アール・ブリュットなど。
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あっ!
という間に1週間が経ちます。
日曜の読売書評には、こんな素敵な作品が掲載された、アール・ブリュット・コレクション編『日本のアールブリュット〜もうひとつの眼差し』を紹介しました。
西岡弘治「楽譜11」
英語では「アウトサイダー・アート」と訳されていますが、日本語では「アール・ブリュット」(生の芸術)と、多くの人にとって馴染みのないフランス語がそのまま使われていることもあり、その定義が曖昧になっています。また、美術関係者ではなく、福祉関係者がその発展を担ってきたことで、ある種、日本独自のアールブリュットが出来上がったともいえます。
そのあたりの事情は、この図録の解説からも知ることができます。
過去の書評は、1週遅れ、こんな形で読むことができるようです。
https://www.yomiuri.co.jp/life/book/review/20190115-OYT8T50038.html
https://www.yomiuri.co.jp/life/book/review/20190121-OYT8T50050.html
今週末は一回お休みで、来週分また書いておりますので、よろしくお願いいたします!
さて、日曜は、司馬遼太郎記念館でのコンサートでした。
ハイドンのソナタ(原曲:ピアノ・ソナタ50番)や松園洋二「鐘になったアマリリス」など新しいレパートリーから、お馴染みのカルメンなど。司馬遼太郎に関連した曲を、と考え、司馬遼太郎原作、NHKドラマ「坂の上の雲」の主題歌「スタンド・アローン」も弾きました。
満員のお客さまで気持ちよく演奏させていただきました。
で、面白いなあと思ったこと。
これまでもコンサートで「日経の連載読んでいます」などと声を掛けてくださる方がありましたが、昨日は「産経の連載読んでいます」と、切り抜きを持ってきてみせてくださる方が何人もいらっしゃいました。大阪の、産経新聞読者の傾向でしょうか。アピールの感じが大阪らしく、微笑ましく、とても嬉しく思いました。帰りに館長ご夫妻と。
そうそう、先日iPhoneを落として画面がバリバリに割れてしまいました。ちょうど機種変更しようと思っていたタイミングなので、まあいいのですが、手続きに行く時間がなく、応急処置にサランラップを巻いたままでiPhoneを使っています。ちょっと恥ずかしい….(笑)
明日は、鷲田清一さんと鼎談。さて、何を着て行こうかな。