日記

『木琴デイズ』刊行記念トークイベント開催!

12月8日(日)15時より、東京堂書店神田神保町店6階・東京堂ホールにて『木琴デイズ』刊行記念、トーク・イベントが開催されることになりました!

「『木琴デイズ』に見る昭和の風景」と題してのトーク。お相手は『サンデー毎日』書評コーナーに『木琴デイズ』をとりあげてくださった、書評家・古本ライターの岡崎武志さんです。

当日は、この写真「平岡養一デビューリサイタル」(1928年/昭和3年)で使われた木琴と同型「スーパー・ライト・ウエイトNo.834」(ディーガン製)を持ち込み、少しですが演奏もする予定です。平岡さんの演奏スタイルの変遷を実演付きで説明できると楽しいかな、とも思っています。

入場料は、ドリンク付き800円。申し込み方法等の詳細は、東京堂書店のHPをご覧下さい。http://www.tokyodoshoten.co.jp/blog/?p=5574

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ちなみにこの写真は、帝国ホテルの演芸場。右から4人目は、平岡さんの親戚にあたる劇作家・小山内薫。その左の着物美人は、小山内の奥さん=平岡さんのお母さんの妹です。木琴の前に座る平岡養一の隣の外国人がピアニスト・ローゼンスタント、その隣の小さな女の子は『木琴デイズ』に六女・薫子として度々登場する平岡さんの妹。そのまた隣のおそろいのワンピースの女の子も、平岡さんの妹の梅子さん。101歳で現在もお元気です。

こんな小さな楽器でリサイタルを成功させ、1930年(昭和5年)アメリカに旅立った平岡さん(途中、かなり省略しています(笑)詳しくは『木琴デイズ』で!)。実際にこの楽器の音色を聴いて、昭和の初めの平岡さんのがんばりを思うと、泣けます。でも、この楽器、小さいけれど本当に上品でかわいらしい特別な音がするんです。是非、木琴の音色も楽しみに、お出かけ下さい。

取材はしたけれど、紙数の関係で書けなかったことなどなど、披露する予定です!

で、今回、はじめて岡崎さんとゆっくりお話しさせていただくということで、このところ、岡崎さん研究してます(笑)岡崎さんと言えば「古本」。御著書を拝読していると、おもしろくて次から次と買ってしまいました。もちろん、古本で(笑)岡崎さんの書いておられる古本収集の妙味は、古着収集と重なるところも多く、そんなお話しでも盛り上がれるかな、と思います。

ただいま両国のフリースペース「緑壱」(墨田区緑1-8-3 tel&fax:03-5624-9035)にて「岡崎武志挿絵展&岡崎武志一人古本市」開催中です!(月・火休・12時〜18時、会期は30日まで)

三井住友海上文化財団 地域住民のためのコンサート 通崎睦美の木琴日和
2/23(日) 13:30開場 / 14:00開演

通崎睦美コンサート with 青柳いづみこ
やぶ市民交流広場ホール
3/2(日) 13:30開場 / 14:00開演

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