お薦め展覧会
08
もう、あと「金・土・日」で終わってしまいますが、京都駅の美術館「えき」で開催中「世界の巨匠たちが子どもだったころ」展が、とても面白いです。
「こども」をキーワードに展示されているので、国や技法がさまざま。単純にいろいろな絵が見られるというだけでも楽しいです。
クラシック音楽の世界でもそうですが、プロを目指す人達は15歳くらいからほとんど大人と同様。そういう点で考えると、とりわけ15歳以下の作品が興味深いです。まあ、子どもが切り口ではありますが、みなさん若い頃から成熟していますね。
デュフィ(13歳)『競馬場のギュギュスト』のポストカード。
チラシに名前が出ていませんが、美術好きの方には、アンフォルメルの画家・今井俊満(7歳)『二宮金次郎』(1935)など、うけそうです(笑)白髪一雄は14歳の時の地理のノートが出ていました。
日本人では、伊東深水、平山郁夫など日本画家の他、グラフィック系では横尾忠則、柳原良平、田中一光ら。洋画は、小出楢重から堂本尚郎、渡邊恂三まで!挙げるときりがないですが、田名網敬一(16歳)にも感心させられました。
洋画は、モネやピカソなどいわゆる有名どころの他、エゴン・シーレなんかも紹介されています。
お時間あれば、是非!