日記

種谷睦子マリンバ65年の軌跡

昨夜は、大学受験の前後約五年ほど御世話になった、マリンバの恩師・種谷睦子先生、マリンバ人生65年を記念した演奏会を聴きに行ってきました。

パンフレット表紙の一部。

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先生と私は、同じひつじ年生まれ。二回り違いなので、年齢を計算しやすいです、47+24!!!

先生は、このお祝いのステージで、難曲バッハ「トッカータとフーガニ短調」、一柳慧「バラード〜チェロマリンバのための」に挑んでおられました。その若々しい精神に心から拍手をおくりました。

種谷睦子先生は、昨年一柳慧「マリンバ協奏曲」を委嘱初演されましたが、考えてみれば、平岡養一さんも、70歳で迎える木琴人生50周年演奏会のために伊福部昭さんに「木琴協奏曲」を委嘱されていました。いやはや、みなさんスゴイです。

ステージ上でのインタビュー。「長い演奏生活の中で一番辛かったこと」の答えが可笑しかった。「林光さんの新曲が、本番の2日半前まで届かなかったこと」!

先生はその時、「人間は寝ないと頭に入らない(覚えられない、だったかな)、脳の襞にはいってこない」ということを学習されたそうです。

現代音楽に関わるみなさんは、身につまされる話しですね(笑)

終演後、ご挨拶に行ったら「次は一緒に出てくれる?」とおっしゃいました。うれしいですね。「種谷睦子マリンバの軌跡」は、70年、75年、80年….と永遠に続いていくような気がします。

先生、これからも益々お元気で、ご活躍ください!

三井住友海上文化財団 地域住民のためのコンサート 通崎睦美の木琴日和
2/23(日) 13:30開場 / 14:00開演

通崎睦美コンサート with 青柳いづみこ
やぶ市民交流広場ホール
3/2(日) 13:30開場 / 14:00開演

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