こどものための木琴デイズ2 その2
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21日の弘法さんでこんな本を見つけました。
「手風琴流行歌曲集」、昭和10年の発行、お洒落な女性がHOHNER(?)の楽器を弾いています。
「手風琴」とは、アコーディオンのことです!
先日、「こどものための木琴デイズ」では、質問コーナーもありました。
その中で、「お琴じゃないのに、どうして木琴には琴がつくのですか」というなかなか答え甲斐のある質問をしてくれた子がいました。
アコーディオンは手で風を送るから、その昔「手風琴」と言ったのです。
明治以降に日本にやってきたピアノは「洋琴」、ヴァイオリンは「提琴」….
つまり「琴」は、日本で「楽器」というような意味に使ったのでしょう。
次第に、洋琴は「ピアノ」、提琴は「ヴァイオリン」と呼ばれるようになりますが、江戸時代から日本で親しまれていた「木琴」は「シロフォン」「ザイロフォン」の呼び方と併用で、今でも「木琴」が、一般的に使われていますね。
まあ、そんな説明をしました。
「ピアノと木琴はどう違うのですが」など、手強い質問もありましたが、なんとか笑顔で答えられました(笑)
そうそう、今回は、ゼロ歳児から入場可でしたが、一番前で声を上げて喜んでくれていた赤ちゃん。舞台に上がってもらいました。前に出てきてもずっとニコニコご機嫌で、みんな幸せな気分になりました!
舞台の上と言えば、午後の部で「どこで聴いてもいいよ、舞台の上もどうぞ」というと、小学生がぞろぞろと(笑)後ろから聴くのも楽しいね。
あと、運営面で初の試みが一つ。teketでの電子チケット発行です。QRコードを読み込んでの入場はスムーズだったようです。慣れないから… という方には、紙チケットをご用意しました。今回制作協力に入ってくれたオトギボックスの若者がなにかと段取りしてくれました。ありがとう。
会場内、メリーゴーランドKYOTOの絵本販売コーナーでは、店長鈴木潤さんの息子さん攝くんがお手伝いに来て、店番をしてくれました。
演奏も楽しんでくれたようで、なにより。
コンサートは大成功、だったかな。
ご来聴くださった皆様、演奏家、スタッフ他お世話になったみなさん、ありがとうございました。
今後も続けていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします!