに。
相談しました。
3がおもしろそうだけれど、実際の使いやすさを考えるとどうかな。
2は、むずかしそうだけれど、製作は一番簡単なんですって。
でも、これだけ持つとかわいいけど、カバンの中にいれるとくしゃっとなっちゃいますね。
というわけで、1をベースに試作品をつくることになりました。
また、出来たら写真をアップします。
谷本さん、早速デザイン案を出して頂きありがとうございました。 3案ありますが、どれも素敵ですね。さすがです! 後は製作方法、使い勝手、コストなどを検討しなければいけませんね。所長、小川さん、ご検討宜しくお願いいたします。 (j-spirit)
plan1.パソコン袋小型版
plan2.折り紙巾着型
plan3.腹巻き型?
plan1.パソコン袋小型版
plan2.折り紙巾着型
plan3.腹巻き型?
(J-spirit)
谷本さんへ。
PC袋をご注文くださった方から、おそろいの生地で、付属品の電源アダプターとマウスを入れる袋も別注できないかとのご依頼があったようです。
巾着袋みたいなのがいいでしょうか。
でも、2つ一緒にいれると、中でカチャカチャいいますよねえ。ひとつずつの袋つくりましょうか?それとも、中で別れていた方がいいかなあ。
デザイン案、よろしくお願いいたします!
はじめまして、ジェイ・スピリットの次田です。
通崎さんには、いつもお世話になっております!
「通崎好み製作所」ブログは開設から毎日楽しく拝見しておりましたが、書き込むのはこれが初めてです。 1月の発表以来ご好評を頂いているパソコン袋がどのように作られているかを取材いたしましたので、数回に分けてご報告いたします。 実は多くの方から「あのどこにも縫い目が無く、奇麗に仕上がっているのはどうやって縫製しているの?」と質問を受けていました。その秘密も徐々に明らかになります!
今回は、通崎さんが選んだイタリア製ヴィンテージ生地(素材:絹/ヴィスコース)を、小川雅代さんがリバーシブルに仕立てるパソコン袋の製作過程を追いました。 このタイプは大好評で、ここでご紹介するこの受注品が最後の一つとなりました。なお、他のタイプでも、製作工程はほぼ同じですので、是非最後までご覧になってください。
1)裁断と芯地はり
先ず、お客様のお持ちのパソコンサイズに合わせて生地を裁断。パソコン分の厚みの取り方がむずかしいのですが、これには小川さん独自の方程式(これは企業秘密!)があり、パソコンのサイズを伝えれば、不思議と、ほど良い大きさに仕上がります。
下の写真は裁断された生地にアピコ芯という不職布の芯地を貼ったものです。この芯地を貼る事で美しい形が長持ちするわけですね。
仕上がりの美しさを保つ秘訣は、芯地をとにかく丁寧に貼ることだそうです。やわらかい生地ほど「よれ」が出やすいので慎重さが必要となります。小川さんの場合、この工程に30分をかけているそうです。
2)緩衝材の貼付け
完全防護とまではいきませんが、多少のショックには耐えられるように表地と裏地の間にアクリル系(遮熱効果あり)の綿を挟みます。先ず予め貼っておいた接着芯をはがし、接着剤が乗ったところに綿を乗せます。下の写真は接着芯をはがすところ。
そして下の写真はその上に綿を乗せるところです。
下の写真は綿の断面ですが、8mm位の厚みでしょうか。芯地が貼られているのはパソコンを入れる口にあたる部分でこれは補強のためです。 また緩くカーブしたミシン糸のラインが見えますが、これはパソコン本体を取り出しやすいようにと、こだわった口のカーブの部分です。カーブにすると、むずかしい仕事がひとつ増えるようですが、ここは機能とデザインを重視です。
次は生地と綿をひっくり返して上からアイロンで全体を押さえていきます。これによって、綿の厚みを約3mmにまで圧縮し適度な厚みに整えます。全てを均一な厚みにするのは、「アイロンの技」のように見えます。
そして必要のない綿の部分はハサミでカットします。
次の工程は「その2」でご報告いたします。
「その1」
「その2」
「その3」
通崎さんには、いつもお世話になっております!
「通崎好み製作所」ブログは開設から毎日楽しく拝見しておりましたが、書き込むのはこれが初めてです。 1月の発表以来ご好評を頂いているパソコン袋がどのように作られているかを取材いたしましたので、数回に分けてご報告いたします。 実は多くの方から「あのどこにも縫い目が無く、奇麗に仕上がっているのはどうやって縫製しているの?」と質問を受けていました。その秘密も徐々に明らかになります!
今回は、通崎さんが選んだイタリア製ヴィンテージ生地(素材:絹/ヴィスコース)を、小川雅代さんがリバーシブルに仕立てるパソコン袋の製作過程を追いました。 このタイプは大好評で、ここでご紹介するこの受注品が最後の一つとなりました。なお、他のタイプでも、製作工程はほぼ同じですので、是非最後までご覧になってください。
1)裁断と芯地はり
先ず、お客様のお持ちのパソコンサイズに合わせて生地を裁断。パソコン分の厚みの取り方がむずかしいのですが、これには小川さん独自の方程式(これは企業秘密!)があり、パソコンのサイズを伝えれば、不思議と、ほど良い大きさに仕上がります。
下の写真は裁断された生地にアピコ芯という不職布の芯地を貼ったものです。この芯地を貼る事で美しい形が長持ちするわけですね。
仕上がりの美しさを保つ秘訣は、芯地をとにかく丁寧に貼ることだそうです。やわらかい生地ほど「よれ」が出やすいので慎重さが必要となります。小川さんの場合、この工程に30分をかけているそうです。
2)緩衝材の貼付け
完全防護とまではいきませんが、多少のショックには耐えられるように表地と裏地の間にアクリル系(遮熱効果あり)の綿を挟みます。先ず予め貼っておいた接着芯をはがし、接着剤が乗ったところに綿を乗せます。下の写真は接着芯をはがすところ。
そして下の写真はその上に綿を乗せるところです。
下の写真は綿の断面ですが、8mm位の厚みでしょうか。芯地が貼られているのはパソコンを入れる口にあたる部分でこれは補強のためです。 また緩くカーブしたミシン糸のラインが見えますが、これはパソコン本体を取り出しやすいようにと、こだわった口のカーブの部分です。カーブにすると、むずかしい仕事がひとつ増えるようですが、ここは機能とデザインを重視です。
次は生地と綿をひっくり返して上からアイロンで全体を押さえていきます。これによって、綿の厚みを約3mmにまで圧縮し適度な厚みに整えます。全てを均一な厚みにするのは、「アイロンの技」のように見えます。
そして必要のない綿の部分はハサミでカットします。
次の工程は「その2」でご報告いたします。
「その1」
「その2」
「その3」
(J-spirit)
製作の秘密!を取材に来られました。
普段、小川雅代さんはご自宅で仕事されていますが、
今日は仮にうちの家業の仕事場で。
写真を撮って、ハナシを聞いて、次田さんお一人では大変そうなので、おせっかいな私は取材のお手伝いしました!
ミシンを使う小川さん
袋の中の芯にもこだわりがあります。
詳しくは、次田さんの報告をお待ちください。
今日のレセプションに来てくださったみなさま、有り難うございました。
早速、ご購入いただいてました、PC袋。
J-spirit内のショップにも掲載されましたので、是非ご覧下さい。
早速売れてしまっているので、受注生産、すでに少しお待たせするものもあります。
製作の小川さんは、風邪気味のようでしたが(働き過ぎ?)しっかり追加注文メモして帰ってくれました。テキスタイル・アーティスト室田氏のPCケースも一柄、完売しましたが「すぐに生地を作ります」と言ってくださいましたので、受注体制も万全かと思います。
こちらのブログでもいろいろお問い合わせいただいていた、ノートパソコン袋。いよいよお披露目です。通崎マークの刺繍も入っていい感じに仕上がっています。是非、お手に取って確かめてください。ただ、とりあえず製作されたものは只今、1〜2点しかありませんので、お好みの柄が選べるのは早いうちですよ。
(tanimoto)
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、早速PCケース製作の小川さんから連絡がはいりました。
やっぱり、みんな、元日から仕事ですね。
年末に、「アイディアは面白いけれど、ちょっと平坦なので、もう少し立体的に考えてみて」
とお願いしたおいたデザイン案。
いい感じで修正が入りました。
見て下さい。
上が第一案、下が修正案。
限りある布を有効に、とデザインを考えるのも、一仕事です。
裏地を選んだり、パイピング(縁取り)を考えたり、
仕上がるとまたひと味違ったものになると思います。
小川さん、ご苦労さま!
PCケース。
なにか、ピンときたらしく、
イタリア製ウールとアンティーク着物地の組み合わせ。
和か洋か、ちょっと中途半端じゃないですか。
小川さん、一言。
「やり直してきます」
ニタッと笑って帰って行きました。
期待してます。
よろしく!
谷本さんと、山崎さん、j-spiritの次田さんとで、展覧会に向けてのミーティングをしました。
そこで、受け取ったのが、リクエストしておいた室田泉さんの布。
(室田さんと谷本さんは、同じ大学の先生なのです)
これで、PCケースを作ります。かなりカッコイイのができそうです!
シンプルなのも、なかなかいいでしょ。
見た目は、かなり満足。通崎好み製作所の構成員、皆いつも、まずは「自画自賛」からのスタートです。
自分自身がうれしいものじゃないとね、ということで。
芯の質や縫製のちょっとした具合を再調整。念には念を入れて、次のサンプルを作る前に、やっぱり同じ布で条件をそろえ、2つめのサンプルを作ることにしました。
今回のサンプルはうちの父(何か名前をつけないといけませんね)が担当しましたが、ここからは、うちの家業「三つ巻縫房 通崎」の最若手、小川雅代さんを投入します。
小川さんは、モード学園を卒業して、舞台衣装やウエディングドレスなどの洋服を作っているのですが、ひょんなことで知り合い、ちょうど、アルバイトを探しているということだったので、うちにスカウトしました。毎朝9時出勤、午前中うちで風呂敷を縫う、三つ巻ミシンの仕事をしてくれています。それまでは、平均年齢約65才、だったうちの作業場も、小川さんが来てくれるようになり、活気づいています。
パソコンの袋、ということは、パソコンの洋服だよね。ということで、小川さん登場。
かなり凝ったことをやってくれると思います。
何せ、毎日うちに通ってきてくれるので、諸々連絡事もスムースです。
今日の仕事終わり、早速芯地を探しに出かける小川さんです。
PC袋サンプルが仕上がりました。カッコいいです。ご覧の通り、通崎セレクトのビンテージ生地によるもので、風呂敷タイプとはかなりイメージの違うものになりました。シャキッとスマートな感じもあって、ビジネスマンが持っていても良い感じではないでしょうか。3mm厚のフェルトが芯に入っているということで、かなりしっかりしています。もちろん縫製に関しては間違いなし。(さすが!)しかもリバーシブルにも出来ます。これは最もシンプルなタイプとして、この形状で進めたいと思っています。ボタン等の留め具も検討しましたが、これは選べるように別仕様にした方がよいのではないかと、判断しました。もちろんこれも新年の展覧会に展示します。是非、手に取ってご覧ください。続いて、着物生地使用バージョンも登場します。乞うご期待!
(tanimoto)
さきほど、まず、サンプル第一作が、ほぼ完成しました。
ボタンのこと等、最終の仕様について、ご相談したいので、すみません、タニモトさん、明日出勤前にでも、うちに寄っていただけませんでしょうか。
PCケース
「イタリア製のいい感じのウール」を見た目で買ってきたのですが、加工がしにくいようです。
持ち込み生地で誂えます、というのは、ちょっと大変かもしれませんね。
製作所の縫製班、まだがんばっています。
縫い目が見えないように工夫して、とか、いろいろ聞こえてきますが、製作中の撮影は、禁止だそうです。
谷本さん、お疲れ様です。明倫茶会の新作、楽しみです。
ところで、23日に向けてのマル秘の製作。「二木さん順調かしら」と考えながら歩いていたら、四条でばったり二木さんと会いました。よく、あるんです、こういうの。こんな出来事があったときは、上手く進むような気がします。
さて、出かけて買ってきたのは、ウールの生地です。PCに洋服を着せるような感覚でケースを作るとどうかな、ということで。60年代フランスのヴィンテージ、大きめボタンを合わせてみました。さて、上手く仕立てられるでしょうか。ボタンをかえると、随分印象が変わります。どっちがいいかな。
今日、ギャラリーギャラリーで行われている室田さんの展覧会を見てきました。
室田さんの布を使ったPCバッグもできるな、と、思いつきました。
その話をオーナーの川嶋啓子さんにしてみたら、「それはいい!」と大盛り上がりでした。
ギャラリーマロニエでやっている展覧会には、布の状態のモノがたくさんあるとうかがいましたので、
明日、見に行こうと思っています。
早速にありがとうございます。
相談した結果、2点の試作にとりかかることになりました。
まずはボタンのものを作ってみます。ボタンヴァージョンについては、ボタンホールは2つだけにして、あとの3つは飾りボタンにするということも考えられるので、まず、2つボタンのものを作る。そうすると、イメージもわくし、改善点も考えられると思います。洋服地だと、夏物と冬物でパソコンにも着替えていただく、ということになるかもしれませんね。
もうひとつは、着物生地使いのもの。これは、全体に使うと強度に問題が生じるかと思いますが、着物地をワンポイント使いにすれば、意外にうまくいくかもしれません。あるいは、裏打ちの方法など、強度に関する工夫。私は、白いMacBookを使っていますが、和風にするなら、こんな感じの布も似合うかなと思っています。昭和初期の着物地です。
ノートパソコン風呂敷袋、いろいろと反響を頂いているようです。生地に関するものと、仕様に関するものが多いのでしょうか。制作しようと投げかけた方でも、どこまでわがままを言っていいものやら、遠慮している部分もあったりします。
改めてデザインというほどでもないのですが、少しアイデアをお送りします。
●紐バージョンの他にボタンバージョンはどうでしょう?我々にはボタンのスペシャリスト戸矢崎さんがついているのですから。ちょっとコート風とか、シャツ風になったら、生地のイメージも拡がるのではないでしょうか。
●もう一つはやはり風呂敷イメージを大切にして、どーんと家紋を入れる。これはインクジェット出力などで、各自の家紋に対応してもらえれば嬉しい。もともと風呂に行く際に家紋の入った布で脱いだ着物を区別するのに使われていたのが風呂敷ですよね?。
●これはかなり難しいかもしれませんが、着物リサイクルバージョン。布が派手なら楽しそうです。
他にもアイデアがあればいただきたいですね。とにかくモニターさんでも募集しましょうか?
改めてデザインというほどでもないのですが、少しアイデアをお送りします。
●紐バージョンの他にボタンバージョンはどうでしょう?我々にはボタンのスペシャリスト戸矢崎さんがついているのですから。ちょっとコート風とか、シャツ風になったら、生地のイメージも拡がるのではないでしょうか。
●もう一つはやはり風呂敷イメージを大切にして、どーんと家紋を入れる。これはインクジェット出力などで、各自の家紋に対応してもらえれば嬉しい。もともと風呂に行く際に家紋の入った布で脱いだ着物を区別するのに使われていたのが風呂敷ですよね?。
●これはかなり難しいかもしれませんが、着物リサイクルバージョン。布が派手なら楽しそうです。
他にもアイデアがあればいただきたいですね。とにかくモニターさんでも募集しましょうか?
(tanimoto)
ブログがスタートして、何件かお問い合わせ、ご感想をいただいているのが、ノートパソコンの袋について。
赤い唐草柄の谷本さんのパソコン袋は、我が家で行った「メテユンデ」のミーティングの際、バッグにそのまま放り込まれた谷本さんのパソコンをみた父が「ケース、縫おうか」と、おせっかいに製作したもの。もう3年以上経つのでしょうか。
父曰く「アドリブで縫った」。アドリブって...
そんなわけで「製品化するなら、改めて谷本さんのデザインで製作したい」とのことです。
いくつかデザイン案をいただければ、現実的なものを見繕って、サンプルを作ります。
それから、ですね。
よろしくお願いします。
ノートパソコン風呂敷袋、できるのですか。そうですか。もう少し、もったいぶって頂いてもよかったのですが・・・、あっさりお返事されてしまいました。となれば、とりあえず一件、受注確定なのですが、値段も分からなければ、注文の様式もないということでは、我々の身内しか注文できませんから、そのあたりを整理する必要がありますね。他にも「違う生地で頼みたいけど、自分で生地は探せないし、」「やっぱり衝撃吸収素材は入れて欲しい」という意見もありましたから、このあたりも可能かどうかを検討していただいてからの本格生産になりますね。とりあえず現在、注文を希望されている方の制作から具体的な値段と仕上がりはアップしてもらいます。
(tanimoto)
一晩かかって、職人さんを説得しました。
うそです。すみません。
職人さん(=うちの父)は「いいよ」と言っております。
普段の仕事が終わってから夜なべ仕事(って言葉、昭和の風情ですね)でやりますので、大量に注文が来ればむずかしいですが。でも、まだその心配は、気が早いですね。
どちらにしても、一つづつの手作りですから、
かなり個別の注文にお応えすることができるのではないかと思います。
父の仕事は、風呂敷や袱紗などのはしっこをミシンで縫う「三つ巻ミシン縫製」です。
早速、細かいいろいろ、相談してみます。
ご意見、ご希望などもお聞かせください。
早速、友人からノートパソコン風呂敷袋(仮名)の問い合わせ。「あれって、自分の好きな柄でやってもらえるの?ポケット増やしたりもできるのかな?」いやいや、まだ生産出来るとも決まってないし、そこまではちょっと・・・。しかし、かなり盛り上がっているらしく、「お揃いでデジカメケースと、携帯入れも出来ないかな?あと、ポータブルハードディスクケースもあるしさあ・・・」と、しばらく続きます。もうそこまでつくりたいならと、とりあえず職人さんへの弟子入りを奨めておきました。どこまで、わがままが聞いてもらえるか分かりませんが、制作が実現するといいですね。
(tanimoto)
近頃の打ち合わせの必需品となったのがノートパソコン。製作所の打ち合わせでもメンバー全員がパソコンを持参なんてこともしばしば。先日、そんな打ち合わせの際に話題になったのが、ノートパソコンを入れるケースについて。「あんまりいいのがないよねー。みんな大差ないしねー。とりあえず今は低反発素材が主流じゃないの...」なんて会話の途中で僕が取り出したのがこのケース(袋?)。「なんだそりゃ?」と、皆さんいいリアクション。実はこれ、通崎さんのお誂え、風呂敷感覚のノートパソコン入れ。ほんとに風呂敷生地を重ねてあってかなり頑丈。しかも中にはマウスや電源をしまうポケット付き。僕はあえて風呂敷っぽい唐草にインパクト重視で赤にしてもらいました。毎回、初めての打ち合わせではかなり話題になります。結構「どこで作ってもらえるの?」の質問も多いのですが、その職人さんの迷惑になるといけないので、今までは秘密にしていました。でも、この通崎好み製作所ならば受注生産とか限定生産での販売を検討してみてもよいのではないでしょうか?いかがでしょう?所長。
(tanimoto)