幻のレコード
06
本日、日経新聞朝刊に書評が出ました!
毛利眞人さん著『幻のレコード 検閲と発禁の「昭和」』(講談社)です。
日経新聞は、プロムナードなど何度か書かせていただいていますが、書評は今回が初めてです。読売新聞読書委員の時は、自分で選んだ本を書評しましたが、日経は新聞社から依頼を受けて書く、というスタイル。
これまでに何冊も読んでいる毛利眞人さんのご本なので、もちろん喜んで!
本書で紹介される検閲担当者・小川近五郞という人物がなんともいい味を出しておりまして、私はすっかりファンになりました。
実は、音楽・レコード史家/音楽評論家である毛利さんには、拙著『木琴デイズ』を執筆中、SPレコードについて多くを教えていただきました。本書を読んでいると、尋ねたことからプラスαで情報をくださる毛利さんと小川近五郞がどこか、だぶってきました(笑)
レコードに興味がない方も、時代の色を感じながら、興味深く読めるのではないかと思います。お勧めです。
今月の月刊『清流』では「八百屋みどりなす」を紹介しています。
今の季節だと、大根が最高です!
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