小ざさの羊羹
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お花と葉っぱとろうそくで飾られた「羊羹」にナイフをいれているのは、三歳の私です。
三歳の誕生日は、ケーキでなく羊羹。「プレゼントは何がいい」と尋ねられ「梅干し!」と応えたというと、なんともウソっぽいだけに、この写真はなかなかの存在意義があります(笑)
「三つ子の魂百まで」と言いますが、私は三歳の頃からこんなキャラでした。なんだか楽しそうです…. う〜む。
2004年に上梓した拙著『通崎好み』(淡交社)にこれらの写真が載ってから、よく羊羹をいただくようになりました(笑)
先日頂戴した羊羹。
東京は、吉祥寺駅前の「小ざさ」というお店。この羊羹は一日限定150本、夜明け前から行列ができ、開店前に整理券が出払うほどの人気商品なのだそうです。
木炭を使った手練りの羊羹とのこと。こくがあるけれどあっさりとした味わい。やわらかくてとてもやさしいお味でした。3本いただいたので、1本はしばらく熟成させています!
再来月は、47歳の誕生日です。誰か「プレゼントは何がいい」と尋ねてくれないかな(笑)