京都のフレンチ
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一時、京都はイタリア料理のお店が増えてフランス料理店が下火になっているように思いましたが、最近またフレンチが盛り返しているように思います。
「リョウリヤ・ステファン・パンテル」初体験。
安いわけではないけれど、決して高すぎない京都的価格設定。よそ行きのカジュアル、カジュアルなよそ行き、といったところでしょうか。料理のオリジナリティ。建物も含めた器やサーヴィス。料理に対しても、お客さんに対しても、誠実な雰囲気。人気のわけがわかりました。
フランス人シェフによる、まさに「京都のフレンチ」です。お皿、いくつか。
かなり強い、ホタルイカのスープ。カレー味!
お野菜も美味しかった。
魚。
肉。
お酒も素晴らしいものをおいてました。
なによりびっくりしたのは、数分前まで調理をしていたキッチンが、この通り美しいこと。コート・ドールのシェフ、斉須さんが書いておられた「掃除」を目の当たりにしました。みなさん動きよく、ささっと姿を消される当たり、まるでニンジャを見ているようでした(笑)