曲目紹介など。
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3月も半ば、河津桜が咲き始めました。
今年上半期もあっという間に終わってしまいそうです。
5月31日の木琴デイズvol.20のプログラムは、かなり色々なジャンルの曲を詰め込んでいます。
例えば、今、NHKの朝ドラで放送中「ブギウギ」で草彅剛演じる羽鳥善一のモデルである服部良一の『夜来香』(イェライシャン)。もともとは中国の歌謡曲で、服部良一がそれを元に「夜来香幻想曲」を作ったそうですが、今回は、この平岡養一さんが使っておられた楽譜や平岡さんの演奏を参考にした、松園洋二さんアレンジの版で演奏します。
それにしても、当時の楽譜、可愛らしいですね!
また、「月光値千金」「煙が目に染みる」などのポップス。
そして、タンゴの名曲『ラ・クンパルシータ』は、野田雅巳さんのどこかピアソラを思わせるかっこいいアレンジで。
また、私が木琴を譲り受けるきっかけとなった紙恭輔『木琴協奏曲』も、オーケストラを呼んでくるわけにはいきませんが、西邑由記子さんのピアノリダクション版で演奏します。
戦争中に作曲、初演されたというイメージに反して、明るく軽やかな佳曲です。
ゲストのフルート・森本英希さんとは、ハイドン『音楽時計のための小品』など演奏します。まず、音楽時計って何?というところですが…
楽譜の表紙をみればわかっていただけるでしょうか。音楽が鳴る時計のための音楽、です。
それから、鷹羽弘晃さんの木琴独奏のための『木霊』(kodama)などなど。
メインには、平岡養一が日米交換船で持ち帰ったこちらの楽譜。
エネスク『ルーマニアン狂詩曲第一番』を演奏します。
20回記念で、何か….
そう!当日「木琴デイズクイズ」をお配りして、全問正解者の中から、何か…プレゼントする、なんていう企画を考えております。
是非、お出かけください!
その前に!
来週末は、こちら。
大和高田さざんかホールで、クァルテット・エクセルシオ(弦楽四重奏)とのコンサートです。
https://www.city.yamatotakada.nara.jp/sazankahall/eventannai_ticketjoho/kouen/7388.html
最近、なんでも値上がりしていますが、この大和高田さざんかホールのコンサートは、三井住友海上文化財団の助成で、一般1000円となっています。
木琴デイズのコンサートも、値上げナシで頑張っています!
普段のおかず、新ジャガ1袋150円を買ってきて炊いてみたりと、節約しております(笑)
最近体験したこと。
取材に訪れた京都市動物園の観覧車が意外と高くて怖かった(笑)
ゴリラさんとも会いました。
みんな、頑張って生きています。私もがんばろって思いました。