石川九楊
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本日の読売新聞書評には、石川九楊著『石川九楊自伝図録 わが書を語る』(左右社)を書きました。左右社の本は、ほんとに装幀もかっこいい!
石川九楊の書と言えば、わたしにとってはこういうイメージ。
これは、「画」ではなく「書」なのです。
私自身、今の乱筆から想像もできませんが、子どもの頃はお習字に夢中で「5段」までもらいました(笑)
井上有一などはかなり身近な気分だし、なんといっても我が家の表札は「読めない」という苦情のある須田剋太。子どもの頃から「現代的な書」は見慣れているつもりですが、石川九楊はなんとなく敷居が高かった。
でも、この本を読んで、なにより石川九楊の「九」が「九頭竜川」の「九」だと知り、石川九楊的にいえば「作品を直視する上で、観念的障壁が下がった」!
音楽との共通点もたくさんあるので、是非音楽家のみなさんにも読んでもらいたいです。
石川九楊さんの著書といえば、先月『河東碧梧桐ー表現の永続革命』(文藝春秋)も出ていますね。
骨董屋の目録を見ていて、ああ、これいいなあ、と思っていたところでした。
さて、今日は、ものすご〜く久しぶりに姉と両親と4人で外食。
「鳳泉」へ。
春巻きから
いろいろを経て
最後のポテトまで、
美味しくいただきました!
上皇陛下は退位されましたが、同じ昭和8年生まれのうちの父は、仕事を再開しました。まあ、ぼちぼちですけれど(笑)
ああ、この間、こんなコラムを書きました!
https://www.sankei.com/west/news/191024/wst1910240004-n1.html