アコーディオンのこと
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11月11日「今、甦る!木琴デイズvol.4」のゲストにきていただく「アコーディオン」について、勉強しております。
これまでにも何度か、アコーディオン界の至宝!御喜美江さんと共演させていただいていますが、演奏するだけなら音楽で通じ合う、というわけでそこまでの勉強はいりません。でも、今回は「木琴デイズ」に沿ってお話しながら進めるコンサート。アコーディオンが、木琴の時代とどのような関わりがあるか、漠然と考えていることの裏付けをきちんと見ておかなければなりません。
そこで、今回のゲスト、松原智美さんにお借りした本。これが大変興味深い!絶版とのことでしたが、手元に置いておきたいので古本を探して入手しました。
アコーディオンには、いろんな種類があります。全てきちんと把握しようと思うと、頭がクラクラします(笑)
今回2つの楽器の歴史を辿る中で「木琴とアコーディオンで奏でる昭和っぽい歌謡曲」を一曲、と思い、当摩泰久さんに古賀政男『丘を越えて』のアレンジをお願いしました。
図らずもこの曲は、ピアノ式アコーディオンがSP録音で使用された、日本最初の曲なのでした!1931(昭和6)年のことです。この時、アコーディオンを演奏したのはピアニスト。楽器を固定する人、蛇腹を動かす人、と数人がかりで楽器を操り、ピアニストはフツウにピアノを弾くように演奏したらしい(笑)
楽器の歴史って面白いですね。
もう一人のゲスト、リコーダーの本村さんとは、学校教育の器楽合奏といえばこれ!という『エーデルワイス』を西邑由記子さんの編曲で演奏します。
チケットは7月10日発売ですが、11月11日、是非手帳にチェックをお願いします!