平成時代
30
今日で平成が終わります。
22才で大学を卒業、まもなく52才になるので、平成時代を振り返ることは、自分自身の演奏活動30年を振り返ることでもあります。前半は「ソリスト」と呼ばれる「マリンバ奏者」になることを目指していましたが、平成の終わりには「木琴奏者」になっていました。
はじめてのエッセイを上梓したのが2002(平成14)年なので、平成後半は文章でもお仕事させていただいたことになります。
元号についてはいろいろ意見があるようですが、こうして何かを振り返るにはよい節目となりますね。普段は、西暦を使う派でありますが(笑)
昨日、平成最後の演奏会。そのリハーサル。
最近弾かなくなったマリンバを弾きました。
平成前半を共に過ごした?!ピアソラ「天使の死」。
さらっと弾いているリハーサル映像ですが。
演奏会では、欲張りにも、6種類の楽器を聴いていただきました。
搬入も大変でしたが、西本くんら、頑張ってくれました。
平成最後の演奏会は、私にとっても心に残るものでしたので、改めて産経新聞にコラムとして書きたいと思っています!
ところで、退位礼正殿の儀での安倍首相による国民代表の辞。
内容はさておき、パソコンで打った大きく読みやすい文字が、私には寂しくうつりました。
見えないところにも気を配り、礼を尽くす。
時間に追われていると、ついやり過ごしてしまうことも多いですが、大切にしていかないといけないな、と思いました。まあ、これはセンスの問題かもしれませんが(笑)
明日から始まる令和の時代。「令」のイメージ通り、麗しい時代になりますように。