アマリリス変奏曲!
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アサヒビールメセナのニューズレターでアサヒビール株式会社京滋統括支社広域支店支店長の義永綾子さんと対談させていただきました。
最近サントリーづいていた私ですが(笑)
7月29日は、アサヒビール本社ビル1階ロビーにて開催される、アサヒビールメセナ25周年記念特別企画・第121回アサヒビールロビーコンサート「隅田川木琴デイズ」出演いたします。光栄なことに、企画から担当させていただきました。
共演は、篳篥(ひちりき)・中村仁美さん、箏・西陽子さん、鍵盤ハーモニカ他・伊左治直さん、ピアノ・寺嶋陸也さんと多様な楽器の素晴らしい演奏家、作品を提供してくださる作曲家野田雅巳・神田佳子さんも含め、みなさんこれまでのロビーコンサートにつながりのある方々です。
私は、座奏用の木琴(1920年代製)、ディーガン社の大型木琴(1935年製)、アフリカのバラフォンに、現代のマリンバと、まさに「木琴時代」を見渡せる楽器を演奏します。
曲目について、少し紹介。
伊左治直「あなたの為に歌い、踊る」、野田雅巳「炎天」は、10年前のロビコンのために作曲された作品。今回は2015年版での演奏となります。篳篥・中村仁美さんとの共演は、その時以来で、とても楽しみです。
神田佳子「SとMのボレロ」は、S(三絃)とM(マリンバ)のために書かれたもので、三絃の高田和子さんと初演したのですが今回は、S(箏)とM(モッキン)に置き換えての演奏となります。
延岡民謡/野田雅巳編「ノベオカン・ダンス」は、アサヒビールメセナによって2005年宮崎県延岡市で開催された展覧会「通崎睦美選展〜通崎好み」の関連コンサートのために書かれた作品。延岡のみなさんがよくご存じの民謡「ばんば音頭」が元になっています。
かつて、いろんな地域のアサヒビール工場で演奏させていただきましたが、当時よく弾いていたピアソラ「オブリビオン」「天使の死」も演奏します。
そして、今回は寺嶋陸也さんによる新曲の初演があります。
私はこれまで、平岡養一の愛奏曲「アマリリス」(←みなさんご存じ、あの曲です)を題材に、いろんな作曲家の方に作品を書いていただいています。そのシリーズの最新作でもあります。今回は、アサヒビール株式会社の委嘱で、その名も「アマリリス変奏曲」。本日、譜面が届きました!
新曲の場合、難易度にかかわらず、頭を抱えたり、逃げ出したくなったり、闘争心がわいたり、まあいろいろするわけですが、今日は、朝からずっとニコニコしています(笑)いくら素敵な曲でも、弾くより聴きたいと思うことがありますが、これは弾きたい!
演奏会は、事前申し込み制。終演後、お気持ちに見合った入場料をいただくスタイルです。詳しくはこちらを。みなさん是非ご来聴ください!
http://www.asahibeer.co.jp/csr/philanthropy/art-cul/lobby_new.html