大正時代の絵具
01
先週末、大津市「ながらの座・座」での展示とコンサートが無事に終わりました。
当初は、「コンサートの日に着物も展示してほしい」というご依頼だったので比較的気楽にかまえていたのですが、途中で「三周年記念のイヴェントなので一週間展示期間を設けて欲しい」というお話しになりました。コンサートの日だけなら壁に着物を吊るくらいでも成り立つのですが、500円なりとも入場料をいただいて展示だけを見せるとなると、そうもいきません。
で、結局いろいろと持ち込んでみていただくことになりました。
直近に東大阪市民文化センターで大きな展覧会がありましたので、展示品はかさなるところも多かったのですが、ケースや結界なしに間近で観ていただけたのはよかったかな、と思います。
例えば、こんな板戸にならべた大正〜昭和の文具達。
ブルドッグのクレヨン。
中を見ると、大正時代のものであることがわかります。
この絵の具も素敵ですね。
櫻木絵具について調べてみますと、こちらも大変歴史のある会社であることが分かりました。ご興味のある方は「サクラ・クレパス」HP内、下記を是非ご覧ください。
http://www.craypas.com/target/senior/colum/1205.php
ちょっと話がそれてしまいましたが、コンサートの方もたくさんの方がお越しくださいました。着物姿の方がちらほら見えたのもうれしかったです。余裕がなくて写真が撮れなかったので、聴きに来てくださったお客さまから送っていただいた終演後の一枚を。
こちらの木本さんとは、前回の展覧会のギャラリー・トークで知り合いました。ご主人は着物を着こなす整形外科医。HPも人気のようですので、腰痛でお悩みの方は、是非こちらをご覧ください。
子どもの頃学校で遠足の前に「無事、家に帰るまでが遠足です!」と注意されましたが、展覧会も「家で梱包を解いて破損がないか調べて片付けるところまでが展覧会です!」(笑)そんなわけで、無事に展覧会も終わりました。観に、聴きにきてくださったみなさん、お世話になったみなさん、ありがとうございました!
あっという間に10月。今月は大好きな小学校公演もあるのでうれしいなー。月末に演奏予定の新曲がまだ届きそうにないのはちょっと恐ろしいですが…。まあ、楽譜が届くまでは余裕です(笑)